フカセ釣りならまかせろ!~後編~ 難しいの先の面白さ!フカセで五目釣り
釣りまか日誌
ロンブー亮の釣りならまかせろ!
今回は「フカセ釣りならまかせろ!~後編~難しいの先の面白さ!フカセ五目釣り」をお送りします。

前回、「全部自分でやってみよう!」をテーマに BiG Berry富士店 へ、
ウキフカセ釣りに必要な仕掛を買いにきた亮さん、安井まゆちゃん、アミ―ナちゃん、安達勇人くんの4人。

BiG Berry富士店 箕輪さんからアドバイスを受けながら必要なパーツを買い揃えていきます。

そして4人がやって来たのは、静岡県熱海市の 熱海港海釣り施設 です。

美しい風景の熱海港に、整備された釣り場が広がる初心者にもやさしい施設です。
はじめに、マルキユーインストラクター久保野孝太郎先生に仕掛作りを教えていただきました。

ウキフカセ釣りの仕掛はご覧のとおりです。

仕掛の作り方など、詳しくは 釣りまか日誌vol.61 で確認してくださいね。
続いてマキエ作りです。

■オキアミ1枚(3kg)※写真は2枚です。
■グレパワーVSP
グレの食いを高め、かつ持続させるフェロモン系特殊誘引剤配合。
トーナメントなどのハイレベルな釣りにも活用できます。
■アミパワーグレスペシャル
アミエビとオキアミ成分配合のハイパワータイプ。
着水直後からすばやく拡散して、集魚・摂餌効果が持続します。
はじめに解凍したオキアミを細かく砕き、配合エサ(1袋)をよくかき混ぜます。

そこに海水を入れ、固さを調整しながらかき混ぜます。

固さの目安は漬物のぬか床ぐらいです。緩くなりすぎないように注意しましょう。
付けエサはこちら

■くわせオキアミスーパーハード
食いのよさ、エサ持ちのよさを追求したハードタイプ。
身に弾力があり、しっかりしているので深いタナを狙う場合や、遠投時でも安心して使えます
■くわせオキアミスペシャル
食い込みが抜群のくわせ用オキアミ!
身がしっかりしているので、遠投時や深ダナ狙いにピッタリです。

付けエサのオキアミは尻尾を取り、ハリスが完全に隠れるようにセットします。
付けエサをハリに刺すときは、オキアミの方を動かしてつけるとスムーズにできます。
またなるべくコンパクトに付けるのがポイントです。


- 今回の使用タックル
-
ロッド/ alpha tackle マルチキャスター HI 1.5-540
リール/ tailwalk SPEAKY 3000HGX
ライン/ ナイロン 1.75号
リーダー/ フロロ1.5号
ウキフカセ釣りの基本ですが、
①はじめにマキエをまいてサカナを寄せます。

②そこに仕掛を投入します。
イラストのように付けエサがマキエの中に入るようにすること、また自然に漂うようにするのが大切です。
③アタリを待ちます。
④マキエが切れたらマキエを投入。また付けエサがちゃんと付いてるか時々確認しましょう。
開始早々、亮さんの竿が曲がる!


これはタカベでした。
きれいな色ですね。

勇人くんはアイゴ!
防波堤などの釣りでよく掛かって来るアイゴですが毒針があるので、絶対素手で触らないでください!

と、ここまでは好調だったのですが、このあと徐々に風が強まり、アタリも分かりづらい状況となってしまいます。

ここで久保野先生に、強風の時の釣り方をレクチャーしていただきました。

強風時、無駄に道糸を出していると風を受け、その結果、付けエサがマキエの中にうまく入らない場合があります。
こんな時は穂先を水面に向け、道糸をなるべく出さないようにしましょう。

すると風の影響が弱まり、マキエと同調させることができますよ!
一方亮さんはエサ取りに苦戦中!

微妙なアタリはあるものの、どうしても掛けられません!
でもエサはしっかりくわれています。
そこで手前にマキエをまいてエサ取りを寄せてから、沖目のポイントで本命のメジナを狙う作戦に変更!
さらにタナを深めにしてエサも小さく付けます。

さあー上手くいくでしょうか!
しばらくすると潮の流れが変わったのか徐々にアタリが出るようになります。

まゆちゃんはネンブツダイ3連発?

アミ―ナちゃんもネンブツダイ!
それでもはじめて釣ったサカナに大喜びです!

亮さんも作戦変更が功を奏したのか、かわいいイサキをゲット!
徐々に活性が高くなってきたこのタイミングでまゆちゃんが掛けた!

これまでとは明らかに違うヒキのようです。

やり取りの末、ついにまゆちゃん本命メジナを釣り上げた!
お見事です!
さあーここからチャンスタイム突入か!?

すると勇人くんの竿が大きな弧を描いてる!
こ、これは間違いなく大物だ!
勇人くんはこの大物を釣ることができるのか!
気になる続きは、オンエアー、YouTubeでご覧ください。
今回も安井まゆちゃんが、メジナとタカベを使って美味しい料理を作ってくれました。

「メジナのあぶり」
メジナの皮は強いので飾り包丁を入れてからバーナーであぶって氷塩水で締めました。
磯臭さはなく美味しかったです。

「メジナの漬け茶漬け」
残ったお刺身を漬けにして、翌日お茶漬けにしました!
個人的にはこれが一番好きでした!

「メジナの煮付け」
少し甘めに濃く味付けして磯臭さを無くしています!

「タカベのキムチ煮」
食べ応え充分!この寒い時期にはキムチ煮オススメです!
やっぱり自分で釣ったサカナを食べるのは最高の幸せですね!
みなさんもぜひトライしてみてください!

釣りまかから釣り人のみなさんへ
いつまでも釣りを楽しめる環境を一緒に守っていきましょう。