釣りまか日誌

ロンブー亮の釣りならまかせろ！
今回は福島ロケ第3弾！「福島県で幻の魚ヒメマス釣りならまかせろ！奧会津最後のマタギと釣る“1番美味しい淡水魚”⁉」をお送りします。

亮さん、安井まゆちゃん、綾瀬美悠ちゃん、安達勇人くんの4人がやって来たのは、福島県奧会津地方金山町にある沼沢湖です。

鮮やかな緑と澄んだ水。大自然に囲まれた沼沢湖は、日本ではめずらしいヒメマスが生息する湖です。
元々は火山の噴火によって造られたカルデラ湖で、周囲2Kmほどとこじんまりしています。
今回はここ沼沢湖で幻の魚といわれる、『釣り人憧れのヒメマス』を狙います。

先生は沼沢漁業協同組合鈴木茂組合長（左）と猪俣昭夫副組合長（右）です。
はじめに、ヒメマスとはどんな魚かをお聞きしました。

ヒメマスは紅鮭の子供で、一般的に知られる白鮭、銀鮭と並ぶ代表的な鮭の仲間です。
紅鮭は川で生まれ、海に降りて、成長した後に産卵のために生まれ育った川へと戻ってきます。
産卵期には体全体が鮮やかな真っ赤となる特徴があります。

これに対しヒメマスは海に降ることなく、生まれ育った湖沼などの淡水域で一生を過ごします。
日本でもここ沼沢湖のほかに、十和田湖、中禅寺湖、西湖など限られた湖沼でしか生息していない貴重な魚です。

亮さんたちは、まず3艇に分かれて先生オススメのポイントへ向かいます。

ヒメマスは、海釣り施設や堤防などでよく行われるサビキ釣りのスタイルが一般的です。
カゴに配合エサを詰め魚を集めて、疑似餌の付いたハリを食わせるというシンプルな仕掛で釣ります。

仕掛を水面から10メートルのところに置き、カゴを振ってアタリを待ちます。
さあーアタリは来るのでしょうか⁉

<使用タックル>
ロッド：alphatackle TRGR（トラギア） FOUR’S
モバイルロッドの弱点である強度の克服と、美しいロッドカーブを目指して開発された4ピース仕様のシリーズ。バス、トラウト、シーバスといったルアーフィッシングから、投げ釣り、ショアジグといった重量感のある釣りまで、全９アイテムを用意。様々なシーンで活躍してくれる1本です。

リール：tailwalk SPEKY
ワンランク上の軽やかな巻き心地と、耐久性を備えたテイルウォーク初のスピニングリール。
ブリ、マダイ、シーバスからバスなど、コンパクトサイズでありながら、様々なターゲットを狙えるコスパに優れた1台です！

みんなは一生懸命竿を振り、ヒメマスを寄せます。
ヒメマスが好む水温は10～13℃と低く、水温の低い早朝がチャンスタイムです。
また、ヒメマスは一か所に留まらず、群れで湖を泳ぎ回っています。
この湖のどこを回遊しているのか⁉ここは経験と勘が物を言いそうです。

一方、勇人くんはひとりでルアー釣り。スプーンでヒメマスを狙います。

中々アタリが出ない中、遠くの釣り人が何かを掛けたようです！
行ってみると…ヒメマスでした！

これでやる気がモリモリ出てきた4人！

すると猪俣先生に待望のアタリ！

しかし、これは「ハス」というゲストでした💦残念！

亮さんは、このあとフカセ釣りにも挑戦！しかし、全員アタリもなく終了！
流石幻の魚ヒメマス！そう簡単には釣らせてくれませんでした。

しかし、ここでうれしい出来事が！
なんと先程の釣り人からヒメマス3匹もおすそ分け！
ありがとうございます！これでヒメマスが食べられる！

船を降りてからは、早速ヒメマスを調理します。
まずは塩焼きから！今回は、前日に猪俣さんが釣ったヒメマスも特別に頂きました！

炭火でじっくり焼いて出来上がるまで1時間。
この間に猪俣先生にお話を聞きます。

実は猪俣先生、奧会津最後のマタギと言われ、現在でもその活動を行っているのです。

マタギとは、古くからの東北地方などで行われてきた伝統的な狩猟方法を守る猟師のことです。

猪俣さんからはマタギだからこそ知る、命と自然の尊さ、そして人間と自然の共生する大切さをお話ししていただきました。

お話を聞いているうちに、いよいよヒメマスが焼き上がったようです！

亮さんガブっと一口！これは美味い！美味すぎる！

まゆちゃん、美悠ちゃんもあまりのおいしさにビックリです！

そして、こちらは先程いただいたヒメマスのお刺身！
その美味しさは大間のマグロを超えている！とか…

うまい！口の中でとろけていきます！

ヒメマスらしい上質なあぶらが乗ってますよ！これはたまりません！

幻の魚ヒメマスを求めた沼沢湖での釣りと料理！いかがでしたか。
沼沢湖では、例年4月1日から9月30日までヒメマス釣りを楽しむことが出来ます。
ぜひお出かけください！なお、この続きは、OA、YouTubeでご覧くださいね。

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釣りまかから釣り人の皆さんへ！

いつまでも釣りを楽しめる環境を一緒に守っていきましょう。