Vol.242 なぶらが見えたら青物のチャンス!

ナブラを発見して亮さんたちテンション上がってますね!釣り人が海を見て“あっ、ナブラだ!”と声を上げたらそれはチャンスタイムのサイン!

“ナブラ”とは、小魚の群れが大型魚に追われて海面に逃げてきた状態のこと。その騒ぎに、上空から鳥たちも集まり、水面がざわつき始めるんです!海の中では、ブリやカンパチ、ワラサといった青物がベイト(小魚)を猛追中!イワシなどの小魚が水面近くまで追いつめられ、群れがバラけることで“ナブラ”が発生するんです!
つまり“ナブラ”は、青物が活発に捕食している証拠。釣り人にとってこれほど熱い瞬間はありません!この“ナブラ”が出たらすぐにキャスト!タイミングと位置取りが重要で、ベイトの進行方向を読みながら投げ込むと青物が釣れるチャンスです!

“ナブラ”を見つけた時の高揚感たまらないんですよね〜。ぜひ、実際の海でそのドキドキを味わってみてください!

ナブラが見えたら青物のチャンス!

Vol.241 知ればもっと楽しい、イカ釣りの秘密

ライトアップした夜の船釣り楽しそうですね!実はこの光、釣り人の手元を照らすだけでなく、大事な要素があるんです!実はこの光には魚を呼び寄せる「集魚効果」があるんです!

まず光に引き寄せられるのは、小さなプランクトン。それを狙って小魚たちが集まり、さらにその小魚を追ってターゲットのイカがやってくるこの光に釣られて海の中では食物連鎖が起きているんですね〜
イカは非常に目が良く、周囲の変化に敏感な生き物。暗い海の中で、光が差し込む場所は絶好の狩り場になります。つまり、釣り船の光は“ごはんの気配がする場所”としてイカにとってとても魅力的なんですね。

こうしてイカが集まってくるからこそ、夜のイカ釣りは面白くて、夢中になる人が多いんです。こういった生き物の習性を知ることで釣り方や場所を選ぶときっと釣果も上がりますよ!ぜひ皆さんも体験してみてください!

知ればもっと楽しい、イカ釣りの秘密

Vol.240 毒あり注意!似てるけど違うソウシハギ

亮さんが釣った魚はウスバハギと言って、カワハギの仲間なんです。この魚、なにより驚くのはそのサイズ。亮さんが釣ったウスバハギもかなりの大物に見えますが、最大で70cmを超えることもあるんですって…!大きさに反して、味もバツグン♪クセがなくて身はしっとり、薄造りや鍋にもぴったりな、“知る人ぞ知る、おいしい魚”なんですよ!

ただし、ひとつ注意が必要です!実はウスバハギによく似た“ソウシハギ”という魚は内臓に毒をもっているんです…。ウスバハギは体に模様はありませんが、ソウシハギには、点のような模様がいくつもあります。よく見れば違いははっきりしていますが、釣れて持ち帰りたい際には、しっかり見分けられる船長等に確認しましょう!

知っている人は知っている、“隠れたうまい魚”ウスバハギ。釣ったら、ぜひ一度味わってみてください!

毒あり注意!似てるけど違うウスバハギとソウシハギ

Vol.239 魚によってのアワセ方

釣り方説明中に釣っちゃうなおちん先生、流石ですね!なおちん先生が言っていたアワセですが、実はこのアワセ方、魚によって全然違うんです。
たとえば今回のマゴチ。見た目どおり、口がかたくてガッチリしているので、しっかり力を入れて、竿を大きく引いてあげるのがポイントなんです。逆に、アジやメバルみたいな魚は、口がやわらかいので、強く合わせすぎると口が切れて、逃げちゃうことも…

そういう時は、竿を少し立てたり、ゆっくりリールを巻いて、魚の重みや動きを感じとるようにアワセる、聞きアワセという方法がおすすめですよ!
また、タイラバという釣りはちょっと特殊でアタリが来ても、アワセずに我慢して巻き続けると、向こうから勝手にかかってくれたり、アワセることが“厳禁”な釣りもあったりするんですよ!魚種や釣り方でアワセ方も大きく変わってくるんですね

アワセ方を知ると、釣果も上がって釣りがもっと楽しくなりますよ!

アワセをマスターすれば釣果もUP!

Vol.238 環境に良いルアー

マダコ釣り楽しそうですね!今回亮さんたちは、タコエギという専用ルアーで釣りをしていますが、実はこの釣り、ルアーロストいわゆるルアーが岩などに引っかかり回収できないことがとても多い釣りなんです…
タコのいるポイントは海底の岩や障害物が多く、根掛かりがとても多いんです。根掛かりしたルアーを回収できないと、そのまま海に残ってしまうことに…
日本の海だけで年間およそ1,461万個、およそ365トンの残留ルアーが取り残されてしまっているそうです。残されたルアーは、プラスチックや金属でできているため自然分解には時間がかかり、時には数年、数十年、海中に残ってしまうことも。釣り糸やルアーが魚や海鳥に絡まってしまうということもあり、環境や生き物への影響が懸念されています。

こうした問題を解決するために、最近では環境に配慮した新しいタイプのルアーの開発も進んでいるんです!
たとえば、自然の中で分解される素材を使ったルアーや、環境に良い成分が溶け出すよう、工夫されたルアーなど、“釣りを楽しみながら自然も守る”アイデアが少しずつ形になってきているんですよ。

ルアーをなくさないように気をつけること。
選ぶときに、海にやさしいものを意識すること。
それだけでも、海の未来は守れますよ!

なくしちゃいけない、ルアーと海の未来

Vol.237 サーフ釣りのマナー・ルール

夏のサーフから狙うシロギス”は、ちょい投げでも十分楽しめるので初心者にもおすすめのターゲットです!
だけど、ちょっと待った〜!気をつけたいのは“夏の海水浴シーズン”。多くのサーフは、この時期海水浴場として開放されるため、釣りが禁止・制限されるエリアが多いんです!釣り針が残っていたり、仕掛けが流されたり…海水浴客のケガやトラブルにもつながる可能性があるため、シーズン中の釣りには十分な注意が必要です。
地域によっては、“釣りOKの時間帯や区画”が指定されている場所もありますが、基本的には海水浴客を見かけたら、その近辺での釣りは控えるようにしましょう!

シロギスは夏から秋の終わりかけまで釣れる魚なので、海水浴期間が終わる頃でもまだまだチャンスはありますよ!
みんなが気持ちよく夏を楽しむためにルールを守って、また秋にガンガン釣っちゃいましょう!

ルールを守れば、サーフはもっと楽しい!

Vol.236 釣り文化振興モデル港

亮さんたちがいる夕日桟橋は館山港にあり、その館山港は国土交通省が進める『釣り文化振興モデル港』として、2023年に関東で初めて認定された場所なんです!
※釣り文化振興モデル港:国交省が釣り人の安全・地方創生・観光促進を目指して指定する制度(2021年始動)
釣りを安心、安全に楽しめる場所として整備されていて、市や漁協、地元の方たちが協力して、“釣り文化を守る場所”を育てているんです。同様のモデル港は、全国にいくつかあり、北海道、宮城、長崎、鹿児島など全国で21港が指定を受け、全国的にも釣りの文化を守ろうとする動きが増えているんですね。

でも、どんなに設備が整っていてもマナーが守られなければ、その文化は続きません。たとえば、ゴミの放置、駐車トラブル、漁船とのトラブルや立入禁止区域での釣り。こういった行動で、釣り場の未来を壊してしまうこともあるんです

釣りをもっと身近に、心地よく。この取り組みは、“釣り人だけのもの”ではなく、地元の方や観光客など港を使うすべての人のための取り組みなんです。釣り人のマナーが、釣り文化の未来を守り、こういったモデル港が日本全国にどんどん増えていってほしいです!
みなさんも釣りをする際はルールやマナーを守り楽しく釣りをしましょうね!

安心・安全な釣り場を増やす取り組み。釣り文化振興モデル港

Vol.235 初心者でも川釣りを楽しめる!FISHPASSの魅力

前回紹介した川釣り専用アプリ「フィッシュパス」ですが、遊魚券を事前に買うだけでなく様々な機能があるんですよ!特に川釣り初心者の皆さんが陥るのがついつい釣りに夢中になってどんどん釣り場所を移動することってありますよね。

実は川には釣って良いエリアと釣ってはいけないエリアそう禁漁区があるんです。知らず知らずのうちに禁漁区に入ってしまってもフィッシュパスなら、位置情報をキャッチしすぐに「ここは釣ってはダメな禁漁区ですよ」って通知が来るんです。また、エリアによって、釣っていい魚やリリースしなければならない魚の情報も記載されているので悩まずに釣りに集中できます!

そして釣り人としてすごく気になる情報がこちら、水位がわかるんです!これをチェックしておけば一番良い状況で釣りができますよね。また注意や警報が発令されればこちらに表記されるので、安心して安全に川釣りを楽しめますよ。
現在北海道から鹿児島まで全国400以上の河川で利用でき、これからもどんどん増える予定です。今まで当日遊魚券を買おうと思ってもお店が空いていなくて、朝早くから釣りができないなんて悔しい思いをしたことが、フィッシュパスさえあれば全て解消。
これで朝日が昇ると釣りができるぞー!

ルールを守って川釣りを楽しめる!遊漁券購入アプリ

Vol.234 オイカワ 婚姻色

初夏を感じる清流での釣り、気持ちよさそうですね!
川釣りをしていると、たま〜に見かけるキラキラと青く輝く魚。あれ、オイカワっていう魚なんですが、実はあの色、婚姻色(こんいんしょく)って呼ばれる特別な姿でなんです。婚姻色とは、オスが繁殖期(はんしょくき)に入るときにだけ現れる特別な体の色のこと。

「メスにアピールするため」、「ライバルに対抗するため…」

つまり、“恋の勝負服”みたいなものですね。魚で言うと「タナゴ」も似たような性質が見られ、タナゴの婚姻色も綺麗ですよね。
魚以外にもたとえばフラミンゴ。あれは、ピンクが濃いほどモテるんです。あとニワトリのトサカも、繁殖期になると赤くなって主張が激しくなったり、生き物の世界では“派手=強い・魅力的”というサインなんですね。」

オイカワの婚姻色は、まさに芸術!背中は青く、ヒレはオレンジ、体の側面はまるでメタリックブルー。川の宝石って呼ばれるほどで、納得の美しさです。
この美しい姿、見られるのは5月の初夏から8月くらいまで。ぜひ近くの川に行って、光の中できらめくキラキラと青く輝くオイカワを釣ってみてください!もしくは、ぜひ近くの川に行って、川の中できらめくオイカワを釣ってみてください!

川にきらめく宝石 ~オイカワの婚姻色

Vol.233 シロアマダイ

めちゃくちゃレアだと言われているシロアマダイがいきなり釣れていますね!!アマダイ属にはアカアマダイ、シロアマダイ、キアマダイなど何種類か仲間がいるんですが、シロアマダイはその中でも比較的水深の浅い砂地に生息しているんです。

一般的なアマダイと呼ばれる、アカアマダイも高級魚で絶品なんですが、それよりさらに美味しいと言われるシロアマダイ!
シンプルにお刺身で食べても、もちろん美味しいんですが、ウロコ付きのまま高温でげるげという料理は、皮目はサクサク、身はフワフワで最高に美味しいんだそうですよ(食べたことある場合は「美味しいんです!」)

今回、理依奈ちゃん、心愛ちゃんが持ち帰って料理に挑戦するみたいです!どんな料理を作るのかな〜?楽しみです!

絶品シロアマダイ!
安達勇人

FISHING INFORMATION
コーナー担当:安達 勇人さん

声優・俳優・アーティスト・さらには、いばらき大使としてさまざまなシーンで活動中の安達勇人さん。
実は声優・俳優界きっての釣り好き!
番組エンディング曲 「変身」も担当中♪


安達勇人オフィシャルサイト
「ADACHI HOUSE」
https://adachiyuto.com/