釣りまか日誌

釣りまか日誌

ロンブー亮の釣りならまかせろ！
今回は「イカ祭りならまかせろ！チャンスで連発?釣れたてイカで絶品料理！」をお送りします！

前回マルイカ狙いで 三浦市小網代・大和丸 さんから出船した、亮さん、安井まゆちゃん、綾瀬美悠ちゃんの3人。

しかしマルイカのアタリは遠く、早々にスルメイカ・ヤリイカ狙いに変更！
ここで見事亮さんが船中1杯目のスルメイカをGETします！

そしてまゆちゃん、美悠ちゃんはイカ釣りの定番ゲストサバを釣りました?
このシーズンのサバは脂がのっていて美味しいですよ！
釣れたらすぐに締めてクーラーの氷水に入れて持ち帰りましょう。

今回も引き続きスルメイカ・ヤリイカを狙います！
先生は、なおちんことアルファタックルフィールドスタッフ井上直美さんです。

使用タックル

ロッド/ alphatackle アルファソニック ヤリイカ 170H
ロッド/ alphatackle ショートアーム GS 82 165H / 73 170H
リール/ alphatackle ポラリス iv500
ライン/ PE3号
リーダー/ 無し、またはフロロ8～10号
オモリ/ 120号～150号　※オモリの号数は必ず船長に確認しましょう。

alphatackle アルファソニック ヤリイカ 170H
超高感度形状記憶チタントップCTS搭載。
ピンク×イエローの穂先で小さなアタリを見逃しません。

alphatackle ポラリス iv500
手軽に電動リールの釣りをはじめたい方におススメ！より快適な操作性と電動リールに求められる高性能を両立したコストパフォーマンス抜群の電動リールです。

スルメイカ・ヤリイカの釣り方①
イカ釣りは仕掛を1番早く着底させることが釣果につながります。
船長の投入合図があったらすぐに４～５メートル先に投入しましょう。
この時、投入前に必ず仕掛の絡みがないか確認しましょう。
また投入時は穂先を上にあげることで仕掛が穂先に絡むトラブルを防げます。

スルメイカ・ヤリイカの釣り方②
投入後は穂先を真下に向けて落下速度を上げましょう。イカ釣りは着底が早いほど有利です。
またこのとき、糸の巻いてあるリールのスプールを親指で軽く押さえましょう（サミング）。
サミングすることで余分な糸も出ず、おまつり、リールトラブルも防げます。

スルメイカ・ヤリイカの釣り方③
仕掛が着底したら穂先を下に向けたまま糸ふけを取り、オモリの重さを感じながら1メートルほど巻き上げます。
続いて大きくシャクリます。この時イカが乗っているとイカの重みを感じます。
乗ったかどうか分からないときは穂先を上にあげた状態で穂先をよく見ましょう。
船の揺れとは違う穂先の動きがあればそれがアタリです。
乗っていなければそのまま素早くストンと落とします。素早く落とすことでイカ角が水中でよく動きそれが効果的な誘いになります。
シャクりを5回ほど繰り返しアタリがなければ20メートル巻き上げてまた落とします。（巻き落とし）
ヤリイカの場合、シャクリを少しやさしくするといいですよ！

今回の仕掛はイカ角をエダスに出すブランコ5本仕掛です。
仕掛にはイカ角に加え、コマセ角といわれる紅白のスッテを入れるとアピール力が高くなります！

イカ角は14cmを使いましたが、角はイのサイズに合わせて11cm、18cmも使います。
今回はスルメイカ・ヤリイカを同時に狙うので14cmを使いました。
一般的にはスルメイカ14cm～18cm 、ヤリイカ11cm～14cmを使います。

幹糸は少し太めのフロロカーボン8～10号がおすすめです。
多少太い方がおまつりなどのトラブルに強いです。エダスは6号10cmです。

さあーイカ釣りの基本をもう一度確認したところで釣りスタート！
すると開始早々、着底した仕掛の糸ふけを取っていた美悠ちゃんにはっきりとわかる重みが！
着乗りだ！
着乗りとは仕掛が底に着いたと同時にイカが乗ること！
イカ釣りでは1投目に乗ることが多いのです。着底直後は集中ですよ。

釣れたのはスルメカ！ 取り込みも落ち着いてできました！

さらに！
美悠ちゃんおまつりしながら念願のヤリイカGET！これはうれしい1杯ですね！

ここで井上先生から絶品スルメイカ船上干しの作り方を教えてもらいました。

船上干しの作り方①
イカを水管のある方を上にして、目と目の間の神経をハサミで切る。
足、頭が白くなったら締まった合図です。
包丁よりハサミの方が簡単・安全にできますよ！

船上干しの作り方②
胴を縦に切り開く。開いたら内臓、目、口を取り除き海水できれいに洗う。

船上干しの作り方③
竹串で吊るしたらあとは乾くのを待つだけ！これで船上干しの出来上がりです。
やってみれば意外に簡単ですよ。ぜひトライして釣り人の特権、船上干しを楽しんでください！
ちなみにヤリイカ、マルイカの船上干しの作り方も一緒です。こちらも美味しいです！

※イカ、特にスルメイカにはアニサキスという寄生虫がいるケースがあります。これを食べてしまうと激しい腹痛などを引き起こします。生で食べる時は注意しましょう。

釣りの方はこのあともスルメイカが釣れ続けます。井上先生もナイスサイズ！

その一方まだイカの姿を見ていないのがまゆちゃん……
一生懸命誘っていますが、途中でバラシたりと運がないようです。
そんなまゆちゃんに待望のアタリ！

それもこれまで以上に大きく竿が曲げられている。
一体なにが釣れたのか!? そしてこれがドラマのはじまりだった！
注目の続きはオンエアー、YouTubeでご覧ください。

船宿に戻った4人は、釣ったばかりの新鮮なイカを早速いただきます。

まずは旨み凝縮の船上干しから。
バナーで両面をあぶればあっという間に出来上がり！
これはたまりません！

続いてはヤリイカのお刺身。
イカの耳部分のエンペラを剥がし、手で皮をむきます。

そして内臓ごと頭と足と胴をはずしてよく洗います。

あとは好みの大きさに切れば完成です。

うまい！うますぎる!!
美味さ凝縮のスルメイカ船上干し、新鮮で甘みのあるヤリイカのお刺身にみんなも大喜びです！

そして今回もまゆちゃんが美味しい料理を作ってくれました。

スルメイカの塩辛とイカ飯。塩辛は船上で取り出し塩に漬けて持ち帰りました。
イカ飯はスルメイカの旨みがしみ込んで抜群の美味しさでした！

そしてこちらはゲストで釣れたサバをしめサバの棒寿司にしました。
サバはしめサバにして2日冷凍させています。
脂ものってとても美味しかったです！
みなさんも自分で釣ったサカナで美味しい料理を楽しんでみましょう。

釣りまかから釣り人のみなさんへ

いつまでも釣りを楽しめる環境を一緒に守っていきましょう。