釣りまか日誌

釣りまか日誌

ロンブー亮の釣りならまかせろ！
今回は「イカ釣りならまかせろ！狙うは３種!? トラブル続出イカ祭り！」をお送りします！

相模湾、東京湾の人気ターゲット、マルイカ！
亮さん、安井まゆちゃん、綾瀬美悠ちゃんの３人は一年中イカを狙う 三浦市小網代・大和丸 さんから釣って楽しい！食べておいしい！大人気のマルイカを狙います。

先生はアルファタックルフィールドスタッフ井上直美さんです。
井上先生はシーズンともなれば週海に出ているマルイカフリークなのですよ。

さて、番組ではじめてのマルイカにやる気満々の3人！ところがこの日は強い風が吹き、海も荒れているため出船できるか微妙な状況でした。そこで待機中にマルイカの仕掛を作ることにしました。

こちらがマルイカ用のスッテ（疑似餌）です。すごい種類ですね。

3人はまず先発スッテを決めていきます。
スッテには、サイズ、形、カラーなどたくさんの種類があって何を選んでいいのか迷っちゃいますね。
それでも3人はワイワイガヤガヤと、思いいに楽しくスッテを選びます。

マルイカはスッテを選ぶ！とよく言われます。
気に入ったスッテだと何度も乗ってきますが、興味のないスッテにはまったく反応してくれません。
ではマルイカが気に入ってくれるスッテをどうやって見つけるのか？ ここでスタート時のスッテ選びの基本をご紹介しましょう。

釣り開始直後は、ケイムラ（蛍光ムラサキ）をメインに、ピンク、グリーン、イエロー、複数カラーなどをまんべんなく入れてみましょう。
色々なカラーを入れることでその日の傾向をつかむことができます。

スッテには魚の形やエビの形などいろいろな形状があり大きさや太さも様々です。
大きさは形に関わらず長さ3.5cm～5cmぐらいのものがオススメです！
また釣れるイカのサイズに合わせて、スッテを小さくしたり大きくしたりするのも効果があります。

今回は各々5個のスッテを選びました。配置は同じ色が連続しないようにしましょう。
基本は下の方にケイムラやグリーンなど暗めや落ち着いた色、上に向かってイエローなどの明るい色を配置することが多いです。

釣れないときはどんどんスッテを替えてみましょう。
また釣れている人のッテは大切な情報です。何色のどんな形に乗っているのか?何番目のスッテに乗っているのか!?などしっかり確認して参考にしましょう。釣果に直結しますよ。
そして3人が選んだのがこちらのスッテです。（左が上となります）

みんな個性が出た配置をしていますね。
マルイカ仕掛はいろいろなパターンがありますが、今回は初心者にもススメの2～3cmほどエダスを出した直ブラ5本仕掛で、ゼロテンというオモリを底に置いた釣りにトライ！
ゼロテンはイカがスッテを抱いてくれる時間も長く、アタリも出やすい釣り方なんですよ。

と、スッテのセレクトも終わり準備も万端！あとは出船を待つだけとなりましたが…
強風のため出船中止が決定? 残念ですがロケも中止となってしまいました。

そしてこの2週間後、みんなの願いが届いたのかベタ凪、無風の絶好コンディションで出船できました。
しかしここでいやーな情報が…なんとマルイカが全く釣れていないと言うのです！
そこで協議の結果、急遽マルイカに加えヤリイカ、スルメイカも狙う作戦に変更します

まずはマルイカにチャレンジ！井上先生からマルイカの釣り方を教えてもらいました。

マルイカの釣り方①（釣り座のセッティング）
はじめに釣り座のセッティングです。

仕掛のスッテを入れる投入器はハンドルをまわす手の方、今回は右巻きなので右側に置きます。
そして1mほどのスペースを取って左側に竿受けを設置します。
※投入器の位置は船によりルールがある場合があります。必ず船長に確認しましょう。

マルイカの釣り方②（スッテの投入器の入れ方）
スッテを投入器に入れる時は仕掛によって入れ方が変わります。
直ブラ、ブランコの場合はカンナ（ハリ）を下向きに、直結の場合はカンナを上向きに入れます。
スッテは手前から入れていきますよ。

マルイカの釣り方③（投入）
船のスピードがゆっくりになって旋回を始めたらまもなく投入です。このタイミングで仕掛に絡みなどが無いか確認しましょう。
そして船長から投入合図があったらリールのクラッチを切って、素早くオモリを2～3mほど投げ入れましょう。
マルイカは一番速く落ちた仕掛によく反応します。穂先を真下に向けると落下速度が速くなりますよ。

マルイカの釣り方④（着底から誘い）
オモリが着底したら糸ふけを取って数秒アタリを見ます。
なければ一度しゃくって叩きという誘いを入れます。叩きは竿を5秒ほどシェイクしてスッテを小刻みに動かすことです。
叩いた後はピタッと穂先を止めてアタリを見ます。このシェイクと叩きのセットを5回ほどしたら一度10mほど巻き上げて再度落とします。あとはこの繰り返しです。

マルイカの釣り方⑤（アタリと取り込み）
マルイカのアタリはとても小さく繊細です。
穂先がクックッとしたりグウーと押さえ込まれたり、逆に穂先が浮き上がったりとさまざまですが、アタリそのものは数ミリしか出ません。
少しでも穂先に違和感感じたら積極的にアワセましょう。イカが掛かると重みを感じます。
ここから大切になるのは、掛かったらテンションを緩めず一定のスピードでリールを巻き上げること！
途中で巻くのを止めてしまったり、早く巻いたりするとバレてしまいます。
そしていよいよ取り込みです。
仕掛が水面に見えたら右手でスッテを持ち竿を置きます。そして左手で次のスッテの上15cmほどの所をつかみ右手でスッテを持って投入器に入れていきます。

一連の流れを教えてもらった亮さんたち。ここから実釣開始です。
ゼロテンは長く底にオモリを置いておくとお祭りの原因になってしまいます。5秒を目途にシャクりましょう。

マルイカ釣り経験者のまゆちゃん、美悠ちゃん。“叩いて止めて”がとってもスムーズです。

マルイカ初めての亮さんも小さなアタリを見逃さないよう真剣な表情です。

今回のタックル

ロッド/ alphatackle アルファソニック マルイカ 148MH / 145UL / 158XUL
ロッド/ alphatackle 海人 マルイカ 150M
リール/ tailwalk バサル CA73R / CA73L
リール/ tailwalk エラン SW LIGHT 73R
ライン/ PE0.8号
リーダー/ フロロ4号
オモリ/ 50号

alphatackle アルファソニック マルイカ 158XUL
超高感度の形状記憶チタン合金トップ採用のゼロテン専用モデル。
マルイカのわずかな触りを捉えながらもマルイカ穂先の弱点ともいえるブレを抑えた新時代の高バランス設計です。
叩きなどの操作性ともに乗り感に優れています。

tailwalk バサル CA73R / CA73L
パワー・レスポンス・軽量・手軽さを兼ね備えたコストパフォーマンスに優れたリールです。マルイカはじめ、バスやシーバスなどに最適です。

釣り開始から1時間……ここまでアタリはなく船上はどことなくドヨーンとした雰囲気が漂います。
そしてここから釣りものを変更してヤリイカ・スルメイカを狙うとになりました。

すると開始まもなくまゆちゃんにアタリ！

同時に美悠ちゃんにも何か掛かった！

そして亮さんにも！

一気に盛り上がる船上！いよいよイカ祭り開幕か!?
気になる続きは、オンエアー、Youtubeでご覧ください。

釣りまかから釣り人のみなさんへ

いつまでも釣りを楽しめる環境を一緒に守っていきましょう。