上半期業績見込み 製造業と非製造業で対照的な動き
県内企業の、今年度上半期の業績見込みは製造業と、非製造業で対照的な動きとなっていることがぶぎん地域経済研究所の調べで分かりました。
それによりますと今年度上半期の増収から減収が引いた売上高見込みは、前年同期と比較して増加とした企業と減少とした企業がいずれも30パーセントと同じ割合となりました。
一方、増益から減益を引いた経常利益の見込みは前年同期と比較して増加とした企業が28パーセントに対し減少とした企業が、33パーセントとなりました。
業種別にみると、製造業が減収・減益に対し、非製造業は増収・増益の見込みで、対照的な動きとなっています。
ぶぎん地域経済研究所によりますと、製造業を中心に米国の関税政策の影響を受けたためとみていますが、今後については、「多くの輸出品への関税率などが日米間で合意され、先行きに対する不透明感が後退し、県内企業の業況判断は持ち直している」としています。
