5月18日(月)のニュース

小児医療センター 第2回医療事故調査委員会

 県立小児医療センターで白血病患者が、抗がん剤の髄腔(ずいくう)内注射後に神経症状を発症し、1人が死亡、2人が意識不明の重体となっている問題で、外部の専門家などによる2回目の医療事故調査委員会が開かれました。

 これまでの調査で、重篤な神経症状を発症した3つの症例について、原因は、髄腔(ずいくう)内注射では使用されない別の薬液で、神経障害を起こしやすい「ビンクリスチン」の混入と特定されています。

 委員会の冒頭で病院側から、髄液からビンクリスチンが検出されなかった2例についても異物混入の可能性を否定できないとの報告が有り、ビンクリスチンが検出された3つの症例とあわせて、より強固な再発防止策を検討していくことが決まりました。

 また病院側から、5つの症例について、客観的な証拠に基づき、薬剤のオーダーや髄腔(ずいくう)内投与などの流れの中で考えられるリスクが報告され、混入のリスクを客観的に否定しきれない工程について、議論されました。

 さらに、どの工程で重点的に対策する必要があるか意見が交わされ、再発防止策の方向性が確認されました。

 次回は今月27日に開かれる予定です。

県商工会議所連合会 「通常総会懇親会」

 県商工会議所連合会は、県内の政財界の代表者などを招き、さいたま市内で、懇談会を開きました。

 懇談会には、県商工会議所連合会の川本武彦会長や、大野知事、県内商工会議所の関係者らおよそ80人が参加しました。

 冒頭で川本会長は、イラン情勢に触れ、「こういう時期だからこそ回せるものは回していこうということで、明るい元気な埼玉県を皆さんと一緒に継続していきたい、活性化していきたいと思いますので、よろしくお願いします」と挨拶しました。

 また大野知事は、「イラン情勢を受けて厳しい状況のなか、6月にDX関連の展示会など、矢継ぎ早にさまざまな手段を講じていくつもり。会員企業の皆さまの声を伝えてもらい、国とともにしっかりとした対応をしていきたい」と述べました。

 参加者らは、名刺を交換するなどし、意見を交わしていました。

熊谷で32.3℃ 多くの地点で2日連続真夏日

 18日の県内は、高気圧に覆われた影響で、朝から晴れの1日となりました。

 日中の最高気温も8か所の観測地点の内、7か所でことし最高を記録し、2日連続で30度以上の真夏日となりました。

 日中の最高気温は、熊谷で32.3度、秩父と鳩山で32.2度など、県内8か所の観測地点の内、7か所でことし最高を記録、2日連続で30度以上の真夏日となりました。

 こうした中、ライン下りや、岩畳で有名な長瀞町では、観光に訪れた人たちがかき氷を食べるなどして暑さをしのいでいました。

 この暑さで、県内では、午後4時現在、熱中症の疑いで、8人が救急搬送され、このうち1人が重症でした。

 19日も引き続き、高気圧に覆われる影響で、朝から晴れの1日となり、日中の最高気温は、熊谷で33度、さいたまで31度と予想されています。

 こまめな水分補給や適切なエアコンの使用など熱中症対策を心がけて下さい。

県内事業所 熱中症の死者 3年連続なし

 18日は暑さの厳しい1日となりましたが、埼玉労働局によりますと去年1年間、県内の事業所で熱中症によって死亡した人は、3年連続でいませんでした。

 埼玉労働局によりますと、去年1年間に県内の事業所で熱中症によって死亡した人は3年連続でいませんでした。

 一方、4日以上仕事を休む症状がみられたのは98人で、統計のある2011年以降で過去最多でした。

 このうち、1週間以内に職場に復帰したのはおよそ6割で2週間以内に職場に復帰した人を含めると8割以上を占めています。

 埼玉労働局は、去年6月に、職場の熱中症対策が義務づけられたことで、重症化した症例が少なかったとみています。

 業種別では製造業が27人、運送業が16人などとなっています。

 発生時間帯は午後3時台が13人と最も多く、午前のピークは午前11時台の10人です。

 埼玉労働局は、今月から9月末までキャンペーンを展開し、通気性の良い服や体を冷却する機能のある服の着用、冷房などを備えた休憩場所の確保などを事業所に呼びかけています。

 また、少しでも自身や周りの人に異変を感じたら体を冷やすなどの対応をとるほか、症状が回復しない場合はためらうことなく、病院を利用してほしいとしています。

停電の未然防止へ カラスの巣を撤去

 停電の原因となるカラスの巣を撤去する作業が加須市内で行われました。

 カラスの営巣は毎年2月ごろから夏ごろにかけてピークを迎え、多くは電柱や鉄塔の上に作られます。

 巣の材料に使われる針金ハンガーや木の枝が電線に触れることで、漏電を引き起こし、広範囲の停電につながることがあります。

 18日は、停電を未然に防ごうと東京電力パワーグリッド埼玉総支社の作業員が、高さ12メートルの場所にあるカラスの巣を工具を使いながらおよそ30分かけて撤去しました。

 東京電力パワーグリッドよりますと、昨年度、県内で撤去したカラスの巣はおよそ660件で、特に加須市や春日部市が多かったということです。

 東京電力パワーグリッドは、カラスの巣を見つけた場合、0120ー995ー007まで連絡するよう呼びかけています。

鶴ヶ島市と尚美学園大学 包括連携協定締結

 地域の活性化や人材育成につなげようと鶴ヶ島市と川越市にキャンパスがある尚美学園大学が包括連携協定を結びました。

 18日の締結式で鶴ヶ島市の小川尋海市長と尚美学園大学の永山賀久学長がそれぞれ協定書に署名しました。

 小川市長は地域の課題解決や魅力づくりが行政だけでは対応しきれない状況であると指摘しました。

 その上で「双方が持つ資源や知見を活かし、将来にわたって魅力ある地域社会の実現を目指していきたい」と期待を寄せました。

 また、尚美学園大学の永山学長は大学を取り巻く環境は変化しているとし、「社会連携や地域連携は教育の幅が広がるなどいろいろなメリットがある。互恵的な関係を作れれば」と述べました。

 両者は協定を結ぶことで、まちづくりや人材育成など8つの項目で連携します。

 市は今後、学生向けの職員採用説明会の開催や学生を対象とした市のシティプロモーション用のロゴデザインの募集といった取り組みをするということです。

近藤良平芸術監督 「埼玉回遊」訪問先を公募

 彩の国さいたま芸術劇場の近藤良平芸術監督が、就任した2023年から始まった「埼玉回遊」。

 4年目のことしも継続が決まり、訪問先の公募が今月末まで行われています。

 「埼玉回遊」は、近藤芸術監督が県内各地を訪ね多彩な文化を探索するプロジェクトです。

 これまでの3年間でチェンバロの工房や、パエリア世界一のスペイン料理店など37か所を訪問しています。

 募集は、県内で「すてきな文化」に携わる県内在住の個人、または県内を主な活動拠点にしている団体で、他薦限定で受け付けています。

 募集期間は今月末までで、同じ推薦者からの応募は、3件を上限としています。

 選考は近藤芸術監督が中心となって行い、結果は来月末までに採用された推薦者にメールが届くということです。