10月15日(水)のニュース

元施設職員の男 身柄確保 老人ホームで2人死亡

 15日朝早く、鶴ヶ島市の老人ホームで、入所者の女性2人が頭などから血を流しているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 警察は元施設職員の20代男の身柄を市内で確保し、殺人事件として捜査しています。

 15日午前5時前、鶴ヶ島市若葉の老人ホーム「若葉ナーシングホーム」で職員から「入所者が血を流して倒れている」と110番通報がありました。

 警察によりますと、職員が80代から90代くらいの入所者の女性2人が部屋の中で、頭などから血を流して倒れているのを見つけました。

 2人は意識のない状態で病院に搬送され、およそ3時間後に死亡が確認されました。

 警察は15日午前、元施設職員の20代男の身柄を市内で確保しました。

 男は殺害をほのめかす供述をしているということです。

 施設の防犯カメラには深夜から未明にかけて、現場から立ち去る不審な人物が写っていました。

 警察は殺人事件として捜査しています。

9月の県内景気動向指数 2か月ぶりに悪化

 9月の県内の景気動向指数は42.6で前の月を0.1ポイント下回り、2か月ぶりに悪化したことが帝国データバンク大宮支店の調査で分かりました。

 調査は、先月、県内企業977社を対象にインターネットで行われ、回答率は42.7パーセントでした。

 調査によりますと、先月の県内の景気動向指数は42.6で、前の月を0.1ポイント下回り、2か月ぶりに悪化しました。

 ただ、景気動向指数は、3か月連続で1.0ポイント未満の変化幅となっていてほぼ横ばいの状態が続いています。

 帝国データバンク大宮支店は「中国経済の低迷や最低賃金上昇をマイナス要因とする企業は増えつつあり、設備投資や個人消費の鈍化を警戒している」と指摘しています。