10月2日(木)のニュース

ドラッグストアで刃物で脅し睡眠改善薬奪い逃走

 2日夕方、朝霞市内のドラッグストアで男が男性店員に刃物を突きつけて脅し、睡眠改善薬7箱を奪って逃走しました。

 2日午後4時50分ごろ、朝霞市栄町の「スギドラッグあさか栄店」に刃物を持った男が押し入り、レジカウンターにいた男性店員に刃物を突きつけ「睡眠改善薬を全部このカバンに入れろ。1分以内に入れないと殺すぞ」などと脅しました。

 男性店員が睡眠改善薬7箱を男が持っていたショルダーバッグに入れると、男は徒歩で逃げたということです。

 当時、店内には男性店員と客がいましたが、けがはありませんでした。

 男は10代から20代くらい、身長は160センチほどのやせ型で、青っぽい長袖シャツに黒い長ズボンをはいていたということです。

 警察は、強盗事件として捜査しています。

鳩山・毛呂山の住宅で連続窃盗 同一犯か

 1日夜から2日の早朝にかけて、鳩山町や毛呂山町の住宅で、現金が盗まれる窃盗事件などが5件連続で発生しました。

 警察は、同一犯による犯行の可能性もあるとみて捜査を進めています。

 2日午前5時20分ごろから午前6時50分ごろにかけて、鳩山町と毛呂山町の住宅の住人から「窓ガラスが割られ現金などを盗まれた」などと通報が相次ぎました。

 警察によりますと、住宅5軒の1階の窓ガラスが割られて何者かが侵入し、このうち4軒から現金あわせておよそ50万円と貴金属が盗まれたということです。

 いずれも住人にけがはありませんでした。

 事件は、およそ9時間半の間に直径3.5キロの範囲で起きています。

 毛呂山町では、先月も同様の手口で住宅から現金26万円が盗まれる窃盗事件が発生しているということです。

 警察は犯行の手口が似ていることなどから、同一犯による犯行の可能性もあるとみて捜査しています。

さいたま市西区強盗致傷事件 男3人起訴内容認める

 去年9月さいたま市西区の住宅に押し入り、高齢の親子を縛り現金などを奪ったとして強盗致傷などの罪に問われている3人の男の裁判員裁判が2日、さいたま地裁で始まり3人は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、矢作雄馬被告(35)、飯野夢真被告(21)、それに、渡辺陸被告(25)の3人は、去年9月、ほかの人物と共謀してさいたま市西区の住宅に押し入り、この家に住む80代の母親と60代の娘に対し粘着テープで口を塞いで、両手を縛るなどの暴行を加えけがをさせたとしています。

 また、「金を出せ」などと脅し、現金10万円余りと財布を奪って逃げた強盗致傷などの罪に問われています。

 2日の初公判で、3人は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 このあと検察側は冒頭陳述で「被告人らは高額報酬目的で闇バイトに応募し、指示役の指示を受けながら暴行を加えて怪我をさせた」「計画性、闇バイト犯行の危険性、全体としてどのような行動をしていたのか注目してほしい」と指摘しました。

 一方、弁護側は、「被告人らだけが共犯者ではない、指示役から指示を受けて行動した」「秘匿性の高いアプリで一方的に指示され、抗いがたい精神状態だった」として情状酌量を求めました。

 判決は今月21日に言い渡されます。

所沢市 県内初 屋根付き最終処分場 公開

 ごみの焼却で発生した灰や廃棄物を埋め立てる最終処分場。

 所沢市にできた県内初の屋根付き最終処分場が今月末から、搬入が始まるのを前に、報道陣に公開されました。

 所沢市南永井に新しく作られた最終処分場「やなせみどりの丘」は、およそ13万立方メートルを埋め立てることが出来ます。

 屋根付きのため、雨風の影響を受けないことに加え、埋立物の飛散や臭いの拡散、重機の作業音などが外に漏れるのを防ぎます。

 一般廃棄物の処理は、市町村に責任があり、自らの自治体で処理する「自区内処理」の原則があります。

 しかし、所沢市では、2005年度以降、市内に最終処分場が無く、廃棄物の処理を、寄居町にある県営処分場や、県外の民間処分場に、委託していました。

 今回の設置は、長期にわたる「自区内処理」の体制を築くための処置で市資源循環推進課によると、今月末から焼却灰などの搬入を始め、埋め立て期間は、2040年度までの15年間を見込んでいるということです。

児童×地域企業 イベントに向け商品開発に挑戦

 朝霞市の児童が、地元企業と連携し、地域イベントで販売する商品開発に挑戦しています。

 朝霞市立朝霞第六小学校では、子どもたちに、地元の魅力を感じてほしいと、総合的な学習の時間に、朝霞について授業を行っています。

 このうち、6年生は、地域の企業と連携して来月に開催される地域イベントで販売する商品の開発に取り組んでいます。

 2日は、35人の児童が、地元の洋菓子店などと作ったあんこやイモを使った2種類のサンドイッチを、朝霞市の松下昌代市長や教育長と試食しました。

 また、児童らは、試食した松下市長に、味の感想などをインタビューしていました。

 今後、児童らは、市長などから聞き取った意見や自分たちが食べた感想をもとに、来月のイベントに向け、市内に配布するチラシやポスターなどを作成するということです。

行田市立太田小学校 児童がオリジナルの足袋作り

 今月8日の「足袋の日」に先駆けて地元の伝統産業に興味を持ってもらおうと行田市の小学校でオリジナルの足袋作りが行われました。

 行田市では、300年ほど前に足袋作りが始まり、2017年に日本遺産に認定されるなど、「日本一の足袋のまち」として知られています。

 太田小学校では、足袋を肌で感じることで子どもたちに地域の伝統産業「足袋」に興味を持ってもらおうと地元企業の武蔵野ユニフォームの協力でオリジナル足袋作りの出張授業を行い、2日は、3年生の児童22人が、参加しました。

 児童たちは白い足袋に好きな柄をサインペンで描いたほか、木製の道具に足袋をかぶせて裏返した後、伸ばして履き心地をよくする仕上げ作業を体験しました。