12月18日(木)のニュース

1市4町1村 新ごみ処理場 整備促進で基本合意

 東松山市や小川町などの1市4町1村は、共同で新たなごみ処理場の整備を促すための基本合意書を18日締結しました。

 新しいごみ処理場は、現在稼働している東松山市にあるクリーンセンターの老朽化を受けて建設されます。

 合意書には、ごみ処理場を建設予定の東松山市のほか、小川町、嵐山町、滑川町、ときがわ町、東秩父村が対象となることが盛り込まれています。

 さらに、今後、協議を進めるための事務局を設置し、計画のスケジュールや各市町村の負担費用など、建設に向けて話し合いを進めるとしています。

 ごみ処理場は、2035年度以降の建設を目指していて、総整備費はおよそ323億円を見込んでいます。

 東松山市の森田光一市長は「市民や町民、村民にとって適切なごみ処理は行政サービスにおいて最重要。今後は、事業がしっかりと進捗するように頑張っていきたい」と話しました。

埼玉県の景気動向指数 11月は横ばい

 先月の県内の景気動向指数は44.0で、前の月と変わらず横ばいとなったことが帝国データバンク大宮支店の調査で分かりました。

 調査は先月、県内企業934社を対象にインターネットで行われ、回答率は43.4パーセントでした。

 それによりますと、先月の県内の景気動向指数は44.0で、前の月と変わらず横ばいとなりました。

 規模別では「大企業」が0.3ポイント増の46.4、「中小企業」は0.1ポイント減の43.6、「小規模企業」は0.2ポイント増の43.4となりました。

 先行きの見通しについては、「3か月後」「6か月後」それに「1年後」の全ての指標で前の月を上回りました。

 帝国データバンク大宮支店は「仕入れ価格の上昇をはじめとした物価高への深刻な受け止めや、中国との関係悪化を懸念する声も多く、先々への警戒心が高まっている」としています。

 一方で、先行きへの期待感の声は大きいとして、「不透明感が漂うなかでも好機を待ち望む企業は少なくない」と指摘しています。