吉川市立第一保育所で不適切保育
吉川市は18日、市立第一保育所の50代と60代の女性保育士が、園児のこめかみに拳を当てて回す不適切な保育をしていたことを明らかにしました。
市によりますと、市立第一保育所に勤務する50代と60代の女性保育士はおととし4月から5月にかけて、園児1人に対し、こめかみに拳をあてて回す行為をしたということです。
保育士2人は、園児が他の子どものけがにつながるような行為をしたため何度か注意をしたが、分かってもらえなかったと説明しているということです。
市は去年7月、市立第二保育所の50代の女性保育士による不適切な保育が発覚したことを受け、すべての保護者を対象に書面によるヒアリングをした結果、市立第一保育所の事案が判明しました。
市は3月13日付で、不適切な保育をした第一保育所と第二保育所の女性保育士あわせて3人を減給と戒告の懲戒処分としました。
中原恵人市長は「保護者の皆さまとの対話を大切にしながら、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。