4月29日(水)のニュース

春の叙勲 県関係179人

 春の叙勲受章者が29日発表され、県関係では179人が選ばれました。

 元秩父市長の久喜邦康さん(71)は、これまでの市政運営で卓越した見識と指導力により、市の繁栄と発展に大きく貢献したことなどから旭日小綬章を受章しました。

 久喜さんは、2006年から2008年まで市議会議員の経験を経て、2009年から3期12年にわたり秩父市長を務めました。

 秩父市や横瀬町、長瀞町など秩父地域の水道事業の広域化を成し遂げたほか、2016年には「秩父祭」のユネスコ無形文化遺産の登録を実現させ市の伝統文化を国内外に発信したことなどが評価されました。

 現在は、医師として地元の診療所で患者の診察にあたりながら人々の健康に向き合っています。

賃上げを訴え 県中央メーデー

 物価高騰が続く中、連合埼玉の「県中央メーデー」がさいたま市大宮区で開かれ、参加者は持続的な賃上げなどを訴えました。

 29日の集会には企業の労働組合などからおよそ3100人が参加しました。

 式典では、連合埼玉の今井信博会長が、「賃上げの流れを中小、非正規、非組織で懸命に働く仲間へ波及させていくことが必要。

 実質賃金を1%上昇軌道にのせることに果敢にアクションしていく」と訴えました。

 このあと、物価高騰により実質賃金が低迷する中、持続的な賃上げや格差是正を実現していくとするメーデー宣言を採択しました。

 そして、参加者で「団結ガンバロー」を三唱し、メーデーを締めくくりました。

「緑の募金」街頭キャンペーン

 身近な地域や国内外の森づくりに役立てられる「緑の募金」の街頭キャンペーンが大宮駅前で行われました。

 29日は、JR大宮駅西口でさいたま市内のボーイスカウトおよそ150人と大野知事が寄付を募りました。

 街頭募金を主催した県緑化推進委員会の会長を務める大野知事は、「埼玉県は豊かな緑が広がる素晴らしい場所です。この美しい環境と緑を未来の世代に残すために協力をお願いします」と呼びかけました。

 「緑の募金」は、学校や公共施設などでの緑化活動や森林整備に役立てようと、今月15日から来月14日までを「全国一斉強調月間」としてイベントやキャンペーンを集中的に行っています。

 県によりますと、県内の去年の募金実績は、全国2位の7501万円で、ことしは去年を上回る7800万円を目標にしているということです。

所沢市 インクルーシブスポーツフェア

 障害者スポーツなどを気軽に楽しめるイベントが所沢市で行われ、多くの人でにぎわいました。

 所沢市民体育館イベントは性別や年齢、障害のあるなしにかかわらず誰でもスポーツを楽しんでもらおうと企画されました。

 会場には車いすバスケットやブレイクダンスなど4種目のスポーツの体験コーナーが設けられました。

 また、イベントには去年11月の聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」でメダルを獲得した鈴木梨子選手や川畑菜奈選手といった所沢市にゆかりのあるアスリートらが講師として参加し、盛り上げました。

 デフテニスでは、耳当てを装着して音に頼らずにテニスをしたり、車いすバスケットボールでは競技用の車いすに乗って、シュートに挑戦したりすることができます。

 普段はあまり経験できないスポーツで汗を流した参加者は、慣れない動きに苦戦しながらも競技を楽しんでいました。

中仙道蕨宿 「苗木市」「藤まつり」

 蕨市で毎年恒例の苗木市と藤まつりが開かれました。

 蕨市の「苗木市」と「藤まつり」は毎年、ゴールデンウイークに旧中山道で開かれていて、多くの人で賑わっています。

 見ごろを迎えた花を販売するコーナーにはバラやカーネーション、それに、この先梅雨を彩るアジサイなどの苗木が並びました。

 また、旧中山道沿いにある寺院三学院では樹齢100年以上と言われ、幹回りが3.3メートルある市の指定文化財「三学院のふじ」が見ごろを迎えています。

 訪れた人たちは、淡い紫色の花を写真に収めるなどして楽しんでいました。

横瀬鯉のぼりまつり

 来月5日の端午の節句を前に、横瀬町で川の上空におよそ180匹のこいのぼりが掲げられ、訪れる人たちを楽しませています。

 かつてこの付近では大正時代まで花火大会が行われていましたが、関東大震災を受け、その費用を被災者の救援に使うために中止となりました。

 しかし、2001年、町の観光協会と武甲温泉が昔のように子どもたちに喜んでほしいと「横瀬鯉のぼりまつり」をスタートさせました。

 横瀬川に渡した4本のワイヤーロープには、地域住民や県内に住む人などから譲り受けたおよそ180匹のこいのぼりが掲げられています。

 「横瀬鯉のぼりまつり」は来月6日まで開かれています。