10月1日(水)のニュース

熊谷市誕生20周年記念式典

 旧熊谷市と妻沼町、大里町が合併し20周年を迎えたことを記念し、1日、式典が開かれました。

 式典には近隣の市町村長や市の関係者らおよそ800人が出席しました。

 小林哲也市長は2019年に熊谷で開催されたラグビーワールドカップなど、この20年の出来事を振り返ったあと、「熊谷の強みと個性をさらに磨き上げ、誰もが住み続けたい、訪れたい、誇れる熊谷となれるよう市民と共に歩んでいきます」と挨拶しました。

 このあと、式典では「熊谷の未来へエール」と題し、熊谷高校の応援団と吹奏楽部の生徒が、力強い演舞と演奏で会場を盛り上げました。

 そして最後に熊谷市の歌を全員で歌い20年の節目を祝いました。

朝日環境センター 一般ごみの受け入れ再開

 ことし1月、火災が発生した川口市のごみ処理施設「朝日環境センター」で、10月1日から一般ごみの受け入れが再開されました。

 川口市は、ことし1月3日「朝日環境センター」のごみピットから火災が発生した影響で、焼却の業務を停止しごみの受け入れができなくなりました。

 火災によって一部が損壊したごみクレーン1基の修繕が完了し、先月1日から出火元となった「ごみピット」内に残ったごみの焼却を再開していました。

 10月1日から通常の焼却量のおよそ90%にあたる1日240トンのごみを焼却することができるようになり、ごみ収集車で回収したごみの受け入れを再開しました。

 全損したもう1基のごみクレーンの設置工事は、来年2月末に完了する予定で来年3月1日の本格的な復旧を目指します。

KEEP38プロジェクト5周年記念式典

 横断歩道での歩行者の優先義務などが定められた道路交通法38条の交通ルールの遵守を伝え、安全運転の実現につなげようと埼玉県警などが取り組んでいる「KEEP38(サンハチ)プロジェクト」1日、5周年を迎え協力団体への感謝状が贈られるとともに、1日から運用を開始した神奈川県警との署名式が開かれました。

 2020年10月から県警が運用を開始した「KEEP38(サンハチ)プロジェクト」には、先月末時点で、運送事業者など1060の事業所が参加し、車両にシンボルステッカーを貼るなどして従業員の安全運転の意識を高めています。

 1日の記念式典では、プロジェクトの啓発活動などに貢献している関係団体に、県警の内藤淳一交通部長から感謝状が贈られました。

 また県警のKEEP38(サンハチ)プロジェクトに賛同し、1日から運用を開始した神奈川県警との署名式も行われました。

 県警によりますと、ことし1月からきのうまでの県内の交通事故死者数は76人で、このうち11人が横断歩道を横断中でした。

 また65歳以上の高齢者が多いことから、県警は高齢の歩行者の優先の徹底を呼びかけています。

武蔵野銀行 内定式

 来年4月入社予定の学生らに内定を通知する「内定式」が、1日多くの企業で行われました。

 さいたま市の武蔵野銀行でも、大学生などの内定式が行われました。

 武蔵野銀行は来年4月に113人が入行する予定で、1日の内定式には106人が出席しました。

 長堀和正頭取は内定者に向けて「本日の内定はゴールではなく新たなスタートです。来春の入行までに、ぜひ幅広い経験を重ね、多様な価値観にふれてください」と祝辞を述べました。

 このあと、内定者を代表して相川稜太さんが長堀頭取から内定通知書を受け取りました。

 武蔵野銀行の内定者は来年4月に正式に入行し、研修を受けたのち、本店や各支店で業務を開始するということです。

赤い羽根共同募金運動 全国一斉スタート

 「赤い羽根共同募金運動」が10月1日から全国一斉に始まり、大野知事らが募金への協力を呼びかけました。

 JR浦和駅前では、午前8時から大野知事やさいたま市の清水市長のほか、地元の高校生や小学生などおよそ100人が募金を呼びかけました。

 ことしの目標金額はおよそ8億5000万円で、集まった募金は社会福祉施設の備品購入や災害時の支援、それに子ども食堂の運営などに充てられます。

 赤い羽根共同募金運動は来年3月末まで行われます。


さいたま市の「香り」は? 市民投票始まる

 オリジナルの香りを開発し、さいたま市に最もふさわしい香りを決めようと1日から市民投票が始まりました。

 会場では、さいたま市と市内に研究所を置き香水などを販売するプロモツールが、およそ半年かけて開発した3つのオリジナルの香りを体験することができます。

 香りは、ヒノキやマツなどで見沼田んぼのすがすがしさを表現したものや、ペパーミントやラベンダーのさわやかな香りで都会的でスタイリッシュな雰囲気を表したものなど、さいたま市をイメージして作られました。

 区役所を訪れた人たちは、サンプルを手に取って香りを確かめたあと、好みの1種類を選び投票していました。

 投票は、1日から12月24日まで市内の区役所やイベントで行われ、来年1月末ごろ市の香りが決まるということです。

地域活性化へ 鶴ヶ島ご当地カレー誕生

 鶴ヶ島市は幅広い世代から親しまれているカレーで地元を盛り上げようと、ご当地カレーを作りました。

 ご当地カレーの誕生に協力したのは、カレー研究家の一条もんこさんです。

 市の商工会異業種交流会からカレーで地元を盛り上げたいと依頼を受け、特産品の「狭山茶」と「サフラン」を使ったカレーレシピを考えました。

 このレシピをもとに、市内の飲食店が「中華風」「インドカレー風」それに「イタリアン風」の3種類のご当地カレーを作り1日、斉藤芳久市長らが試食しました。

 中国料理「蔵王飯店」が開発した魚介たっぷりのカレーは、サフランをライスに使い、地域で親しまれている白麻婆豆腐を添えた鶴ヶ島をふんだんに感じられる一品です。

 「インドレストランミルチ」は、14種類のスパイスを使用し 本格的なカレーに仕上げました。

 日本とインドの架け橋になりたいと、2本のチキンティッカを2つの国に見立てています。

 「kenの厨房」は、イタリアのごちそう子羊を使用し、鶴ヶ島産の抹茶のソースをたっぷりとかけてイタリア風のカレーを作り上げました。

 誕生したご当地カレーは、子どもたちにも楽しんでもらえるよう、今後、学校給食での提供を目指していくということです。