県立浦和第一女子高校 「福島の復興」を考える授業
東日本大震災で被災した福島県の復興をテーマにした出前授業が県立浦和第一女子高校で開かれました。
30日の出前授業には県立浦和第一女子高校の34人が参加しました。
講師は復興庁の職員が務めました。
授業は、福島県の復興がどの程度進んでいるかやどうしたら風評の影響を払しょくできるかなど、職員と生徒が一緒に「福島の未来」を考えるのが狙いです。
職員は放射線に関して風邪のように人へうつらないことや、日常生活で自然界から絶えず被曝していることなどを説明しました。
このあと、大災害に対する行動の取り方や福島が応援してもらうための必要な取り組みなどをテーマにグループワークが行われました。
各グループからは、自治体や町内会ごとで防災訓練の実施や、スーパーやコンビニなどで福島県産の農産物の安全性をPRする広告を掲示するといった意見が出されました。
参加した生徒たちは、「福島の復興」について真剣に考えていました。