9月28日(日)のニュース

さいたま市桜区女性殺人事件 逮捕の男を送検

 今月6日、さいたま市桜区で発生した、焼け跡から遺体が見つかった火事で、26日、殺人の疑いで逮捕された70歳の男の身柄が28日、さいたま地検に送られました。

 殺人の疑いで送検されたのは、群馬県太田市新田村田町の大工、松島金夫容疑者(70)です。

 松島容疑者は、群馬県太田市新田瑞木町の無職木村展子さん(60)を桜区田島にある木村さんの実家の空き家で、首を絞めて殺害した疑いが持たれています。

 松島容疑者は、警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めており、荷物を搬入するために、空き家に来た際、木村さんから100万円を盗もうとして見つかり、首を絞めて殺害したと供述しているということです。

学童の職員不足解消へ 就職フェア開催

 職員の人手不足が深刻化している「放課後児童クラブ」、学童の仕事に興味を持ってもらおうと、28日、川越市内で就職フェアが開かれました。

 放課後児童クラブには、「放課後児童支援員」の資格を持つ職員が少なくとも1人以上いる必要があります。

 一方で、給与面や労働環境の問題で、職員のなり手が少なく、入れ替わりも激しいことが全国的な課題となっています。

 28日のフェアでは、はじめに、「放課後児童支援員」として25年近く働く石上将史さんが講演しました。

 石上さんは、支援員の仕事について子どもたちの安心・安全な居場所を作ることと保護者が仕事と子育てを安心して両立できるように支援することだと説明しました。

 さらに、子どもの変化や成長する姿を間近で見られるなどといった仕事のやりがいについて具体的なエピソードを交えながら話しました。

 このあと、会場では個別相談会が開かれ、参加者たちは、県内で放課後児童クラブを運営する8の事業所が出展しているブースで業務内容や雇用体制について、理解を深めていました。

さいたま市 わんぱくフェス2025

 小さな子ども向けの体験イベント「わんぱくフェス」がJR浦和駅東口で開かれ、多くの子どもたちで賑わいました。

 このイベントは、地域の子どもたちがいろいろな体験を通して心も体も成長するきっかけを作ろうと2019年から開かれ、ことしで6回目です。

 会場には、いくつものブースが並び、防災プログラムのブースでは、子どもたちがゲームを通して災害に遭ったときに身を守る方法を学んだり、身近にある毛布と竿で簡易のタンカを作ったりして防災について学んでいました。

 また、国際のブースでは、国旗が描かれたカードを2枚選び、その国の場所を世界地図から探すゲームを通じて、子どもたちが海外について知ることが出来ました。

 参加した子どもたちは色々な人たちとふれあいながら楽しんでいました。