8月13日(水)のニュース

県内で死亡交通事故相次ぐ 女性2人死亡

 県内で死亡交通事故が相次いでいます。

 東松山市では乗用車と軽貨物車が衝突し84歳の女性が死亡、春日部市では自転車に乗っていた69歳の女性が軽貨物車にはねられ死亡しました。

 13日午後2時20分ごろ、東松山市松山町の県道で、乗用車が対向車線にはみ出し軽貨物車と衝突しました。

 この事故で、軽貨物車を運転していた滑川町の84歳の女性が、意識不明の重体で病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。

 警察は、乗用車を運転していた東松山市松山町の会社員 上野秀夫容疑者(71)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 調べに対し、上野容疑者は「交通事故を起こして相手にけがを負わせたことは間違いない」と容疑を認めているということです。

 警察は容疑を過失運転致死に切り替え、調べを進めています。

 一方、12日午後6時45分ごろ、春日部市米島の市道交差点で、自転車に乗っていた近くに住む69歳の女性が軽貨物車にはねられ、13日、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 警察は、軽貨物車を運転していた春日部市水角の自称大工 関根好夫容疑者(72)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 関根容疑者は容疑を認めていて、警察は容疑を過失運転致死に切り替えて事故の詳しい原因を調べています。

盆の入り 家族連れらが墓参り

 13日は盆の入りです。県内の寺院や霊園では、午前中から多くの家族連れなどが墓参りに訪れました。

 さいたま市西区三橋の青葉園には、午前中からお供えの花などを手に墓参りする家族連れなどの姿が見られました。

 訪れた人たちは、墓石を掃除したあと、花や線香を手向けて静かに手を合わせ、先祖や亡くなった家族をしのびました。

 青葉園によりますと、12日は暑さが和らいだことから一足早く墓参りに訪れる人たちも多かったということです。

高速道路下り 帰省ラッシュ 2度目のピーク

 お盆休みの帰省ラッシュで県内を通る高速道路の下りは、13日午前、今月9日に続いて2度目のピークを迎えました。

 13日午前、お盆休みをふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュで高速道路の下りは渋滞となりました。

 日本道路交通情報センターによりますと、県内の高速道路の下りは、午前11時半に関越自動車道の東松山インターチェンジ付近を先頭に29キロ、東北自動車道の岩槻インターチェンジ付近を先頭に13キロの渋滞などとなりました。

 一方、高速道路のUターンラッシュは今月16日がピークと予想されています。

 NEXCO東日本や日本道路交通情報センターは混雑が予想される日や時間帯を変更する「分散利用」への協力を呼びかけています。

ベトナム国籍の男3人 詐欺などの疑いで再逮捕

 ことし5月北本市に住む男性に、うその電話をかけ現金800万円をだまし取った疑いで、詐欺グループのベトナム国籍の男3人が再逮捕されました。

 詐欺などの疑いで再逮捕されたのは、ベトナム国籍のグエン・スアン・マウ容疑者ら男3人です。

 3人はことし5月、ほかの人物と共謀して、北本市の男性に警察官などになりすまし「あなたの名義で契約されている携帯電話が詐欺のメールや迷惑メールを送信している」「勾留されるか保釈金800万円を払うか自分で決めなさい」などとうその電話をかけ、現金800万円をだまし取った疑いが持たれています。

 3人は詐欺グループの一員で現金を引き出す「出し子」や「運転役」として茨城県牛久市内にあるスーパーマーケットのATMから現金およそ90万円を引き出したということです。

 警察は、捜査に支障があるとして、3人の認否を明らかにしていません。

 警察は、3人が詐欺グループの一員として、ほかの複数の特殊詐欺事件にも関与しているとみて、捜査しています。

3X3バスケットボール体験会

 3人制バスケットボール「3X3」を体験できるイベントが久喜市で行われました。

 3X3は、東京オリンピックから正式種目として採用された3人制バスケットボールで、5人制よりもさらにスーピード感あふれるプレーが魅力のひとつです。

 13日のイベントには、久喜市をホームタウンとする3X3のプロチーム「埼玉ワイルドベアーズ」がエキシビジョンマッチを行い、迫力あるプレーで会場を盛り上げました。

 また、選手と一緒にプレーできる体験会も行われ、参加した子どもたちは積極的にボールを奪いにいったり、ゴールを決めたりして、3X3の楽しさを体感していました。