8月11日(月)のニュース

3連休最終日 高速道路 Uターンで混雑

 13日からのお盆直前の3連休最終日の11日、県内の高速道路では、3連休をふるさとや行楽地で過ごした人達のUターンラッシュで混雑しています。

 NEXCO東日本では、ことしのお盆休み期間中の高速道路の渋滞は、上下線ともピークが2回あるとしていて、この内、3連休最後の11日が、Uターンラッシュとなる上り線の最初のピークになると予想しています。

 日本道路交通情報センターによりますと、県内の高速道路の上りは、午後6時時点で、関越道で川越IC付近を先頭に43キロ、東北道では、羽生PA付近を先頭に11キロ、久喜IC付近を先頭に3キロ、蓮田SA付近を先頭に2キロなど断続的に渋滞が見られました。

 NEXCO東日本では、2度目のピークを帰省ラッシュとなる下りが13日午前、Uターンラッシュとなる上りが16日としています。

 NEXCO東日本や日本道路交通情報センターは、高速道路の利用日や時間帯を変更する、「分散利用」への協力を呼びかけています。

上半期 特殊詐欺被害状況 被害額 34億円余

 県内でことし上半期に確認された特殊詐欺は被害額が前の年の同じ時期より13億円以上増え、34億円あまりとなりました。

 警察官をかたり、逮捕状や警察手帳を提示するオレオレ詐欺が増加傾向にあり、県警は注意を呼びかけています。

 県警のまとめによりますと、ことし1月から6月末までに県内で確認された特殊詐欺の被害は、876件で前の年の同じ時期と比べて203件増えました。

 被害額は34億1428万円で、13億5000万円余り増加しています。

 手口の中で、最も多かったのは警察官などを名乗って現金をだまし取る「オレオレ詐欺」で368件、次いで「還付金詐欺」が170件、「架空料金請求詐欺」は136件となっています。

 このうち、オレオレ詐欺は前の年の同じ時期に比べ125件増え、手口のおよそ半数が警察官をかたるものでした。

 さらに、幅広い年齢層をターゲットにしようと、全体の6割以上が携帯電話に連絡し、LINEなどを使って逮捕状や警察手帳を提示する手口が増えているということです。

 県警は、警察官が逮捕状や警察手帳などをSNS上で提示した場合は特殊詐欺を疑い、相手の指示に従わず、警察や家族に相談するよう呼びかけています。

県内企業 事業継続計画 策定率は2割届かず

 県内企業の事業継続計画=BCPの策定率は、17.2%となり、3年連続で増加したものの、依然として2割に届いていないことが、帝国データバンク大宮支店の調査で分かりました。

 調査は、ことし5月、県内994社を対象に行われ、回答率は39.2%でした。

 それによりますと、県内の企業で、BCPを策定しているのは17.2%で、去年の調査と比較して0.8ポイント増加し、3年連続の増加となりました。

 依然として2割に届かず、全国の20.4%も下回っています。

 規模別に見ると、大企業は40.0%と、去年から11.2ポイント大きく増加したのに対し、中小企業は14.2%で0.5ポイント減少しています。

 帝国データバンク大宮支店は「さらなる普及が課題」としたうえで、「スキル・人出・時間の不足が大きな課題。

 中小企業では必要性を感じない企業も多くBCP策定の意義や重要性に対する認知度向上が必要」と指摘しています。

埼玉に縁のクイズプレイヤー集結 コバトンカップ

 県内の中学生や高校生など埼玉に縁のあるクイズプレイヤーが集う大会、「コバトンカップ」が11日、さいたま市内で開かれています。

 午前に行われのは、初心者向けの「ビギナーリーグ」で県内の中学や高校のクイズサークルなどから10チームが参加しました。

 大会は、2チーム対抗の早押しクイズ形式による総当たり戦です。

 クイズは、スポーツや文化、歴史などさまざまなジャンルから出題されます。

 白熱した展開を見せる中で、参加者たちは対戦チームが正解しても惜しみなく拍手を送るなどしてクイズによる交流を楽しんでいました。

 大会は、12日も開催されます。