自民党両院議員総会 総裁選前倒し求める意見相次ぐ
自民党は、8日大敗した参議院選挙の総括と今後の党運営を議題に両院議員総会を開き、自民党総裁選挙の前倒しを求める意見が相次ぎました。
これを受け石破総理大臣は「党則にのっとってきちんと運営することに尽きる」と総理官邸で記者団に述べました。
両院議員総会の冒頭、石破総理大臣は、参議院選挙に関し陳謝した上で日米交渉や農業政策、防災などの課題を挙げ、続投に重ねて意欲を示しました。
続いて森山幹事長は、参議院選挙の総括を今月末をめどに取りまとめて、検証結果を報告すると述べました。
総会はおよそ2時間にわたって行われ、自民党総裁選挙の前倒しを求める声が相次いだということです。
総裁選挙の前倒しについて石破総理大臣は「党則にのっとってきちんと運営するということに尽きる」と総理官邸で記者団に述べました。
一方、両院議員総会で自民党は総裁選挙を前倒しするかどうかの判断を総裁選挙管理委員会に一任すると決めました。
自民党県連会長柴山昌彦衆院議員「もし臨時総裁選が実施されれば、改めて党の政策や保守政党としての立ち位置、また党運営の意思決定も含めた在り方、それから少数与党なので他党との連携交渉をどのように行うか。そういうことをしっかりと総裁選の候補者には語ってほしいと思う」