8月2日(土)のニュース

作業員4人がマンホールに転落 全員心肺停止

 2日午前、行田市で下水道管の点検作業をしていた男性作業員4人が、マンホールに転落しました。

 全員救助されましたが、いずれも心肺停止の状態です。

 2日午前9時半ごろ、行田市長野の県立行田特別支援学校の近くで、下水道管の点検をしていた作業員の男性から「作業員がマンホールに落下した」と119番通報がありました。

 警察によりますと、下水道管の点検作業中に50代の男性作業員1人がマンホール内に転落したあと、救助をしようとしたほかの3人も転落したとみられています。

 消防などによりますと、午後4時すぎまでに4人全員が救助されましたが、いずれも心肺停止の状態です。

 行田市によりますと、下水道管の点検作業は、1月に八潮市で起きた道路陥没事故を受け行われていたということです。

 警察が当時の詳しい状況を調べています。

アジア薬科大学協会カンファレンス

 アジア各国の薬学関係者が、日々の学術研究の成果を発表する国際学術会議「アジア薬科大学協会カンファレンス」が、伊奈町の日本薬科大学で開かれました。

 この学術会議は、アジアの薬学教育の発展や研究活動の推進のために、2001年に設立されたアジア薬科大学協会が隔年で開いています。

 ことしは、ASEAN諸国など20か国の薬学関係者あわせておよそ400人が参加する予定で、およそ350の研究成果が報告されます。

 初日の2日は、大野知事と伊奈町の大島清町長があいさつしたあと、新たな薬学教育のプログラムや薬を創るAIのプラットフォームをテーマに基調講演が行われました。

 学術会議は3日も開かれます。

学校給食センター見学会

 学校給食センターの調理場に実際に入ることで給食への関心を深めてほしいと、久喜市立学校給食センターで見学会が開かれました。

 調理場は衛生上の理由から普段は入ることができませんが、2日はスタンプラリーやクイズを解きながら自由に見学ができ、多くの家族連れが参加しました。

 強力な泡を噴射して多くの野菜を洗浄できるシンクや、冷凍ハンバーグやコロッケをマイナス20度で保管している冷凍室を見学しました。

 また、一度におよそ1000人分の汁物を作ることができる回転釜で、大きなしゃもじを使ってかき混ぜる体験もでき、子どもたちは普段、食べている給食ができるまでの過程に理解を深めていました。