参議院選挙を総括 自民党両院議員懇談会
自民党は28日、今月20日に行われ、与党で過半数割れとなった参議院選挙を総括する両院議員懇談会を開きました。
懇談会では、冒頭のあいさつで石破総理大臣が続投への意欲を示しました。
続いて、森山幹事長が党内に参院選総括委員会を設置して、来月中を目途に報告書をとりまとめると説明しました。
そのうえで、「まとまった段階で幹事長としての自らの責任を明らかにしたい」と述べました。
懇談会は冒頭のあいさつ以外非公開で行わましたが、出席した複数の関係者によりますと、石破総理に退陣を求める意見が多数に上り続投の支持は少数にとどまっているということです。
自民党県連は、今月23日、自民党総裁の石破総理の辞任と党執行部人事の刷新を求める申し入れ書を提出しています。
懇談会終了後、石破総理は記者団の取材に対して、「ほとんどの方から発言があり、色々な意見があった。これを今後良く踏まえ適切に判断していきたい」とコメントしています。