7月27日(日)のニュース

夏の高校野球埼玉大会 叡明 初の甲子園

 夏の高校野球埼玉大会は27日、大宮公園野球場で決勝戦が行われ、Aシードの叡明が昌平を下し初優勝を決めました。

 春夏通じて初めての甲子園出場です。

 2回表、叡明は2アウト2塁の場面で細沼がセンターにはじき返し1点を先制します。

 3回に相手エラーで同点に追いついた昌平は5回ウラ、2アウトランナーなしで4番の桜井。

 レフトスタンドへの特大のソロホームランで勝ち越します。

 直後の6回表、叡明は1アウト2塁から苫の左中間を破るタイムリー3ベースヒットですぐさま同点とします。

 さらに、デッドボールとフォアボールでフルベースとし再び細沼。

 センター前に2点タイムリーを放ち逆転に成功します。

 叡明は9回にも田口のタイムリーでリードを3点に広げます。

 後がない昌平はそのウラ、2アウトながら1、3塁のチャンスを作ります。

 しかし、今大会、ホームラン2本の諏江はレフトフライに打ち取られてゲームセット。

 Aシードの叡明が153校・139チームの頂点に立ち、春夏通じて初の甲子園出場を決めました。

来月1日オープンを前に 「リプロ武道館」記念式典

 上尾市にある県立武道館は「リプロ武道館」の愛称で来月1日にリニューアルオープンします。

 27日、オリンピックのメダリストを招いた記念式典が開かれました。

 2004年に建てられた県立武道館は、建物の長寿命化を目指して去年9月から今月まで道場の床の張り替えや照明設備のLED化など大規模な改修工事を行いました。

 また、さいたま市の不動産業、「リプロ」がネーミングライツを取得し、愛称は「リプロ武道館」に決まりました。

 27日の記念式典には、寄居町出身で東京オリンピックの柔道女子70キロ級の金メダリスト、新井千鶴さんと柔道男子90キロ級でパリオリンピックでは銀メダル、先月の世界選手権で金メダルを獲得した村尾三四郎選手が参加しました。

 はじめに大野知事と新井さん、村尾選手が初投げを披露しました。

 このあと新井さんと村尾選手による柔道教室が開かれ、およそ130人の中高生が参加しました。

 参加した生徒たちは、柔道の足の運び方やえりの持ち方など、世界トップレベルの技を学んでいました。