7月26日(土)のニュース

川口や草加などでひったくり6件相次ぐ 同一犯か

 26日未明、川口市や草加市などでスクーターに乗った2人組の男によるひったくりが6件相次ぎました。

 警察は同一犯の可能性があるとみて調べています。

 26日午前3時ごろ、川口市西川口の路上で、自転車で帰宅していた27歳の男性が、スクーターに乗った2人組の男に、前かごに入れていたリュックサックをひったくられました。

 そのおよそ10分後には、およそ3キロ離れた蕨市北町の路上で38歳の女性が、スクーターに乗った2人組に自転車の前かごからハンドバッグをひったくられました。

 さらに午前4時5分ごろには、草加市谷塚町の歩道上で、自転車で帰宅途中だった27歳の男性が、スクーターに乗った2人組の男にリュックサックをひったくられ、その5分後には、およそ1キロ離れた草加市高砂で、自転車に乗っていた54歳の男性が、ショルダーバッグをひったくられる被害にあいました。

 その1時間後、再び川口市で2人組の男によるひったくりが2件発生しています。

 被害にあった6人に、けがはありませんでした。

 警察は、いずれの事件も手口が似ていることから、同一犯の可能性があるとみて2人組の男の行方を捜査しています。

夏休み中の子どもたちが木の魅力とふれあう

 夏休み中の子どもたちが木材を使ったものづくりなどを通して、木の魅力にふれあうイベントが、さいたま市で開かれました。

 このイベントは、木について学び、ふれあう体験を通して、子どもたちに地球環境に関心を持ってもらいたいと開かれたもので、400人以上の親子が参加しました。

 木育の授業では、木を植えてから材料として使えるようになるまでにどれくらいの歳月がかかるかや、山から木が無くなると、土砂災害などが起こる可能性があることなどを学びました。

 このあと子どもたちは、ことしで戦後80年を迎えることから、平和をテーマに建築現場の廃材を使った「廃材アート」に取り組み、やすりなどを使いながら、いろいろな大きさや形の木材を自由に組み合わせ作品を仕上げていました。

 また、木材の表面を薄く削り取る「カンナ削り」にも挑戦した子どもたちは、様々な体験を通じて木の魅力にふれていました。