7月17日(木)のニュース

埼玉ブロンコス 新オーナーら さいたま市を表敬訪問

 バスケットボールB3リーグさいたまブロンコスの新オーナーとなった人材サービス業などを営むディップの冨田英揮社長らが17日、さいたま市役所を訪れました。

 17日訪れたのは、冨田社長のほか、Bリーグの島田慎二チェアマンやB3リーグの堀井幹也理事長など6人です。

 さいたまブロンコスの運営会社を子会社化し、新オーナーに就任した冨田社長は新シーズンでのB3リーグの優勝や、2026│27シーズンから始まるBリーグプレミアへ将来参入することを目標に掲げています。

 冨田社長は、「さいたま市はバスケットボール部の部員が多いのでブロンコスを青少年の目標となるような市民が誇りに思うようなチームにしたい」と意気込みを語りました。

 清水市長は「さいたまスーパーアリーナでオリンピックの公式戦が行われるなどさいたま市はバスケットの聖地的な部分があるので早く上のリーグに上がってもらえると大変うれしい」と激励しました。

 さいたまブロンコスは9月27日に所沢市民体育館で金沢武士団とシーズン開幕戦を戦います。

6月の県内企業倒産 2か月ぶりに30件台

 先月の県内企業の倒産件数は36件で、2か月ぶりに30件を上回ったことが、帝国データバンク大宮支店の調査で分かりました。

 先月、1000万円以上の負債を抱えて倒産した県内企業は36件で、前の年の同じ時期に比べ7件増加しました。

 負債総額は68億300万円で、前の年の同じ月に比べ4億4300万円増えています。

 負債額が30億円に迫る倒産が1件発生したため、負債総額はことし最高となりましたが、全体としては小規模倒産が多数を占める傾向が続いています。

 業種別では、建設業が14件で最も多く、次いで製造業と卸売業の6件でした。

 建設業が最多となるのは2か月連続です。

 帝国データバンク大宮支店は「政府や金融機関が様々な対策を講じており、短期間での倒産件数の急増は想定しづらい」としたうえで「しばらくは、30件台後半から40件台前半の推移をたどりながら、緩やかな増加傾向が続くと見込まれる」としています。

狭山セコムラガッツ 市長表敬

 ラグビーリーグワンDIVISION3に昇格後初めてのシーズンで、2位の成績を残した狭山セコムラガッツが狭山市役所を訪れ、小谷野剛市長に成果報告をしました。

 狭山市役所を訪れたのは、チームを運営するセコムの吉田保幸社長やセコムラガッツのキャプテン飯田光紀選手など8人です。

 セコムラガッツは今シーズン、ラグビーリーグワンDIVISION3で戦い、1シーズンでのDIVISION2への昇格は逃したものの、2位という好成績を残しました。

 吉田社長は「結果は2位でしたが、次のシーズンではDIVISION2に上がってもらいたいと思うので、引き続き応援お願いします」と述べました。

 これを受け、小谷野市長は「次のステップで終わることはないと思うので、更なる高みを目指して頑張ってください」と激励しました。  

行田の田んぼアート見頃

 世界最大級の大きさで知られる行田市の田んぼアートが見頃となりました。

 行田市は2008年から、水田をキャンバスに見立て田んぼアートを制作しています。

 ことしは、およそ2.8ヘクタールの広大な田んぼに、18日から公開予定の人気アニメ映画「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎を4種類の稲で描きました。

 1000人以上のボランティアが田植えした先月中旬には、うっすらとしていた炭治郎は、およそ1か月が経った今、迫力ある姿を見せています。

 絵柄が細かいため、ことしは図柄を構成するための杭が、これまでで最も多い1万本を超えたということです。

 田んぼアートは、高さ50メートルの行田タワーの展望室から楽しむことができ、多くの人たちが訪れ写真に収めていました。

 田んぼアートは10月中旬ごろまで楽しめるということです。

企画展「名所 大宮ー鉄道のまち・公園のまちー」

 大宮駅と大宮公園の開業140周年を記念した企画展が、県立歴史と民俗の博物館で開かれています。

 会場では、宿場町から鉄道のまちへと発展してきた大宮の歩みを振り返る資料や写真などが187点展示されています。

 このうち、大宮駅の歴史を振り返るコーナーでは、車輪や番号プレートなど電車の部品を製造する際に使われていた昭和時代の木型のほか、路線図や駅舎の写真などがあり、当時の大宮駅を知ることができます。

 また昭和はじめの大宮公園の写真も展示され、当時から多くの人々に親しまれていたことが分かります。

 この他、鳥瞰図の絵師として有名な吉田初三郎が昭和30年頃に描いた「大宮市鳥瞰図」は、上空から見た当時の大宮市の様子が描かれていて、景観の移り変わりや現代のまちとの違いを楽しむことができます。

 大宮の歴史を感じることができる企画展、「名所大宮ー鉄道のまち・公園のまちー」は県立歴史と民俗の博物館で、来月31日まで開かれています。