6月定例県議会 134億円余の補正予算案可決
6月定例県議会は2日最終日を迎え、134億円余りの補正予算案など38議案を可決するなどし閉会しました。
2日の本会議では、八潮市の道路陥没事故で破損した下水道管の仮復旧をはじめ、工事に伴う通行規制で休業や売り上げが減少する店舗の補償などを盛り込んだおよそ41億1000万円の補正予算案が賛成多数で可決されました。
また、今回の事故を受け、国に対し補償制度の構築などを求める2つの意見書案と、県に対して被害を受けた住民や事業者への速やかな補償を求める決議案が議員提出され、全会一致で可決されています。
閉会後、大野知事は今後の補償のあり方について「大きな事故が起きた場合にどのように負担していくのか、財源はどうするのかについては今回が前例になる。そこはしっかりと(国に)投げかけていき、皆さんに納得してもらえるような形で補償に結びつけていきたい」と述べました。