6月25日(水)のニュース

参院選に向け 警察署長会議

 来月3日に公示される参議員選挙を前に、県警は25日、選挙違反の取締りなどに向けた警察署長会議を開きました。

 野井祐一本部長は「選挙が公正に行われることは、民主主義の根幹をなすものであり、選挙の公正確保を求める県民の期待に応えられるよう選挙違反を取締り、警護を行うことが重要」と述べました。

 そして「自らが選挙違反の取締状況と警護計画を正確に把握したうえで、適時適切な指揮をし、選挙の公正を求める県民の期待に応えていただきたい」と訓示しました。

 県警は県警本部と県内39の警察署に選挙違反取締本部を設置し取締りにあたります。

八潮道路陥没事故 県議会特別委が現地視察

 八潮市で起きた道路陥没事故を調査する県議会の特別委員会が25日、現地で復旧工事の対応状況などを確認しました。

 視察は雨のため急きょ屋内で行われ、県下水道事業課の担当者が、24日撮影した現場の状況をパネルで見せながら、破損した下水道管や雨水管の仮復旧の状況などについて報告しました。

 また、現場周辺の臭気対策として、消臭剤をまいていることも確認しました。

 特別委員会は今後、周辺住民への補償のあり方などの検討を進めていくとしています。

 宇田川幸夫委員長は「補償がどう始まっていくのか、それに対して私たちの意見提言をしていく。その中で必要なことがあれば随時委員会を開催したい」と述べました。

特別展「スポフィッシュ」

 生き物の習性や運動能力をスポーツにたとえて紹介する特別展が、羽生市のさいたま水族館で開かれています。

 特別展では、16種類の生き物の習性や運動能力などを「飛ぶ」「泳ぐ」などのジャンルに分けて、スポーツにたとえて展示しています。

 タイミングが良ければ、テッポウウオが木につるされた的をめがけて、口から水鉄砲を発射する様子を見ることもできます。

 また、ヘコアユは敵から身を守るために小さな群れを作っていて逆立ちの状態で泳いでいることから、アーティスティックスイミングに見立てています。

 この特別展は8月31日まで開かれています。

4月から6月期の業況感 前期比9ポイント悪化

 ことし4月から6月期の県内企業の景気状況を示す業況感は、1月~3月期と比べ9ポイント悪化していることがぶぎん地域経済研究所が四半期ごとに行っている企業経営動向調査で、分かりました。

 調査は、ことし4月から先月にかけて県内企業532社を対象に行われ、回答率は28.8パーセントでした。

 調査によりますと、4月から6月期の自社業界の景気について、「良い」とした割合から「悪い」とした割合を差し引いた指数=BSIはマイナス28で、前回行った1月から3月期の調査から9ポイント悪化しました。

 これは、アメリカの貿易政策が徐々に明らかになり、貿易量自体が縮小し景気が悪化する懸念やその影響で自社の売上げなどが落ち込む懸念を強めていることが背景にあるとみられます。

 業種別では、製造業が前回の調査の7ポイント悪化を更に上回る14ポイントの悪化、前回、5ポイントの改善の非製造業も、4ポイントの悪化となり、多くの業種で悪化が見られます。

「さいたまブロンコス」 新オーナーに「ディップ」

 現在、国内バスケットボールリーグのB3リーグに所属するさいたまブロンコスの新体制会見が25日行われ、新オーナー企業にディップが就任しました。

 ディップは、現在ブロンコスを運営するブロンコス20を子会社化してブロンコスのオーナーになったものです。

 今シーズン、ブロンコスは、12位で終えていますが、来シーズンはリーグ優勝を目指しています。

 会見に参加した新オーナーのディップの冨田英揮代表取締役社長兼CEOは、オーナー就任にあたり、「Bリーグで、一番強い一番人気のあるチームにしていきたいという決意のもと参入させて頂きました。」「是非この言葉が最初の挨拶だけでは無かったと、嘘は無かったと証明させて頂きたい」と今後の活躍への決意を語りました。

 チームは、2026‐27シーズンから始まるBリーグプレミアへ2030‐31シーズンに参入することを目標に戦っていくということです。

うどんのPRを兼ねた交通事故防止キャンペーン

 6月25日は語呂合わせで「無事故の日」です。

 加須市役所で加須名物のうどんなどを配布して交通事故防止をよびかけるキャンペーンが行われました。

 江戸時代からうどん文化が続く加須市では6月25日を「加須市うどんの日」に制定しています。

 また、25日は、語呂合わせで無事故の日でもあることから、加須市交通安全母の会加須支部が、交通安全と、うどんのPRを兼ねたキャンペーンを加須市役所で行いました。

 午前10時から始まったキャンペーンでは、かぞブランドうどんの乾麺と交通安全の啓発グッズを配布。

 訪れた人たちは、交通安全のよびかけに耳を傾けながらグッズを受け取っていました。