6月18日(水)のニュース

大宮区女性殺害事件 「自殺願望あれば好都合」

 7年前、さいたま市大宮区のマンションで、女性が殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕された男は「自殺願望者であれば、警察の捜査もなかなか届かない。殺人願望がある私には好都合だった」という趣旨の話をしていることが、捜査関係者への取材で分かりました。

 2018年1月4日ごろ、さいたま市大宮区寿能町のマンションで、茨城県に住んでいた宮本果歩さん(当時21)の首を絞めるなどして殺害した疑いで無職の斎藤純容疑者(31)が、18日さいたま地検に送検されました。

 捜査関係者によりますと、斎藤容疑者は、「自殺願望者であれば、警察の捜査もなかなか届かない。殺人願望がある私には好都合だった」という趣旨の話をしているということです。

 警察は、宮本さんに自殺の意思があったかどうか慎重に捜査しています。

 また、斎藤容疑者は殺人願望を達成するため通り魔の犯行を考えたが、捕まるリスクが高いと思い諦めその後、自殺願望者を探す方法にたどり着いたという話をしているということです。

 さらに、斎藤容疑者は、事件の前にブルーシートと保冷剤を準備していたことが新たにわかりました。

 警察は計画的犯行とみて調べています。

川口市住宅強盗 指示役と運転役を公開手配

 ことし4月、川口市の住宅に男らが押し入り、73歳の男性を脅して現金や金庫を奪い逃走した事件で、警察は指示役と運転役の男を公開手配しました。

 強盗などの疑いで公開手配されたのは、東京都葛飾区の職業不詳、栁川輝人容疑者(21)と、東京都足立区の職業不詳、八木来斗容疑者(21)です。

 2人は仲間と共謀しことし4月、川口市川口の住宅に押し入り73歳の男性を脅して、現金およそ8万7500円と時価総額285万6000円相当の金庫2個などを奪った疑いが持たれています。

 警察によりますと栁川容疑者は指示役で八木容疑者が運転役とみられています。

 2人はいずれもやせ型で栁川容疑者は身長177センチほど、八木容疑者は身長およそ175センチということです。

 事件をめぐっては、警察はこれまでに別の男2人を逮捕していて、18日、2人を公開手配し広く情報提供を求めています。

 また、八木容疑者はことし4月、草加市で発生した住居侵入、窃盗事件でも公開手配されています。

 情報提供先は川口警察署 048ー253ー0110

18日も猛暑日 熱中症疑い58人救急搬送

 県内は17日に続き18日も各地で猛暑日となりました。

 県によりますと、午後4時時点で熱中症の疑いで58人が救急搬送されています。

 18日も高気圧に覆われて、17日に続き真夏のような暑さとなりました。

 最高気温は熊谷で35.8度、鳩山で35.5度、それに所沢で35.2度と、35度以上の猛暑日となり、他の各地でも猛暑日に迫る厳し暑さとなりました。

 熱中症の疑いによる救急搬送も相次いでいます。

 県の消防課によりますと、午後4時時点で救急搬送されたのは58人で、このうち40人が65歳以上の高齢者でした。

 19日も厳しい暑さが続く予想です。

 引き続きエアコンを適切に使用し、水分や塩分をこまめに補給するなど、熱中症への対策を徹底するようにしてください。

女性殺害事件 容疑者「自殺願望者 私には好都合」

 7年前、さいたま市大宮区のマンションで女性が殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕された男は「自殺願望者であれば、警察の捜査もなかなか届かない。殺人願望がある私には好都合だった」という趣旨の話をしていることが、捜査関係者への取材で分かりました。

 2018年1月4日ごろ、さいたま市大宮区寿能町のマンションで、茨城県に住んでいた宮本果歩さん(当時21)の首を絞めるなどして殺害した疑いで、無職の斎藤純容疑者(31)が18日、さいたま地検に送検されました。

 捜査関係者によりますと、斎藤容疑者は「自殺願望者であれば、警察の捜査もなかなか届かない。殺人願望がある私には好都合だった」という趣旨の話をしているということです。

 警察は、宮本さんに自殺の意思があったかどうか慎重に捜査しています。

 また、斎藤容疑者は殺人願望を達成するため、通り魔の犯行を考えたが捕まるリスクが高いと思い諦め、その後、自殺願望者を探す方法にたどり着いたという話しをしているということです。

 警察が詳しいいきさつを調べています。

さいたま市 「二十歳の集い」埼スタで開催へ

 さいたま市は毎年1月、さいたまスーパーアリーナで行っている「二十歳の集い」について、再来年は埼玉スタジアムに会場を移す方向で検討していることを明らかにしました。

 これは18日開かれたさいたま市議会で、公明党の尾上貴明議員の一般質問に対し、子ども未来局の安部健一局長が答弁し明らかになりました。

 2000年にオープンしたさいたまスーパーアリーナは、老朽化に伴い来年1月中旬から最大18か月の予定で、大規模改修工事が行われます。

 市はさいたまスーパーアリーナで開かれてきた「二十歳の集い」を、再来年は1月11日に埼玉スタジアムで開催する方向で検討しています。

 市は、雨が降った時など、会場の変更に伴う具体的な対応を検討していく方針です。

大野知事 有事の広報体制 見直し表明

 6月定例県議会は18日から一般質問が始まり、八潮市の道路陥没事故を受けて、大野知事は大規模災害など有事の広報体制について今年度中に包括的な見直しを行う考えを示しました。

 自民党県議団の内沼博史議員は、災害発生時には刻一刻と変わる情報を、迅速に市民に届けることが重要と指摘しました。

 そのうえで、「対応を強化するために、マスコミ連携とSNS対応の専門チームの立ち上げも一助になると考える」と質しました。

 これに対して大野知事は、八潮市の道路陥没事故では災害対策本部会議をマスメディアに公開し、対応状況や今後の見通しなどの情報発信に努めたと説明しました。

 そのうえで「より大きな災害発生時におけるマスコミへの情報提供や、SNSでの情報発信、埼玉版FEMAとの連携をはじめとする有事の広報体制については、私自身が加わって今年度中に包括的な見直しを実施したいと考えている」と述べました。