6月16日(月)のニュース

31歳の男逮捕 自宅から頭蓋骨見つかる

 2018年1月、さいたま市大宮区のマンションで、茨城県の当時21歳の知人女性を殺害したとして、警察は16日、31歳の男を逮捕しました。

 殺人の疑いで逮捕されたのは、さいたま市大宮区寿能町の無職斎藤純容疑者(31)です。

 警察によりますと、斎藤容疑者は2018年1月4日ごろ、さいたま市大宮区寿能町のマンションで、茨城県に住んでいた宮本果歩さん(当時21)の首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。

 警察の調べに対し、「小さいころから殺人願望のようなものを抱いていた」「殺したことは間違いありませんが、合意の上で殺している」と供述しているということです。

 斎藤容疑者は、これまでに窃盗容疑で2回逮捕され、警察が家宅捜索した際に宮本さんの頭蓋骨を見つけました。

 自宅からは宮本さんの頭蓋骨以外の骨も複数見つかっており、警察は、自宅で遺体を解体したとみて調べています。

 2人は、SNSを通じて知り合ったとみられていて、斎藤容疑者は、宮本さんの居場所が特定されないようにスマートフォンのSIMカードを抜き取らせたり、住み込みのバイトに行くと置き手紙を書かせたりしていたと見ています。

 宮本さんは、事件当日、大宮駅周辺で接触し、その後殺害されたとみられています。

子ども2人死傷 34歳の父親を殺人などで逮捕

 ことし2月、熊谷市内の商業施設の敷地内で、車の中で練炭を燃やし、当時5歳の次男らを死傷させたとして34歳の父親が16日逮捕されました。

 殺人と殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、熊谷市肥塚に住む斗澤直人容疑者(34)です。

 斗澤容疑者はことし2月、熊谷市津田新田にあるJAくまがやふれあいセンター大里店の駐車場に停めた車の中で、当時8歳の長男と、5歳の次男を練炭を燃やしたことによる一酸化炭素中毒により死傷させた疑いが持たれています。

 長男は現場から救急搬送され現在は退院しましたが、次男の斗澤朝陽さんはその場で死亡が確認されました。

 斗澤容疑者は警察の調べに対し、「長男を負傷させて、次男を殺害したことは間違いありません」と容疑を認めたうえで、「自分1人で死ねなかったので、長男と次男を道連れにしようとした」と話しているということです。

 警察は詳しい動機などを調べています。

7年前に知人女性殺害疑い 31歳の男逮捕

 2018年1月、さいたま市大宮区のマンションで、茨城県の当時21歳の知人女性を殺害したとして、警察は16日31歳の男を逮捕しました。

 男の自宅からは被害者の頭蓋骨が見つかっていて、警察の調べに対し、男は「合意の上で殺している」と話しているということです。

 殺人の疑いで逮捕されたのは、さいたま市大宮区寿能町の無職 斎藤純容疑者(31)です。

 警察によりますと、斎藤容疑者は2018年1月4日ごろ、さいたま市大宮区寿能町のマンションで、茨城県に住んでいた宮本果歩さん(当時21)の首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。

 警察の調べに対し、「小さいころから殺人願望のようなものを抱いていた」「殺したことは間違いありませんが、合意の上で殺している」と供述しているということです。

 警察は、さいたま市内で発生した窃盗事件で、先月、斎藤容疑者を逮捕し家宅捜索をした結果、宮本さんの頭蓋骨を見つけました。

 自宅からはもう1人の頭蓋骨が見つかっていて、斎藤容疑者はネットで購入したと話しているということです。

 2人はSNSを通じて知り合ったとみられていて、警察は大宮警察署に特別捜査班を設置して詳しく調べています。

夏の参院選に向けポスター掲示板の設置始まる

 7月20日投票が確実となった参議院選挙に向けて、さいたま市で選挙ポスターを貼るための掲示板の設置が始まりました。

 さいたま市の選挙管理委員会は、6月20日までに選挙ポスターを貼るための掲示板を市内1813か所に設置します。

 埼玉選挙区の改選定数「4」に対し、6月6日の立候補予定者説明会に、17陣営が出席したことから現在18人の枠を来週以降4人分増やし、最大で22人のポスターが掲示できるようにします。

 また、今回の参議院選挙では選挙ポスターに品位を求める規定を新たに盛り込み、ことし3月に成立した改正公職選挙法が適用されます。

 石破政権は会期を延長しない方針を固めていて、参議院選挙は7月3日に公示、20日に投票の日程で近く閣議決定される見通しです。

志木市長に香川氏4選

 任期満了に伴う志木市長選挙は15日投開票が行われ、現職の香川武文氏が4回目の当選を果たしました。

 志木市長選挙の開票結果です。

 香川武文 無所属・現 当選 15178

 水谷利美 無所属・新 4756

 現職の香川氏が前市議会議員で新人の水谷氏を破り、4回目の当選を果たしました。

 投票率は32.85パーセントで、前回4年前を1.65ポイント下回りました。

 香川氏は「水害対策や犯罪を減らすことは、選ばれるまちの大きな条件になるので、スピーディーに進めていきたい。7割近い方が投票に行っていない。これまでの市政が評価されたということもあるし、争点が争点でなかったのかもしれない。市民のニーズを的確に捉え、選ばれる自治体として志木市を成長させていきたい」と述べました。

さいたま芸術劇場と埼玉会館にネーミングライツ

 県は、文化振興や施設の維持管理などに活用する財源を確保するため「彩の国さいたま芸術劇場」と「埼玉会館」にネーミングライツを導入し、7月末まで募集します。

 「彩の国さいたま芸術劇場」は、県民が自ら舞台・芸術活動ができるとともに優れた芸術を鑑賞できる機会を設けようと、1994年にオープンしました。

 「埼玉会館」は、音楽や演劇、落語など県民が親しみやすい公演を楽しめる施設として、1966年に旧館が建て替えられ、現在に至っています。

 命名権料はいずれも1年で707万円以上、契約期間はことし10月1日から2030年3月末までで、集まった資金は文化振興や施設の維持管理などに充てられます。

 また、地域貢献に対する考え方や施設の今後の活用計画なども提案することが条件で、県は「命名権者と連携した施設のPRや地域の活性化に、官民連携で効果的に取り組みを拡大していきたい」としています。

生成AIなど最先端教育を学ぶ 教職員向けの研修会

 デジタル社会で活躍できる子どもたちを育てようと生成AIなどの最先端教育に関する教職員向けの研修会が幸手市で開かれました。

 研修会には、県内の公立小中学校の教職員に加え、オンラインで参加する全国各地の教職員などおよそ100人が参加しました。

 幸手市では、生成AIなどの最先端教育を通して、将来、子どもたちがデジタル社会で活躍するための取り組みをおととしから行っています。

 16日の研修会では、幸手市教育委員会ICT教育専門員の大西久雄さんが登壇し、教職員に向けて講演しました。

 大西さんは、「子どもたちにAIを使用して教育する際は、AIの答えを全て受け入れるのではなく1つの素材として教育の二次活用することが大切」と話しました。

 そして現在、幸手市内の小中学校で行われている最先端授業や、AIが作成したID・パスワードの大切さを伝える曲が紹介されました。

 参加した人たちは、真剣な表情で最先端授業への理解を深めていました。

小学生が狭山茶の茶摘み体験

 県内最大の狭山茶の産地、入間市で、地元の小学生が茶摘みを体験しました。

 入間市立新久小学校の児童たちは、学校の隣にあるお茶農家の中島園を訪れ茶摘みを体験しました。

 中島克典さんが「芽を人差し指と親指でつまんで手前に折って摘んでください」と説明すると、子どもたちは「つゆひかり」という品種のお茶の葉を丁寧に摘み取っていきました。

 子どもたちは摘み取った茶葉を持ち帰り、天ぷらにしたり手で揉んでお茶にしたりして楽しむということです。

狭山の群生地 ネジバナ見頃

 6月から7月にかけて、かわいらしいピンクの花を咲かせる「ネジバナ」が狭山市で見頃を迎えています。

 ネジバナはラン科の植物で、まっすぐに伸びた茎の先端にらせん状に花を咲かせるのが特徴です。

 入間川の昭代橋から田島屋堰の間の1.2キロメートルにわたる河川敷では、ネジバナが群生していて、近隣の住民や地域の中高生などがボランティアで 大切に育てています。

 6年前に発生した台風19号の雨で川が増水し一時、花の姿が消えた時期がありましたが、4年前から再び咲き始めました。

 ことしは去年にくらべ雨量が多かった影響で、芝生の状態が良くなりおよそ7000本が花を咲かせているということです。

 ピンクの花が特徴の「ネジバナ」ですが、ごくまれに珍しい白い花を見ることができるということです。

 また、花の付き方も左巻きや右巻き、中にはねじれずにまっすぐに並ぶこともあり、よく観察してみることで花の違いを楽しむことができます。

 「ネジバナ」は7月上旬ごろまで楽しめるということです。