脅迫やストーカー行為繰り返す 男性教諭を免職
県教育委員会は、同僚だった女性教諭に対し「殺す」といった脅迫やストーカー行為を繰り返していたなどとして、県立越谷西特別支援学校に勤務する29歳の男性教諭を13日付けで懲戒免職としました。
懲戒免職処分となったのは、県立越谷西特別支援学校に勤務する安西大史教諭(29)です。
県教育局によりますと、安西教諭は去年4月からことし3月にかけて当時、同僚だった20代の女性教諭に対し、LINEで「殺す」などと脅迫したりストーカー行為を執拗に繰り返したりして、PTSDや適応障害を負わせたということです。
また、ことし2月には、コンビニエンスストアに駐車していた自身の車内で、女性の左脇腹をおよそ45分間にわたって殴り、全治およそ1か月のけがを負わせたほか、ことし3月にはLINEを通じて「今から家行くね。殺してやるから」などとメッセージを送っていました。
安西教諭は、脅迫と傷害の罪で略式起訴され、罰金50万円を即日で納付しています。
県教育局の聞き取りに、安西教諭は「付き合ってはいないものの、そのような状況にあったと認識していた」「過度な嫉妬だった」と話しているということです。