5月15日(木)のニュース

児童4人ひき逃げ事件 逃走車 現場近くで発見

 14日、三郷市で小学生4人がけがをしたひき逃げ事件で、逃走したとみられる車が現場近くで見つかったことが捜査関係者の話で分かりました。

 運転していた男らは見つかっておらず、警察が行方を追っています。

 14日午後4時ごろ、三郷市中央の市道で下校中だった児童およそ10人の列に背後から車が突っ込み、11歳の男子児童4人が病院に搬送されました。

 1人は右足の甲の剥離骨折で重傷とみられ、3人が足や腕に軽傷を負いました。

 事故直後、車で現場を通りかかった男性のドライブレコーダーには道路の脇に止まった車から、男性2人が降りてくるのが写っていました。

 集まった児童らと会話するような様子も見られ、数人の女性も見守る中、2人はしきりに周囲を確認したあと再び乗車して走り去っていきました。

 警察はひき逃げ事件として捜査していますが、捜査関係者によりますと男らが乗っていたとみられる車が15日、現場近くで見つかったということです。

 車に乗っていた男らは見つかっておらず、警察が行方を捜査しています。

幸手市の市道 乗用車と衝突 バイクの運転手死亡

 15日朝、幸手市の市道で乗用車とバイクが衝突する事故があり、バイクを運転していた男性が死亡しました。

 15日午前8時すぎ、幸手市高須賀の市道交差点で乗用車とバイクが衝突する事故があり、通行人から110番通報がありました。

 この事故でバイクを運転していた久喜市南の会社員筆是さん(36)が病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

 警察は、乗用車を運転していた久喜市伊坂南の会社員加藤潤也容疑者(38)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 調べに対し加藤容疑者は「バイクと衝突する事故を起こしたことは間違いない」と容疑を認めているということです。

 警察は容疑を過失運転致死に切り替え、事故の詳しい原因を調べています。

電車内で女性の体触ったか 埼玉労働局の男を逮捕

 15日午前、JR武蔵野線の電車内で、10代の女性の体を触るなどのわいせつな行為をしたとして、埼玉労働局に勤める国家公務員の男が、現行犯逮捕されました。

 不同意わいせつの疑いで現行犯逮捕されたのは、埼玉労働局さいたま労働基準監督署 労災第一課長の国家公務員、丸山顕宏容疑者(52)です。

 丸山容疑者は、15日午前7時45分すぎ、JR武蔵野線の電車内で、10代の専門学校生の体を触るなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。

 警察によりますと5月に入り女性から警察に体を触られる被害の相談があったということです。

 15日、鉄道警察隊が車内で警戒していたところ、丸山容疑者の犯行を確認し、現行犯逮捕しました。

 調べに対し、丸山容疑者は、「抵抗していないので、同意していたものと思っていた」と容疑を一部否認しているということです。

 職員の逮捕を受けて、埼玉労働局は、「関係者の皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことと、公務に対する信頼を大きく失墜させたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。

「りそな サクラ BASE」開設

 地域貢献活動に取り組む団体などが利用出来る施設「りそなサクラBASE」が15日、ところざわサクラタウンにオープンし、記念式典が開かれました。

 この施設は、埼玉りそな銀行のところざわサクラタウン出張所のATMコーナーを改修して作られました。

 子どもの居場所づくりなど地域貢献活動に取り組む団体に無料で貸し出されます。

 施設内には、学習机や椅子などがあり、子どもたちが学習できるスペースや遊ぶ場所も設けられています。

 式典では、埼玉りそな銀行の福岡聡社長が「社会に活気を生み出すには、子どもが心から元気にならないといけない」とあいさつしました。

 今後、施設は芸術や文化に関連したイベントを開催し、地域の活性化にも貢献したいとしています。

武蔵野銀行と埼玉中小企業家同友会 連携協定

 地域経済の活性化と中小企業の課題解決を目指そうと、武蔵野銀行と埼玉中小企業家同友会が連携協定を結びました。

 連携協定では武蔵野銀行と県内およそ1000社の中小企業の経営者が参加する「埼玉中小企業家同友会」が互いのネットワークやノウハウをいかして、地域経済の活性化を目指します。

 締結式で武蔵野銀行の長堀和正頭取と埼玉中小企業家同友会の小松君恵代表理事がそれぞれ協定書に署名しました。

 連携協定の具体的な内容として、地域経済に関する情報交換や互いに勉強会に協力することなどが盛り込まれています。