5月12日(月)のニュース

さいたま市長選挙 各区役所で期日前投票始まる

 11日告示されたさいたま市長選挙の期日前投票が、12日から各区役所で始まりました。

 期日前投票は、投票日当日に、仕事や旅行、病気などの理由で投票に行けない有権者が事前に投票できる制度です。

 さいたま市内には12日から各区役所に期日前投票所が設けられていて、午前8時半から午後8時まで受け付けています。

 前回=2021年のさいたま市長選の投票率は28.7%で、そのうち、およそ26パーセントの人が期日前投票を行いました。

 期日前投票所は、17日からは各区に2か所ずつ、22日からは各区で3か所、合計で市内30か所に設置されます。

 さいたま市では、投票所によって受付時間が異なるため、詳しくはさいたま市のホームページで確認するよう呼びかけています。

 また、投票の際に提示する投票所整理券は、12日から順次発送していますが、整理券がなくても受付をすれば投票できるということです。

さいたま市長選挙 投票率の推移

 さいたま市長選挙の投票率は、清水市長が初当選を果たした2009年の選挙以降、毎回前回の投票率を下回り、前回、前々回は、2回連続で過去最低を更新しました。

 前回の選挙では、28.7パーセントで初めて30パーセントを切りました。

 この状況を受け市選挙管理委員会は、市民への周知を早めるため、選挙期日をこれまでよりおよそ2か月前倒して決定しました。

 その上で、投票日を市民に伝えるため、新しい告知方法を実施するなど、投票率向上に向けた対策を行っています。

 各種対策が結果に結び付くのか、5月25日の投票に注目です。

 市によりますと11日時点で、選挙人名簿登録者数いわゆる有権者は111万7901人です。

白岡市役所 13日から主要業務 再開

 5月6日、白岡市役所の1階部分が焼けた火事で白岡市は、12日、13日から主要業務を再開すると発表しました。

 5月6日、白岡市役所で発生した火事では、税務課や市民課などがある庁舎1階の一部、およそ800平方メートルが焼け、業務が出来ない状況になりました。

 市は、隣接する施設に臨時窓口を設置し、相談業務を中心に一部業務を再開していましたが、12日、基幹系システムが復旧したとして、臨時窓口で、住民票の写しの交付や、住民税関係証明交付などの主要業務を13日午前8時半から再開すると発表しました。

 臨時窓口での作業のため、キャッシュレス決済が出来ないなど制限もあり、詳しくは市のホームページで確認するよう呼びかけています。

“全裸男”覚醒剤使用疑いで再逮捕

 4月21日、草加市内の学習塾に全裸で侵入した疑いで現行犯逮捕された男が事件前に覚醒剤を使用したとして、再逮捕されました。

 覚醒剤取締法違反の疑いで再逮捕されたのは、蕨市中央の建設作業員、西村大輔容疑者(48)です。

 西村容疑者は、4月上旬から塾への侵入事件が起きた4月21日までの間、覚醒剤を使用した疑いが持たれています。

 調べに対し、西村容疑者は容疑を認めているということです。

 警察によりますとこの事件の前に川口市や蕨市、さいたま市、草加市の4市で死亡ひき逃げなど20件以上の事件や事故が発生し、1人が死亡、10人が重軽傷を負いました。

 警察はいずれも西村容疑者が関与したとみて調べています。

さいたま市北区 マンション火災 男性が死亡

 12日午前、さいたま市北区の3階建てマンションの一室で火事があり、80代の男性が死亡しました。

 火事のあとこの部屋の住人と連絡が取れなくなっているということで、警察が身元の確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。

 12日午前11時前、さいたま市北区奈良町にある鉄筋3階建てマンションの2階の一室から煙が出ているのを、近くに住む人が見つけ119番通報しました。

 火はおよそ2時間後に消し止められましたが、この火事で80代の男性が搬送先の病院で死亡が確認されました。

 警察によりますと、出火元の部屋には80代の男性が1人で暮らしていて、火事のあと、連絡が取れていないということです。

 警察は、死亡した男性の身元の確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。

 現場はJR宮原駅から西におよそ800メートル離れた住宅街です。

「Miss SAKE Japan」埼玉県代表

 6月京都で開催される「MissSAKEJapan最終選考会」を前に埼玉県代表が大野知事を表敬訪問し、全国大会への意気込みを語りました。

 「MissSAKEJapan」は、日本酒と日本文化の魅力を国内外に発信する親善大使を選ぶために2013年から行われています。

 ことし2月の県大会でおよそ40人の中から代表に選ばれたのは、声優やこうのす観光大使などで活動する鴻巣市出身の石崎智子さんです。

 6月13日に京都で開かれる最終選考会を前に県庁を訪れた石崎さんが最終選考会の抱負と埼玉県愛を伝えると大野知事は「素晴らしい成績を残せるように頑張ってください埼玉県のお酒も広めてください」と激励しました。

幸手市の小学校で バケツで米作り

 幸手市の小学校で伝統ある米作りを継承しようと5、6年生の児童がバケツに稲の苗を植えました。

 幸手市は江戸時代、幕府に納める米として評価の高かった「白目米」の産地として栄え、現在も多くの農家で米作りをしています。

 伝統ある米作りを継承しようと幸手市の上高野小学校では去年からバケツを使った稲作りを行っています。

 12日は、5、6年生の栽培委員会の児童18人がJA埼玉みずほの職員らの指導のもとバケツへ苗を植えました。

 児童たちは土の入ったバケツに肥料と水を入れ、泥まみれになりながらよく混ぜて最後に苗を植えました。

 12日植えた苗は秋に収穫して食べる予定です。

武蔵野銀行 第75回全国植樹祭記念展 開催中

 5月25日、66年ぶりに埼玉県で開催される全国植樹祭を盛り上げようと、武蔵野銀行本店の「M’sSQUARE」で記念展が開かれています。

 第75回全国植樹祭の会場である秩父市から離れたさいたま市でも植樹祭を盛り上げようと、武蔵野銀行本店2階の「M’sSQUARE」で記念展が開かれています。

 記念展では植樹祭のPR動画放映やポスター展示のほか、小鹿野町産ヒノキの端材を活用した「森のタンブラー」が展示されています。

 「森のタンブラー」は、植樹祭を記念し武蔵野銀行が製作、販売したほか、埼玉県にも寄贈しています。

 このほか、植樹祭当日に県内3カ所に設置されるサテライト会場で配布する、間伐材を使用したノートや鉛筆などの「エコ文房具セット」の見本も飾られています。

 「第75回全国植樹祭」記念展は植樹祭当日の5月25日まで武蔵野銀行本店2階「M’sSQUARE」で開かれています。