5月5日(月)のニュース

久喜市 車が民家の塀に衝突 同乗者が重傷

 5日未明、久喜市の市道で、乗用車が民家のブロック塀にぶつかる事故があり、助手席に同乗していた19歳の男子大学生が頭を強く打ち重傷です。

 5日午前3時前、久喜市菖蒲町台の市道で乗用車が進行方向の左側にある民家のブロック塀に衝突しました。

 この事故で助手席に同乗していた久喜市の19歳の男子大学生が頭などを強く打ち、重傷を負いました。

 警察は、乗用車を運転していた久喜市に住む会社員の19歳の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 調べに対し、男は「お酒を飲んで運転し、スピードを出してカーブを曲がりきれなかった」と、容疑を認めているということです。

 警察によりますと男の呼気からは酒気帯び運転の基準を下回る1リットルあたり、0.15ミリグラム未満のアルコールが検出されたということです。

 警察は、詳しい事故の原因などを調べています。

JR大宮駅前 国民・玉木代表 支持拡大を訴え

 国民民主党の玉木雄一郎代表はさいたま市内で街頭演説を行い、政党の政策実現に向けて支持拡大を訴えました。

 JR大宮駅東口で街頭演説を行った国民民主党の玉木代表は、ガソリンの暫定税率を廃止して「手取りを増やす」重要性を訴えました。

 国民民主党・玉木雄一郎代表「地方創生がしたければ地方の人が一番使っている車に使うガソリンを下げたら一番いいと思わないか。そういうことを一個一個速やかにやる政治が今求められている」

 また、玉木代表は、暫定税率の廃止は自民・公明と国民民主の3党間で決めたものの、実施時期が決まっていないと指摘したうえで、今実施することで、「皆さんの暮らしはもっと楽になる」と訴えました。

流行する百日せき ~原因と対策は~

 激しいせきが続く「百日せき」。県内でも感染者が増え、流行が続いています。

 原因と対策について、専門の医師に聞きました。

 「百日せき」は、その名の通り激しいせきが長い期間続く細菌性の感染症です。

 免疫力の低い乳児は重症化するリスクが高く、肺炎や脳症を合併し死亡するおそれもあります。

 主な感染経路は、せきやくしゃみによる飛まつ感染や、感染した人との接触です。

 県のまとめによりますと、4月27日までのことしの感染者数は429人と、去年の同じ時期と比べて400人以上増えています。

 感染者の増加について、さいたま市岩槻区にある峯小児科の峯眞人院長は、コロナ禍での感染対策から一定期間が経ったことによる免疫力の低下を指摘します。

 峯小児科峯眞人院長「コロナ禍はありとあらゆる感染症が少なかった。皆さんマスクをしたり手洗いをしたり人との距離を置いたり。」

 「お互い会話を避けたりなど。飛沫感染はそこで移るし、接触感染も人との距離があれば移りにくい」

 「そんなことであらゆる感染症が減ったがその1つの要因で百日せきが減った可能性がある」

 重症化リスクの高い乳児について、峯院長は、ワクチンの定期接種が効果的だと話します。

 峯小児科峯眞人院長「何といっても一番重要なのは予防するためのワクチン」

 「(生後)2か月から5種混合ワクチンが開始されて定期接種のワクチンで無料です」

 「合計4回 2か月・3か月・4か月・1か月おきに3回続けてワクチンを打って1年から1年半後ぐらいに追加接種という4回目のワクチンを打つ日本の定期接種です」

 「ワクチンは(生後)2か月になったらなるべく早く打ってもらえるように、かかりつけの小児科の先生に相談してもらいたい」

 百日せきを疑うポイントについて、峯院長に聞きました。

 百日せきは、熱がほとんど出ず、「コンコン」という短いせきが続くことが特徴です。

 また、夜にかけてせきがひどくなるケースが多いことから、せきで目覚めたり、寝つけなかったりした場合には、百日せきを疑って早めに医療機関を受診してほしいとしています。

 百日せきも感染対策が重要です。手洗いやマスクの着用、せきエチケットなど基本的な感染対策を心がけましょう。

子どもの日 「春日部大凧あげ祭り」

 子どもたちの健やかな成長を願う春日部市の伝統行事、「大凧あげ祭り」が行われ、たたみ100畳分の大きさの凧が、空に舞い上がりました。

 祭りでははじめに、大きさが縦6メートル、横4メートル、重さはおよそ150キロの小ぶりな小凧が揚げられました。

 このあとはいよいよ大凧です。重さはおよそ800キロあり、縦15メートル、横11メートルでたたみ100畳分の大きさです。

 凧文字には旧春日部市と旧庄和町の合併20周年を祝い市がさらに発展するようにとの願いを込めて、「春日部」「20周年」が採用されました。

 そして、およそ100人ほどの引き手が声を掛け合いながら引き揚げました。

 大凧は青空に舞い上がると会場からは、大きな歓声や拍手が沸き起こりました。

 庄和大凧文化保存会によりますと大凧は8分ほど空を舞い、ここ10年で最も長かったということです。

日本の伝統文化に親しむ 川越市 茶の湯イベント

 日本の伝統文化の「茶の湯」を多くの人に知ってもらおうというイベントが川越市で開かれました。

 このイベントは、茶を振る舞う日本の伝統文化「茶の湯」を多くの人々に理解を深めてもらおうと、毎年、開かれています。

 5日は「茶の湯」が川越市内の9つの神社などで披露されました。

 このうち、仙波東照宮では戦国時代をイメージした「茶の湯」が披露され、甲冑姿の男性が茶を振る舞いました。

 参加した人たちは、淹れたてのお茶をじっくりと味わうなどして日本の伝統文化に親しんでいました。

国営武蔵丘陵森林公園 イベントにぎわう

 ゴールデンウィークに合わせて様々なアクティビティやワークショップが体験できるイベントが、国営武蔵丘陵森林公園で開かれています。

 運動広場で行われている様々なアクティビティに挑戦できる「ACTIVE WEEKS!」。

 芝生の斜面を利用したグラススキー体験や森林に囲まれた沼でのカヌー体験、さらに、空高く舞い上がる逆バンジートランポリンなどが体験できます。

 また、同時開催されている「BOTANICAL PICNIC」では、およそ30店舗が出店し、厳選されたコーヒーやこだわりスイーツ、手作りのアクセサリー雑貨などが販売されています。

 さらに、ぬいぐるみ作りやアクセサリー作りなどの体験ができるワークショップも行われています。

 訪れた人たちは、アクティビティやワークショップなどを通してゴールデンウィークを満喫していました。

 このイベントは、国営武蔵丘陵森林公園で6日まで開かれています。