八潮道路陥没事故 運転席部分に人らしき姿発見
ことし1月、八潮市の道路が陥没し、トラックが転落した事故で県などは1日、地中の下水道管内で見つかった運転席部分の中に人らしき姿を確認したと明らかにしました。
安否不明となっている70代の男性運転手の可能性が高いとみて、2日にも救出作業を本格化します。
県によりますと、トラックの運転席部分は道路が陥没した地点からおよそ30メートル下流の下水道管内に取り残されていて、70代の男性運転手は安否不明のままです。
1日、午前4時半ごろから消防や警察のおよそ20人が事故後初めて下水道管内に入り、流れ込む下水の量や有毒な硫化水素の濃度を調査しました。
その際、目視で運転席部分の中に人らしき姿を発見したということです。
男性運転手の可能性が高いとみられます。
また、県は1日の調査の結果、人が下水道管内に入っても二次災害が起きる可能性は低いと判断したということです。
このため、消防や警察は2日にも下水道管の内部に入り、男性の救出活動を本格化させる方針です。