4月29日(火)のニュース

“新茶シーズン到来告げる” 狭山新茶まつり

 静岡茶、宇治茶と並ぶ日本三大銘茶のひとつ「狭山茶」の新茶シーズンの到来を告げるイベントが狭山市で開かれました。

 狭山市役所で開かれた「狭山新茶まつり」では、新茶の販売のほか、茶娘が淹れたてのお茶を訪れた人に提供しました。

 また、蒸した茶葉を手でもみながら乾燥させて、お茶をつくる手揉み茶の実演が行われました。

 このほか狭山茶の代表的な品種、「さやまかおり」の新芽の茶摘み体験もありました。

 訪れた人たちは、試飲などを通して、狭山茶の魅力を堪能していました。

春の叙勲 県内は183人

 ことしの春の叙勲受章者が発表されました。

 県内からは183人が選ばれています。

 秩父市の中猛保さんは、およそ50年の長きにわたり塗装業に励みました。

 このうち22年間は塗装職種の県技能検定委員として、技能検定制度の適正な運営に大きく貢献したなどとして、瑞宝単光章を受章しました。

 中さんは、塗装職人だった父親の影響で20歳のときに塗装の仕事を始めると、29歳で独立、中栄ペイントを設立しました。

 以降、さまざまな資格を取得し、腕を磨きました。

 1992年からは県技能検定委員を担い、10年間は首席として業界全体の技能の向上に努めてきました。