4月21日(月)のニュース

秩父市長選 新人の清野氏が初当選

 任期満了に伴う秩父市長選挙は、20日投開票が行われ、新人の清野和彦氏が再選を目指した現職を破り初当選を果たしました。

 秩父市長選挙の開票結果です。

 清野和彦 無所属・新 当選14825

 北堀篤 無所属・現 13902

 新人で元市議の清野氏が、自民党と公明党が推薦した現職の北堀氏を破り、初当選を果たしました。

 投票率は59.53パーセントで、前回=4年前を0.32ポイント下回り過去最低となりました。

 清野氏は「市立病院の建設をなるべく早く進め、安心安全な医療を届ける環境づくりを進めたい」と話しています。 

吉見町長選 新人の神田氏が初当選

 20日投開票が行われた任期満了に伴う吉見町長選挙は、新人の神田隆氏が、現職を僅差で破り初当選を果たしました。

 吉見町長選挙の開票結果です。

 神田隆 無所属・新 当選3838

 宮崎善雄 無所属・現 3795

 現職と新人の一騎打ちとなった吉見町長選挙は、元町議会議長で新人の神田氏が3回目の当選を目指した現職の宮崎氏を、わずか43票差で破り初当選を果たしました。

 投票率は50.09パーセントで、前回=4年前を6.47ポイント下回りました。

女子高校生殺害 別の方角から同じ交差点通る

 4月14日、さいたま市桜区のマンションで女子高校生が刃物で刺され死亡した事件で、殺人の疑いで逮捕された25歳の男と女子高校生は事件直前、別の方角から来た2人が同じ時間帯に現場付近の交差点を通っていたことがわかりました。

 事件は4月14日、さいたま市桜区のマンションの出入口付近で、高校1年生の手柄玲奈さん(15)が刃物で刺され死亡したもので、殺人の疑いで谷内寛幸容疑者(25)が逮捕されました。

 調べに対し谷内容疑者は、黙秘を続けています。

 警察によりますと、事件直前、現場付近の防犯カメラの映像には別の方角から来た2人が、わずかな差で同じ交差点を通っていた様子が映っていたということです。

 2人に面識はないとみられ、警察は、谷内容疑者が現場付近の交差点で手柄さんを偶然見つけ、犯行に及んだ可能性があるとみて捜査しています。

特殊詐欺対策一斉警戒

 被害が後を絶たない特殊詐欺の防止に向け、県警は21日から4月25日まで、駅前やATMを重点に警戒を強化しています。

 初日の21日は、ふじみ野市の東武東上線・上福岡駅前で特殊詐欺被害防止キャンペーンが行われました。

 県警によりますと、ことし1月から3月までの特殊詐欺の被害件数は、東入間警察署が管轄するふじみ野市と富士見市、三芳町が県内で最も多かったということです。

 キャンペーンでは、東入間警察署の友則歩署長が「特殊詐欺は地域の絆で防ぎましょう。周りの方がおかしいと思ったら声をかけましょう」と呼びかけました。

 そして、埼玉りそな銀行上福岡支店の小木曽達朗支店長から、特殊詐欺にだまされないよう啓発するステッカー「防犯ステイマーク」が友則署長に贈られました。

 防犯ステイマークは、東入間警察署の管内にあるおよそ70か所のATMで貼られるということです。

 このあと、集まったふじみ野市の職員らおよそ40人が、駅前で通行人に啓発品を配りながら、特殊詐欺の被害に遭わないよう注意を呼びかけました。

 県警は特殊詐欺の被害を防ぐため、4月25日まで駅前や無人ATMなどで警戒を強化することにしています。

全国植樹祭開催記念オリジナル切手を大野知事に贈呈

 5月25日に、埼玉県で66年ぶりに行われる全国植樹祭を記念したオリジナルフレーム切手が、日本郵便から大野知事に贈られました。

 日本郵便関東支社の丸山元彦支社長から、オリジナルフレーム切手を手渡された大野知事は「一目で埼玉と分かるデザイン。しっかりと全国植樹祭を盛り上げていきたい」と話しました。

 切手には、深谷市の旧渋沢邸「中の家」や行田市の田んぼアートなど、県内の観光名所や特産品である県産いちごがデザインされています。

 800部限定のオリジナルフレーム切手は、4月25日から県内すべての郵便局または日本郵便のホームページで、1800円で販売されます。

創業支援拠点「Anonect」オープンセレモニー

 将来、開業を目指す起業家たちを支援する埼玉縣信用金庫の「Anonect」が、さいたま市浦和区に4月24日にオープンするのを前に、21日、セレモニーが開かれました。

 Anonectは、事業計画書の作成など起業するために必要な手続きや、創業5年以内の企業に対し経営のアドバイスをする施設で、創業や企業の成長を支援します。

 関東経済産業局や県商工会議所連合会などとも連携していて、資金調達や事業アイディアの改善など、各分野の専門家が多角的に相談に応じます。

 21日のオープンセレモニーで、埼玉縣信用金庫の池田啓一理事長は「多くの相談が行われ、新たなビジネスが生み出されることを期待している」と挨拶しました。

 埼玉縣信用金庫はことしの夏をめどに、創業を目指す人が試験的に商品を販売できるチャレンジショップや、起業家が集まって情報交換ができる会員制のスペースなどをオープンする予定です。