高市経済安保相が講演“緊急時の対応 事前検討を”
高市早苗経済安全保障担当大臣が19日、さいたま市内で講演し、大地震など、緊急時の対応を事前に考える重要性を訴えました。
講演会は、浦和ロータリークラブの定例会で企画されました。
テーマは、「日本の経済安全保障」。
高市大臣は、首都直下地震が発生しても、政府機能が維持できるよう東京以外の拠点を事前に決めておく重要性を指摘しました。
また、埼玉は海に面していないため、地震で津波の被害を受ける可能性が低いとして、「県として何ができるかを議論して、国に提言してほしい」と呼びかけました。
このほか、電気やガスの会社の管理システムがサイバー攻撃を受け、インフラ機能が停止することを想定して、あらかじめ地域のコミュニティの中で対応策を考えておく必要性などを訴えていました。