9月19日(火)のニュース

体験実践型防災訓練 所沢警察署

 子どもたちに防災への意識を高めてもらおうと所沢警察署で体験型の防災訓練が行われました。

 訓練は、関東大震災からことしで100年となったことを受けて行われ、所沢警察署の警察官や所沢東消防署の消防隊員、それに地元の所沢市立並木小学校の3年生あわせておよそ50人が参加しました。

 地震の揺れを体験できる起震車では、マグニチュード7クラスの首都直下地震を想定した揺れの大きさを体験しました。

 初期消火の訓練では、消火器はホースの先端を持って火元に発射することが大切だと消防隊員から学ぶと、早速実践していました。

 子どもたちは、訓練や体験を通じて有事に備えて日ごろから防災への意識を高める大切さを学んでいました。

宇宙飛行士・若田光一さんが母校浦和高校で講演会

 さいたま市出身の宇宙飛行士若田光一さんが19日、母校の県立浦和高校を訪れ、全校生徒の前で5度目の宇宙飛行を報告しました。

 今から41年前の1982年3月に県立浦和高校を卒業した若田光一さん。19日は、ことし3月に終えた5回目の宇宙飛行について報告しました。

 報告会の冒頭、若田さんが今回の宇宙飛行で船内に持ち込んだ校訓の書かれた旗が学校に返還されました。

 その後、若田さんが行ったさまざまな実験の様子や目的を紹介したほか、高校時代に野球部だった若田さんが自分で投げたボールを自ら打ってキャッチする1人野球をするなど、任務以外の日の生活模様が映し出されると会場からは大きな笑いが起こりました。