生後2か月の次男を逆さづり 30代両親送検
ことし2月、上尾市のアパートで生後2か月の次男を逆さづりにし、足の骨を折る大けがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕された30代の両親の身柄が11日、さいたま地検に送られました。
送検されたのは、いずれも桶川市下日出谷西の無職で、父親の山崎翔容疑者(39)と、母親の美穂容疑者(33)の2人です。
警察によりますと、2人はことし2月上旬から中旬にかけて、当時住んでいた上尾市瓦葺のアパートで、生後2か月の次男の右足をつかんで逆さづりにするなどの暴行を加え、大けがをさせた疑いが持たれています。
2月26日に山崎容疑者が119番通報し、次男は救急搬送されました。
消防によりますと、搬送時は心肺停止の状態だったということです。
搬送先の病院から、虐待が疑われるとして警察に通報があり発覚しました。
県の中央児童相談所によりますと、2月の事件までに一家に関する通報はなかったということです。
次男は骨折以外にもけががあり現在も入院していて、警察は日常的な虐待の有無を調べています。