5月11日(木)のニュース

生後2か月の次男を逆さづり 30代両親送検

 ことし2月、上尾市のアパートで生後2か月の次男を逆さづりにし、足の骨を折る大けがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕された30代の両親の身柄が11日、さいたま地検に送られました。

 送検されたのは、いずれも桶川市下日出谷西の無職で、父親の山崎翔容疑者(39)と、母親の美穂容疑者(33)の2人です。

 警察によりますと、2人はことし2月上旬から中旬にかけて、当時住んでいた上尾市瓦葺のアパートで、生後2か月の次男の右足をつかんで逆さづりにするなどの暴行を加え、大けがをさせた疑いが持たれています。

 2月26日に山崎容疑者が119番通報し、次男は救急搬送されました。

 消防によりますと、搬送時は心肺停止の状態だったということです。

 搬送先の病院から、虐待が疑われるとして警察に通報があり発覚しました。

 県の中央児童相談所によりますと、2月の事件までに一家に関する通報はなかったということです。

 次男は骨折以外にもけががあり現在も入院していて、警察は日常的な虐待の有無を調べています。

「テレ玉SDGs推進キャンペーン」寄付で感謝状

 テレ玉が展開しているSDGs推進キャンペーンの協賛金の一部を県の4つの基金に寄付したことを受け、大野知事から感謝状が贈られました。

 テレ玉は2019年度からSDGsに取り組む企業をPRする特別CMを放送し、協賛金の一部を、毎年、県の基金に寄付しています。

 昨年度は県内8つの企業がキャンペーンに協賛し、その協賛金の一部あわせて70万円を寄付しました。

 寄付したのは、地域の福祉のために活用される「シラコバト基金」や自然環境の保全活動に充てられる「彩の国みどりの基金」など4つの基金で、ボランティア団体や障害者の支援、森林の整備などに役立てられます。