3月18日(土)のニュース

YOSHIMIRAI いちごまつり~苺一会~

 県内一のイチゴの生産量を誇る吉見町で、町制施行50周年を記念したイベントが開催されました。

 「YOSHIMIRAIいちごまつり~苺一会(いちごいちえ)~」は、一般公募で集まった吉見町にゆかりのある10代から70代の28人が企画して、初めて開かれました。

 食とアートがテーマで、会場では、町民を中心に願いごとを書いた、およそ4000枚のメッセージカードを集めたイチゴのモザイクアートが展示されたほか、屋外では、キッチンカーでイチゴのチュロスなど地元の食材を使った商品が販売されました。

 メインイベントの1つ、イチゴの早食い大会では、参加した子どもたちが地元で採れた「とちおとめ」を懸命に頬張っていました。

 また、ワークショップエリアでは、紙粘土を使ったイチゴのプリンパフェのメモスタンド作りのコーナーなども設けられました。

 訪れた人たちは各ブースを巡りながら、イチゴをはじめとした町の特産品を堪能していました。

新型コロナ 357人感染2人死亡

 県内で18日、新たに357人の新型コロナウイルスの感染と2人の死亡が確認されました。

 1日あたりの感染者数は6日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。

 直近1週間の平均は351.7人で、76.3人減少しています。

 1週間平均が400人を下回るのは4日連続です。

 1人の感染者が何人に感染を広げるかを示す「実効再生産数」は0.945で、61日連続で「1」を下回っています。

埼玉文芸賞贈呈式

 小説やエッセイなど、さまざまな文芸の部門で優れた作品を表彰する埼玉文芸賞の贈呈式が桶川市のさいたま文学館で開かれました。

 埼玉文芸賞は県内の文芸活動の振興を図るため、県と県の教育委員会が1969年に創設しました。

 贈呈式が開かれるのは、新型コロナの影響で4年ぶりで、今回は小説やエッセイ、児童文学など7つの部門で15歳から91歳までの幅広い世代からあわせて390点の応募がありました。

 選考委員会の委員長を務める歌人の沖ななもさんは「今を生きる私たちの感情を表現できることが文学の楽しみです。受賞された皆様の中からこれからも多くの作品が生まれることを期待しています」と述べました。

 最優秀賞にあたる埼玉文芸賞には、「小説・戯曲部門」で星野透さん、「詩部門」で中尾敏康さん、「短歌部門」で綾部光芳さんの3人が選ばれました。

 また、今回、応募した県内の高校生のうち4人が若手が対象の「奨励賞」を受賞しました。

 受賞作品は、6月に出版予定の「文芸埼玉」に掲載されます。