6月11日(金)のニュース

21日以降の対応を意見交換「酒類の提供は慎重に」

 まん延防止等重点措置の適用の期限が6月20日に迫るなか、県はこんや、専門家会議を開き、21日以降の対応などについて意見を交わしました。

 「酒類の提供については、慎重に判断すべき」といった意見が、相次いだということです。

 11日の専門家会議で県内の感染状況について、新規感染者の数が減少している一方で、新規陽性者の減少のペースが、落ちていることやインド株が懸念されていると説明しました。

 そのうえで、21日以降の対応について、経済の専門家も含めて「段階的な緩和が必要」「1都3県の状況を考える必要がある」「酒については、慎重に判断しないとリバウンドする可能性がある」といった意見がありました。

 酒類の提供について、県は、来週に判断するとしています。

 大野知事「いま、本当に多くの事業者のみなさんに酒の提供も含めてご協力をいただいています。彩の国「新しい生活様式」安心宣言飲食店+(プラス)もありますので高い感染防止対策ができることを前提として来週にもう1度専門家の方々にご意見を伺いたいと思います」

新型コロナウイルス県内で11日87人感染2人死亡

 県内で11日、新型コロナウイルスに感染した70代と80代の男性合わせて2人の死亡と、87人の感染が確認されました。

 県によりますと、陽性と判定された30代の男性は、カラオケが感染経路とみられています。

桶川市ワクチン1170回分廃棄 確認ミスが原因

 桶川市は、11日、新型コロナウイルスワクチンを受領した際の確認ミスで、ワクチン1箱、1170回分を廃棄したと発表しました。

 桶川市によりますと、市の職員3人が、5月14日、市保健センターに届いた米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン15箱を開封し、超低温冷凍庫に収納しました。

 その後、業者が空き箱を回収しましたが、うち1箱はワクチンが入ったままでした。

 収納した数量を確認しなかったのが原因とのことです。

 ワクチンは当面、必要な量は確保できていて、接種の進捗状況などに影響はないとしています。

「学校連携観戦チケット」半数以上キャンセル見込み

 児童や生徒に割り当てられている、東京オリンピック・パラリンピックの「学校連携観戦チケット」について、県内の自治体が確保していたおよそ6万8000枚のうち、半数以上が、キャンセルされる見込みであることが分かりました。

 県内の児童と生徒には、「学校連携観戦チケット」が、およそ9万2000枚割り当てられていて、このうちおよそ6万8000枚は、県内の自治体が、確保しています。

 テレ玉が、各自治体に取材したところ、少なくとも、さいたま市、朝霞市、加須市は、確保したチケットをすべてキャンセルする予定です。

 このほか、少なくとも8の自治体が、確保したチケットのうち、半数以上、または一部キャンセルすると回答し、3万5000枚以上がキャンセルされる見通しです。

 このうち、さいたま市は、市内の中学校と中等教育学校の2年と3年や、引率の教員分など県内の自治体で最も多いおよそ2万3000枚のチケットを確保していましたが11日までにすべてキャンセルすることを決めました。

 市の担当者は、「子どもたちに感動を味わってもらおうと準備を進めていたが、様々なことが不確定なため、見合わせることにした」と話しています。

 一方、三芳町は、確保した1570枚について、「感染予防が徹底できれば、子どもたちに感動を与えたい。現状として可能性を残したい」と現段階でのキャンセルを見送っています。

 キャンセルを報告した多くの自治体が、新型コロナウイルスの感染状況だけでなく大会組織委員会の不確定要素の多さを指摘しました。

 キャンセル分の対応も含め県の担当者は、「安全安心な競技観戦が前提なので、県としては、感染症対策に取り組み、市町村の意向を確認しながら、対応していきたい」とコメントしています。

高級釣り具を狙い万引きの疑いで22歳男逮捕

 熊谷市のリサイクル店で高級釣り具を万引きしたとして22歳の男が11日、窃盗の疑いで逮捕されました。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、千葉県船橋市の職業不詳、山崎拓海容疑者(22)です。

 警察の調べによりますと山崎容疑者は、ことし3月11日深夜、熊谷市肥塚のリサイクル店に客を装って入店し、ショーケースからリール10個、37万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

 翌日に定員が、ショーケースの鍵が壊されて、高額の商品がなくなっているのに気付いて警察に通報しました。

 盗まれた品物は、群馬県内の2つの中古釣具店で、売却されていました。

 山崎容疑者は高額の中古品を狙って、仲間と盗みを繰り返していたとみられ、警察はほかのリサイクル店で発生した被害についても関連を調べています。

オリパラ事前キャンプ受け入れ自治体向け説明会

 東京オリンピック・パラリンピックに出場する各国の選手が、大会前に国内で合宿を行う事前キャンプについて、県は11日、受け入れる自治体などを対象に、新型コロナウイルス対策などの説明会を開きました。

 11日で4回目となる事前キャンプの説明会はオンラインで開かれ、海外の選手団を受け入れるさいたま市や三郷市、新座市など県内14の自治体と、協力する学校の関係者ら合わせて50人が出席しました。

 11日の説明会では県の担当者から、事前キャンプ中は、各国の選手団に対して唾液によるPCR検査を毎日実施し、陽性者が出た場合は、速やかに医療機関を受診させることなどが説明されました。

 また、選手団との接触頻度が高いスタッフもPCR検査を毎日実施するほか、接触頻度が低いスタッフも、4日に1回のペースでPCR検査を行います。

 県内では、7月上旬の所沢市のイタリア選手団と、加須市のコロンビア選手団の受け入れ、事前キャンプがスタートする予定ですが、すでに、7つの自治体が事前キャンプの受け入れを見送っています。

10月の熊谷市長選 小林哲也県議が立候補表明

 ことし10月31日に行われる熊谷市長選について、県議会の小林哲也議員(62)が11日、市長選への出馬を表明しました。

 小林哲也県議は、熊谷市出身の62歳。2003年に県議会議員に初当選し、現在、5期目を務めています。

 熊谷市長選への立候補の理由について、小林県議は、「県議としての18年の経験を、生まれ育った熊谷市に生かしていきたい」と話しました。

 また、アフターコロナという次の段階を見据え、「これまでに培ってきた県や国とのパイプを生かして、スタートダッシュに取り組んでいきたい」としました。

 自身の具体的な政策は後日改めて発表するとしています。

 6月定例議会中に県議を辞職する予定で、「退路を断って全身全霊で頑張っていきたい」と話しています。

 現職の富岡清市長は、これまでのところ態度を表明しておらず、正式に出馬を表明したのは小林県議が初めてです。

男性を刃物で切りつけた男2人を殺人未遂容疑で逮捕

 去年12月、草加市内で当時26歳の男性が背中をカッターナイフで刺された事件で、警察は10日、男2人を殺人未遂容疑で逮捕し、11日、身柄をさいたま地検に送検しました。

 逮捕・送検されたのは、草加市小山に住む自称・石綿作業員の鈴木豊容疑者(56)と、同じく自称・石綿作業員の鈴木新一容疑者(61)の2人です。

 2人は去年12月6日に、草加市栄町の路上で当時26歳の男性を殺害しようと、背中をカッターナイフで切りつけて、全治4週間のケガを負わせた殺人未遂の疑いが持たれています。

 警察の調べによりますと、鈴木豊容疑者と鈴木新一容疑者は一緒に酒を飲んでいて、同じく飲酒していた面識のない26歳男性と口論になり、持っていたカッターナイフで切りつけたということです。

 警察は、2人の認否を明らかにしていません。

荻野吟子のPR漫画冊子制作の高校生に感謝状

 現在の熊谷市出身で日本で初めて公認女性医師となった荻野吟子の漫画冊子の制作に協力した高校生に大野知事から11日感謝状が贈られました。

 荻野吟子の漫画冊子は困難を乗り越え日本初の公認女性医師となった荻野の功績を若い世代を中心に、知ってもらうために作られ、その生涯が紹介されています。

 知事室を訪れたのは漫画の構成や画などを担当した県立熊谷女子高校の漫画愛好会の生徒3人です。

 大野知事から漫画愛好会・会長の小泉怜子さんに感謝状が手渡されました。

 知事は「皆さんが描いた漫画の力で、多くの人に荻野吟子の功績を知って理解してもらえる」と期待を寄せました。

 完成した冊子は県の男女共同参画課のホームページに掲載されているほか県内の全高校に配布される予定です。

狭山茶の産地・入間市の小学生が茶葉の手もみ体験 

 狭山茶の産地・入間市の小学生が、自分たちの手で摘んだ茶葉の手もみに挑戦しました。

 茶葉の手もみを体験したのは、入間市立新久小学校の3年生です。

 この取り組みは、地元の特産品「狭山茶」への理解を深めてもらおうと毎年行われているもので、新久小学校では10日、児童全員で茶摘みにも挑戦しました。

 例年は「焙炉」と呼ばれる専用の作業台を使って行われますが、新型コロナウイルス感染防止のため、今年は電子レンジで茶葉を蒸して行われました。

 「茶葉を揉む」工程は、お茶の味わいを引き出す日本茶特有の作業で、児童たちは、学校の近くで茶園を営む中島克典さんの指導を受けながら、手もみ作業を繰り返し行いました。

 作業は1時間30分ほど続きましたが、児童たちはおいしいお茶になるように、集中して取り組んでいました。

蕨市が舞台のアニメ「さよならわたしのクラマー」展

 蕨市の高校を舞台に女子サッカー部の成長を描いた現在放送中のアニメ「さよなら私のクラマー」の名シーンを紹介する企画展が、蕨市の歴史民俗資料館で開かれています。

 「さよなら私のクラマー」は、漫画家の新川直司さんが蕨市にある県立の高校を舞台に、女子サッカー部の成長を描いたもので、テレビアニメで使用された原画など64点が展示されています。

 アニメでは、陸橋から見た蕨駅など実在する風景がたびたび登場するほか、11日から公開の映画のシーンも展示されています。

 主人公の恩田希が中学時代にサッカー部に入部したものの試合に出られず悔しい思いで校庭を眺めるシーンは、蕨市立第一中学校がモデルとなっていて、学校から見える景色も実際とほぼ同じということです。

 「さよなら私のクラマー」展は、蕨市立歴史民俗資料館で9月26日まで開かれています。