2月23日(火)のニュース

新型コロナ 新たに男女105人の感染と5人死亡

県内では23日、新たに男女105人の新型コロナウイルスの感染と男女5人の死亡が確認されました。

死亡が確認されたのは80代の男性4人と、90代女性1人で、このうち、90代の女性は、クラスターが発生している行田中央総合病院に入院していました。

また、県保健医療部によりますと、クラスターが発生している県内の5つの医療機関で医療従事者と入院患者合わせて10人の感染が新たに判明しました。

一方、さいたま市でも、これまでに多数の感染者が確認されている医療機関と高齢者施設で合わせて3人の陽性が確認されています。

緊急事態宣言 首都圏は解除前倒しせず

緊急事態宣言をめぐり、関西の3府県などが2月末をめどの解除を要請しましたが、大野知事は23日、埼玉県は現状で、「前倒しの解除を検討する段階にない」と慎重な姿勢を示しました。

そのうえで、埼玉など首都圏1都3県の知事は、宣言の解除を前倒ししない方向で一致しました。

京都、大阪、兵庫の3府県は、新規感染者の数や重症者用の病床使用率を指標に、解除要請を判断するための独自基準をそれぞれ設け、いずれも23日までに達成しました。

一方、埼玉を含む首都圏ではこのところ、感染者の減少スピードに鈍化傾向が見られます。

加えて、埼玉は政府の分科会が示す「ステージ」6項目のうち「病床のひっ迫具合」が「ステージ4」の基準を超えていて、医療機関の負担はいまだに大きい状況です。

宣言の期限まで残り2週間を切るなか、県は23日、専門家会議を開き、現状についての意見を求めました。

また、首都圏では変異ウイルスの感染が広がっているほか、今後、ワクチン接種のスケジュールに遅れが生じる可能性もあるなど課題が共通してます。

そのうえで開かれた、1都3県の知事によるオンライン会議では、緊急事態宣言の解除を現状では前倒ししない方向で一致しました。

また、宣言を期限の3月7日までで終わらせるために、市民に対し、外出自粛やマスク・手洗い、それに三密の回避といった、基本的な対策を改めて徹底するよう一体となって呼びかけることを確認しました。

大野知事 動画でコロナ解説

新型コロナウイルスへの不安を少しでも解消してもらおうと、県は大野知事が対策について解説する動画を県のホームページなどで公開しています。

タイトルは「やさしく解説!大野知事の新型コロナ対策」。

県のトップである知事が自ら新型コロナウイルスについて解説することで、多くの人に感染対策への意識を高めてもらうほか、県民の不安を少しでも解消してもらうのが目的で、県のホームページや動画配信サイト「YouTube」で見ることができます。

配信は今月から始まり、現在は県内で感染が広がる「変異株」「ワクチン接種」「高齢者福祉施設対策」「学校における感染防止対策」の4つのテーマで、動画が公開されています。

動画の中で大野知事は、変異株について従来のコロナ感染症と基本的な特性はほとんど引き継がれているとし3密の回避、マスクの着用、手洗いなど、これまでと同様の対策を求めています。

また、県のホームページからは、テキスト版や解説パネルも閲覧することができます。

動画は、週に1回程度、県民の関心が高いテーマを選んで、しばらく増やしていくということです。

さいたま芸術劇場 シェイクスピア作品 勉強会

コロナ禍でも演劇作品の魅力に触れてもらおうとさいたま市の彩の国さいたま芸術劇場でシェイクスピア作品の勉強会が行われました。

勉強会は県芸術文化財団がコロナ禍でも芸術作品に触れて作品の新たな魅力を発見してもらおうと企画したものです。

23日は2014年に彩の国さいたま芸術劇場で上演されたシェイクスピアの悲劇作品「ジュリアス・シーザー」を基に勉強会と上映会が行われ、およそ50人が参加しました。

勉強会は、彩の国シェイクスピア・シリーズ作品の翻訳担当の松岡和子さんと、日本シェイクスピア協会会長の河合祥一郎さんが対談形式で台詞や舞台演出などの解説を行い、作品の新たな魅力を語りました。

参加した人たちはメモを取ったり質問したりして作品への理解を深めていました。

また、23日の勉強会の模様は、会場に来ることを控えた人たち向けに一部ライブ配信されたほか、県芸術文化振興財団のユーチューブチャンネルで3月1日まで見ることが出来ます。

東日本大震災から10年 写真展「東北の学校」

東日本大震災から間もなく10年です。当時、被災した東北地方の学校の様子を、今に伝える写真展が、さいたま市浦和区で開かれています。

写真展「東北の学校~あの日をつなぐ~」では、東日本大震災で被災した学校の写真28点が展示されています。

撮影したのは、川口市出身でアメリカ在住の写真家檜佐文野さん。

震災後、母の故郷で、親戚も住んでいた宮城県石巻市に向かった檜佐さんは、信じがたい光景を目の当たりにし、当時は「何を撮ればいいか分からなくなった」ということです。

しかし、失われた子供たちの命の重さを伝えようと、2年以上にわたって日本に帰国するたびに被災地の学校の様子を写真に収め続けました。

この写真は、伯父が住んでいた家のすぐ近くにあり、火災と津波で激しく被災した石巻市立門脇小学校です。

檜佐さんが学校の写真を撮り始めるきっかけとなった小学校で、教室の窓の向こうには祖母が入院していた病院が写っている思い入れの強い一枚ということです。

このほか、震災のおよそ半年後に撮影した地面に転がるランドセルの写真などが展示されています。檜佐さんは「震災のことを長い間心にとどめ、思い返してほしい」と話しました。

「東北の学校~あの日をつなぐ~」は、さいたま市浦和区のジュエリーショップ「シプレド・オール」で2月28日まで開かれています。

地元出身の力士・大栄翔の巨大な似顔絵 朝霞市

大相撲初場所で埼玉県出身の力士として初めて幕内優勝した大栄翔の出身地、朝霞市で23日、市民らの手形によって色付けされた大きな似顔絵が作られました。

この催しは、大栄翔の幕内優勝を記念するとともに3月の春場所への期待を込めて、朝霞市が企画したもので、会場となった市内のショッピングセンターには市民らおよそ100人が集まりました。

23日は、大栄翔の似顔絵がプリントされた、たて横それぞれおよそ2メートルの大きな紙に、訪れた人たちが、絵の具を手のひらにたっぷりとつけ手形を押していきました。

また、会場には大栄翔にむけた寄せ書きや応援する気持ちを動画で撮影するコーナーも設けられ、思い思いのメッセージを書いたり、収録したりしていました。

最後に、およそ2時間半をかけて色をつけられた似顔絵に、墨で「翔」の文字を書き入れて完成しました。

完成した手形の似顔絵は、ショッピングセンターに3月いっぱい展示されるほか、寄せ書きは大栄翔に届けられ、応援メッセージは動画投稿サイト「ユーチューブ」の市公式チャンネルで公開されるということです。

コロナ禍で規模縮小して開催 鴻巣びっくりひな祭り

3月3日の「桃の節句」を前に、「ひな人形のまち」として知られる鴻巣市で、日本一高いひな壇が展示される「鴻巣びっくりひな祭り」が開かれています。

JR鴻巣駅前にある「エルミこうのす」では、高さおよそ7メートル、31段の壮大なピラミッド形ひな壇が飾られています。

びっくりひな祭りでは、例年県内外の家庭から寄せられたひな人形を飾っていますが、ことしは新型コロナウイルスの影響で募集を中止。

今回は、去年全国から寄せられた人形を再び活用して展示しました。

そのため、展示される数は去年より、およそ250体少なくなりましたが、イベントの関係者らは無病息災を願い、1551体のひな人形をピラミッド状にずらりと並べました。

会場には、家族連れなどが訪れ、大きなひな壇を見上げたり写真を撮ったりして、一足早くひな祭りの雰囲気を楽しんでいました。

「鴻巣びっくりひな祭り」は、エルミこうのすのほか、市内に3か所あるサテライト会場で3月6日まで開かれています。