12月5日(金)のニュース

スクールバスが田んぼに転落 男女20人が軽傷

 5日朝、吉見町の町道で専門学校のスクールバスが道路脇の田んぼに、転落する事故があり、男女20人が病院に搬送されましたが、いずれも軽傷とみられ、命に別状はないということです。

 5日午前8時すぎ、吉見町大串の町道で、「バスが田んぼに転落している」と目撃者の女性から110番通報がありました。

 警察や消防などによりますと、転落したのは鴻巣市にある関東工業自動車大学校のスクールバスで、77歳の男性が運転し、川越駅から学校へ向かう途中でした。

 事故当時、車内にはおよそ50人が乗っていたということで、このうち、男女20人が病院に搬送されましたが、いずれも軽傷とみられ、命に別状はないということです。

 警察は、当時の状況や詳しい事故原因を調べています。

首都圏強盗指示役か 20代男4人逮捕

 去年、首都圏で相次いだ「匿名・流動型犯罪グループ」、いわゆるトクリュウによる強盗事件のうち、千葉県市川市の事件を指示したとして、20代の男4人が埼玉県警と警視庁、千葉と神奈川県警の合同捜査本部に逮捕されました。

 一連の事件で指示役とされる人物の逮捕は初めてです。

 強盗致傷などの疑いで逮捕されたのは斉藤拓哉容疑者(26)、福地紘人容疑者(26)、村上迦楼羅容疑者(27)渡辺翔太容疑者(26)の4人です。

 調べによりますと4人は去年10月17日、実行役らと共謀して千葉県市川市の住宅に侵入し、女性を暴行してけがをさせ、現金などを奪った疑いが持たれています。

 女性は車で一時連れ去られ、埼玉県内で保護されました。

 去年8月から一都三県では18件の強盗事件が相次いでいて、捜査本部はこれまでに実行役や現金の回収役など51人を検挙してきました。

 このうち、埼玉県では4件発生しているということです。

 捜査本部は4人が他の事件にも関わったとみて全容解明を進める方針です。