7月3日(金)のニュース

7月3日は「深谷市民の日」 各地でイベント

 7月3日は、深谷市出身の実業家、渋沢栄一が肖像の1万円札が発行されたことを記念して、「深谷市民の日」と定められました。

 初めて迎える記念日の3日、各地でさまざまなイベントが行われました。

 深谷市血洗島に1895年に建てられた旧渋沢邸「中の家」は、渋沢が幼少期から23歳までを過ごした場所で、帰郷した際にも立ち寄ったといわれています。

 3日は、「深谷市民の日」を記念して、来館者にオリジナルの手拭いが配布されました。手拭いは、「中の家」の夜景と渋沢家の家紋が施されたデザインとなっています。

 また、お札ミニタオルや、1万円札柄の扇子など、「渋沢栄一グッズ」が当たる抽選会も行われ、多くの来館者が挑戦していました。

 訪れた人たちは、館内の資料や映像を見て渋沢の歴史に触れたり、実際に渋沢が過ごした部屋から景色を眺めたりして楽しんでいました。

 イベントは、あさってまで行われています。

 一方、深谷市に本社を置く給食委託会社、「ロワール」は、深谷市や寄居町など、5つの介護施設で深谷市特産品の「深谷ネギ」を使った「煮ぼうとう」を利用者らにふるまいました。

 煮ぼうとうは、渋沢が愛した郷土料理を楽しんでもらおうと、高齢者でも食べやすいように通常より柔らかい麺を使用しました。

 また、デザートには、一万円札をデザインした「渋沢栄一サブレ」が提供され、施設の利用者らは、特別なメニューを堪能していました。

 深谷城址公園では、午後3時半から、ビアフェスが開かれました。

 イベントでは、渋沢が設立に携わった大手ビール会社3社が出店し、冷えたビールが提供されました。

 また、市内の飲食店が参加して、カレーのコクと、深谷ねぎの風味の相性が特徴の「深谷カレー焼きそば」や、深谷ねぎを使った「炭火やきとん」など、地元の食材を使ったグルメがそろいました。

 訪れた人たちは、好みの商品を味わいながら深谷市の魅力を再発見していました。

 午後6時半からは、記念セレモニーを開催。始めに、小島進市長が、「7月3日は、市民の日です。渋沢栄一翁を誇りに思い、深谷市を愛してもらいたい」と挨拶しました。

 続いて10年後の成人式の日に手紙を受け取るタイムカプセルプロジェクトセレモニーが行われ、市内の小学校に通う4年生の児童たちが、二十歳の自分に向けて書いた手紙を、小島市長に預けました。

 児童は、「未来の自分への手紙を書くのは難しかったけど、未来のことを考えるきっかけとなり楽しかったです」と感想を述べました。

 その後、市内の東京成徳大学深谷高校を卒業した講談師の神田あおいさんに、深谷市親善大使の委嘱状が、手渡されました。

 渋沢栄一翁のそっくりさんの音頭で乾杯をした後、「ふっかちゃん」らを交え、くす玉開きが行われ、訪れた人たちは、初めての市民の日が、盛大に祝わいました。

八潮市 バイクとトラックが衝突 1人死亡

 3日朝、八潮市の市道でバイク2台とトラックが絡む事故があり、バイクを運転していた34歳の女性が死亡しました。

 3日午前8時20分ごろ、八潮市二丁目の市道で三郷市鷹野の会社員通山なつみさん(34)運転のバイクが何らかの理由で転倒しました。

 そこに対向から直進してきたトラックが衝突し、さらに、トラックの後方を走っていた原付きバイクもぶつかりました。

 この事故で、通山さんは、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、頭や胸などを強く打ちおよそ1時間半後に死亡が確認されました。

 警察は、トラックを運転していた、越谷市弥十郎の自称自営業平野涼太容疑者(28)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 調べに対し、平野容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、前方を見ていなかったという趣旨の話をしているということです。

 警察は、容疑を過失運転致死に切り替えて、詳しい事故原因などを調べています。

6月定例県議会閉会 102億円余の補正予算案可決

 6月定例県議会は3日最終日を迎え、102億円余りの一般会計補正予算案など33議案を可決するなどして閉会しました。

 3日の本会議では、サクラやウメなどの樹木を枯らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の対策費などを盛り込んだ、46億9500万円余りの補正予算案が全会一致で可決しました。

 また、中東情勢の影響を受ける中小企業への支援や、物価高騰への対策などに充てる、55億円余りの補正予算案も全会一致で可決しています。

 このほか、伊藤高副知事の後任に関東地方整備局・道路部長の河村英知氏を起用する人事案が全会一致で同意されました。

県の推計人口 3か月ぶり減少

 6月1日時点の県の推計人口は、729万1615人で、3か月ぶりに減少しました。

 県の統計課によりますと、先月1日時点の県の推計人口は729万1615人で、前の月に比べて1278人減少しました。

 これは出生が死亡を下回る「自然減」が2889人だったのに対し、県への転入が転出を上回る「社会増」が1611人となり、3か月ぶりに人口が減りました。

 市町村別で人口が最も増えたのは、さいたま市で193人、次いで所沢市の72人、蓮田市の67人となっています。

 一方、最も減少したのは川口市の245人で、熊谷市の161人、越谷市の125人と続いています。

54歳男性 2億円だまし取られる

 さいたま市でことし4月から5月にかけて、電話で、警察官らを名乗り金銭をだまし取る詐欺があり、54歳の男性がおよそ2億円をだまし取られました。

 警察によりますと、被害に遭ったのは、さいたま市大宮区に住む無職の男性(54)です。

 男性はことし4月、金融機関の職員や警察官を名乗る男などから、「詐欺の疑いの訴状が届いている」「マネーロンダリングであなたの口座が使われている」「お金の番号を調べるために私たちの指示に従ってください」などと電話がありました。

 話を信じた男性は、自分の口座にあった現金を22回にわたっておよそ2億955万円相当を暗号資産に換えて、指示されるままに口座に送金してしまったということです。

 電話相手が提示してきた送金額の合計と、自分が認識していた合計額に違いがあったことを不審に思った男性が、大宮警察署に相談したことから被害が発覚しました。

 県警は警察官を名乗って「詐欺の疑いがある」「マネーロンダリングであなたの口座が使われている」などの電話を受けたら詐欺を疑い、家族や警察の相談するよう注意を呼びかけています。

川越少年刑務所 サッカーで「更生支援」

 刑務所の受刑者が、サッカーを通じてコミュニケーション能力やチームワークの大切さを学ぶプロジェクトが、川越少年刑務所で開かれました。

 プロジェクトには、川越少年刑務所で服役する10代から20代の受刑者22人が参加しました。

 FIFA=国際サッカー連盟が推進する国際的な社会貢献活動の一環で、地域のプロサッカークラブや矯正施設などと連携し、サッカーを通じて受刑者の更生と社会復帰を支援するもので、2018年から世界各国で行われています。

 今回、浦和レッズと川越少年刑務所が連携してアジアで初めて、日本で開かれました。

 3日は、浦和レッズでプレーし現在は、浦和レッズハートフルクラブの酒井友之コーチが登壇しました。

 酒井コーチは、受刑者に対して日本代表としてもプレーした自身の経験から、「どんな難しい状況でも一生懸命楽しむ、それが一番大事」と話しました。

 このあと、酒井コーチらの指導のもと、パスの練習を中心にサッカーの実技が行われました。