3月27日(金)のニュース

2月県議会 閉会 過去最大規模の新年度予算案可決

 2月定例県議会は27日最終日を迎え、過去最大規模となった2兆4300億円余りの新年度=2026年度の一般会計当初予算案を可決するなどし閉会しました。

 27日の本会議では、2兆4348億6500万円で過去最大規模となった新年度の一般会計当初予算案が賛成多数で可決されました。

 主な事業としては、八潮市の道路陥没事故を踏まえた下水道管の老朽化対策などに48億円余りを盛り込みました。

 また、私立学校の教育費の負担軽減を目的に、授業料などの補助を実施する事業に342億円余りを計上しました。

 このほか、日吉亨教育長の後任に東京成徳大学深谷中学・高校校長の石川薫氏を任命する人事案が全会一致で同意されています。

 そして、最終日の27日は、正副議長選挙が行われ、新しい議長に自民党県議団の荒木裕介議員が、副議長には同じく自民党県議団の吉良英敏議員が選出されています。

富士見市 29歳男性職員を懲戒免職処分

 職員の懲戒処分を公表しました。

 富士見市は女子中学生と知りながら所沢市内のホテルで性的暴行を加えたとして先月16日に逮捕された29歳の男性職員を27日付けで懲戒免職処分としました。

 懲戒免職となったのは、富士見市経済環境部環境課の中村匡志主事(29)です。

 中村主事は去年11月2回にわたり県内に住む10代の女子中学生に対して所沢市内にあるホテルで16歳未満と知りながら性的暴行を加えた疑いが持たれています。

 女子中学生の母親が新座警察署に「娘が年上の男と関係を持ったことについて相談したい」と通報し事件が発覚しました。

 警察によりますと、中村主事と女子中学生はSNSを通じて知り合ったということです。

 富士見市の星野光弘市長は「市民の皆様の信頼を損なうこととなってしまったことに対し深くお詫び申し上げます。市民の皆様からの信頼回復に向けて全力で取組んでまいります」とコメントしています。

さいたま市北区 重傷ひき逃げ事件 24歳男逮捕

 25日、さいたま市の市道で29歳の女性が車にはねられ重傷を負ったひき逃げ事件で、警察は27日、建設業の24歳の男を逮捕しました。

 過失運転致傷とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、さいたま市北区櫛引町の建設業、深谷海斗容疑者(24)です。

 警察によりますと深谷容疑者は25日午後6時10分ごろ、さいたま市北区の市道で自転車で対向から走ってきた29歳の会社員の女性を、運転していた乗用車ではね、そのまま逃走した疑いが持たれています。

 女性は、頭の骨を折るなどして全治3か月の重傷です。

 深谷容疑者は、事故を起こした翌日の26日午後10時前に、「自首しに来ました」と大宮西警察署を訪れていました。

 調べに対して深谷容疑者は、「自転車とすれ違いざまにぶつかる交通事故を起こし現場から逃げました」と、容疑を認めているということです。

センバツ高校野球 花咲徳栄 ベスト4進出ならず

 センバツ高校野球は、準々決勝が行われ、花咲徳栄は、8対12で奈良の智弁学園に敗れ、ベスト4進出はなりませんでした。

 花咲徳栄は、1回の表、ヒットとフォアボールで1アウト満塁のチャンスに5番奥野がライトへのタイムリーヒットを放ち先制すると、さらに3本のヒットなど打者11人の猛攻でこの回6点を奪います。

 2回にも2点を加えた花咲徳栄ですが、智弁学園に追い上げられ、5回裏2アウト3塁1塁で、2番志村にツーベースヒットを打たれ8対9と逆転を許します。

 6回にも3点を許した花咲徳栄は、3回以降、智弁学園、杉本にヒット3本、無得点に抑えられ、8対12で敗退。初のベスト4進出はなりませんでした。

西武鉄道山口線 新型車両「L00系」 出発式

 西武鉄道山口線で、27日から運行を開始した新型車両=「L00系(れおけい)」の出発式が西武球場前駅で行われました。

 西武ライオンズをモチーフとしたデザインの新型車両、「L00系」。

 西武鉄道山口線での新型車両の導入は1985年の開業以来、およそ40年ぶりです。

 車内には、選手のサイン入りボールやユニフォームなどが展示されています。

 また、先頭車両には親子で車窓を楽しめるキッズシートが設置されていて、ベルーナドームや西武園ゆうえんちといった特別な場所に向かう人たちに、ワクワク感を与える工夫が凝らされています。

 出発式の前には、親子向けのワークショップが開かれ、子どもたちが思い思いにフラッグを作っていました。

 出発式で、西武鉄道の後藤高志会長は「交通手段にとどまらず、地域と地域をつなぎ、皆さまとともに歩む存在として、末永く親しまれることを願っています」とあいささつし、所沢市の小野塚市長らとテープカットを行いました。

 そして、多摩湖線管理所の坂井峰夫所長の合図で新型車両、「L00系」は4両編成で出発しました。

アフガニスタンの子どもたちへ 「ランドセル寄贈セレモニー」

 三芳町の企業が役目を終えたランドセルを、アフガニスタンの子どもたちに贈る活動を続けています。

 27日は、寄贈を前に町内でセレモニーが開かれました。

 三芳町の企業で監視カメラの開発やレンタルなどを行うMIYOSHIは、国際協力NGOジョイセフと町内の小中学校と連携し、役目を終えたランドセルを教育機会に恵まれないアフガニスタンの子どもたちへ贈るプロジェクトを、おととしから取り組んでいます。

 27日のセレモニーで、町立唐沢小学校の児童2人からMIYOSHIの佐藤英吉代表とジョイセフの栗林桃乃さんに、ランドセルが手渡されました。

 これまでプロジェクトでは、200個以上のランドセルをアフガニスタンへと贈っていて、ことしは、町内の小中学校8校から89個のランドセルが集まりました。

 ただ、アメリカ、イスラエルとイランの交戦により中東情勢が緊迫化していることから、アフガニスタンへの輸送が困難な状況です。

 今回寄付されたランドセルは、輸送が可能になり次第、アフガニスタンへと贈られるということです。

牡丹だんご「東松山さんぽ」 販売会

 東松山市にゆかりのある高校や和菓子店などが共同で開発したオリジナルスイーツの販売会が、川越市のりそなコエドテラスで行われました。

 販売されたのは、東松山市の新名物の牡丹だんご、「東松山さんぽ」です。

 市内の老舗和菓子店「富久屋」の「牡丹だんご」と、地元名物のやきとりの「辛味噌ダレ」を組合わせた商品で、みそのコクや香ばしさと団子とあんこの甘さを一緒に味わえるのが特徴です。

 27日は、商品を考案した県立松山女子高校の生徒や女子栄養大学の学生も販売に参加し、会場にはたくさんの客が訪れ、商品を買い求めていました。

県内企業の61.4% 賃上げ見込み 5年ぶり減

 県内で新年度に正社員の賃上げを見込んでいる企業の割合は61.4パーセントで、5年ぶりに減少したことが帝国データバンク大宮支店の調査で分かりました。

 調査は、ことし1月に県内企業884社を対象に行われ、回答率は45.1パーセントでした。

 正社員に対し、ベースアップやボーナスの引き上げなど、賃金の改善があると答えたのは、61.4パーセントでした。

 去年と比べて3.3ポイント下回り、5年ぶりの減少となりました。

 賃上げをする理由では、「労働力の定着・確保」と答えた企業が最も多く72.7パーセント、次いで「従業員の生活を支えるため」が57.6パーセントでした。

 一方、賃金を改善しない理由として最も多かったのは、「自社の業績低迷」で54.1パーセントでした。

 帝国データバンク大宮支店は、「企業が持続的な賃上げを行うには、付加価値の拡大と適切な価格転嫁を通じた利益の確保が従来以上に重要となる」と指摘しています。