県立文書館 企画展「札所巡りの旅」
ことしは、12年に一度、午歳に行われる秩父札所の総開帳の年です。
総開帳の期間にあわせ、県立文書館では、秩父札所巡りの歴史を学べる企画展が開かれています。
秩父札所34観音霊場は、西国や板東の三十三観音とあわせて、「日本百観音」を構成する霊場で、関所を超えずに巡ることができるため、江戸の人びとにも親しまれました。
「ちちぶ三十四所順礼道案内絵図」は、札所の番付を黒丸で囲み、道を赤くし、距離も示している資料です。
「納経帳」は、本来書き写した経文を奉納することで、その際に受取の判などをもらう帳面でしたが、江戸時代後期に、中央に本尊名を書き、朱印を押す形式が定着したと考えられています。
江戸時代の人びとは、「道中記」に行程や宿泊先、費用などを記録していて、当時の巡礼の様子を具体的に知ることができます。
この企画展は、さいたま市浦和区の県立文書館で9月6日まで、開かれています。
