上越新幹線で人身事故 約9600人に影響
8日夜、JR熊谷駅構内を走行中の上越新幹線が、線路内にいた男性をはねる人身事故が起き、男性はその場で死亡が確認されました。
JR東日本によりますと、上越新幹線と北陸新幹線は、事故から4時間半後に全面で運転再開しましたが、およそ9300人に影響が出たということです。
JR東日本などによりますと、8日午後8時過ぎ、熊谷駅構内を走行中の上越新幹線たにがわ414号が、異常音を感知し停車しました。
その後、熊谷駅ホームから線路内に男性が立ち入ったことが確認できたため、警察などが線路内を確認したところ、午後11時30分頃、設備係員が熊谷駅の北側、およそ250メートルの地点で、男性が倒れているのを発見しました。
警察によりますと、男性は50代から70代くらいで、線路に侵入後、たにがわ414号にはねられたとみられ、その場で死亡が確認されたということです。
警察は、男性の身元確認を急ぐとともに、当時の状況を詳しく調べています。
