3月4日(水)のニュース

イラン情勢鑑み 商工会議所などに相談窓 設置

 イラン情勢をめぐる県内経済への影響を鑑み、大野知事は4日、商工会議所や商工会などに事業者向けの相談窓口を設置したと発表しました。

 イラン情勢をめぐって大野知事は、現在の情勢が長期化した場合、中東からの石油輸入の依存度が高い日本は経済的な影響が生じる可能性あるとして状況を注視する必要があると述べました。

 そのうえで、事業者向けの相談窓口の設置に加えて緊急アンケートを行い状況把握に努めるほか、エネルギー価格高騰などで、運転資金が必要になる事業者向けの県の融資制度を用意したことを明らかにしました。

 また石油関連の物資が不足するようなことは無く県民の皆さまには落ちついて行動してほしいと呼びかけました。

本庄市で住宅火災 2遺体発見 高齢夫婦か

 4日未明、本庄市の住宅で火事があり、焼け跡から2人が遺体で見つかりました。

 警察はこの家に住む高齢の夫婦とみて、身元の確認を急いでいます。

 4日午前4時ごろ、本庄市北堀の久保田勝さん(80)の家から火が出ているのをパトロール中の警察官が見つけました。

 火は、およそ3時間半後に消し止められましたが、この火事で木造2階建て住宅が全焼し、焼け跡から性別不明の2人の遺体が見つかりました。

 この家には、久保田さんと、70代の妻の2人が暮らしていて、火事の後、2人と連絡が取れていないということです。

 警察は、見つかった2人の遺体は、久保田さん夫婦とみて、身元の確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。

川口市の横断歩道 軽乗用車にはねられ男性死亡

 3日夜遅く、川口市の市道で横断歩道を歩いて渡っていた男性が軽乗用車にはねられ死亡しました。

 3日午後10時40分ごろ、川口市東川口の市道で、横断歩道を歩いて渡っていたさいたま市緑区の会社員、森仁成さん(53)が軽乗用車にはねられました。

 この事故で森さんは頭などを強く打ち、意識不明の重体で病院に搬送されましたが、およそ5時間後に死亡が確認されました。

 警察は、軽乗用車を運転していた川口市東川口の自称会社員、加藤美智子容疑者(65)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 警察の調べに対し、加藤容疑者は、「交通事故を起こし、相手にけがをさせたことは間違いない」と容疑を認めているということです。

 警察は容疑を過失運転致死に切り替えて、事故の詳しい状況を調べています。

妻殺害 被告に懲役15年 罰金30万円求刑

 2011年、所沢市のアパートで妻を殺害し、ドラム缶の中に遺体を遺棄したとして、殺人などの罪に問われている51歳の男の裁判員裁判がさいたま地裁で開かれ、検察側は懲役15年、罰金30万円を求刑しました。

 起訴状などによりますと、保谷仁被告(51)は、2011年7月所沢市内の自宅アパートで、妻の美治さん(当時39)の頭をバールで殴って殺害し、遺体をドラム缶に入れて市内のトランクルームに放置したとして、殺人と死体遺棄などの罪に問われています。

 4日の裁判で検察側は、「殺意は確定的で強固、犯行に至る意思決定は強い非難が妥当」「『終わりにしたい』という動機は身勝手極まりない」と指摘しました。

 また、保谷被告が美治さんを殺害後、長期間にわたりドラム缶の中に遺体を遺棄したことについては、「死者への尊崇の念が感じられない」などとし、懲役15年、罰金30万円を求刑しました。

 一方、弁護側は、保谷被告が「美治さんの不安定な精神状態に起因する突発的な暴力、暴言に対応力の限界を迎えた」とし、「動機に汲むべき点がある」と主張しました。

 そして、「バールを取り上げる際に殺意が生じたものであり突発的な犯行」「家族に強い愛情を抱いており当時の保谷被告にとってかけがえのない存在であった」と述べ、懲役5年を求めました。

 判決は今月9日に言い渡されます。

県内の1月有効求人倍率 0.97倍 2か月連続上昇

 ことし1月の県内の有効求人倍率は0.97倍で、前の月を0.02ポイント上回り、2か月連続で上昇しました。

 埼玉労働局によりますと、ことし1月の有効求職者数は8万8790人で、前の月から0.7パーセント増加しました。

 また、有効求人数は8万6239人で、前の月より2.8パーセント増加しました。

 この結果、仕事を求める人1人に対して何人の求人があるかを示す有効求人倍率は0.97倍で、前の月から0.02ポイント上回り2か月連続で上昇しました。

 現在の雇用情勢について、埼玉労働局は「求職者が引き続き高水準にあり求人の動きにも足踏みがみられるなど持ち直しの動きに弱さが感じられる」としたうえで、「物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」と指摘しています。

東日本大震災から15年 生徒が震災学習

 今月11日で、東日本大震災から15年です。生まれる前に発生した未曽有の大災害について関心を高めてもらおうという授業が所沢市の中等教育学校で、開かれました。

 開智所沢中等教育学校で開かれた震災学習の授業には、1年生およそ300人が参加しました。

 授業は、社会科の藤澤和駿先生が津波で児童74人、教員10人が死亡した宮城県の石巻市立大川小学校の話などを交えながら、震災の悲惨さを伝えました。

 また、生徒たちは、当時の津波や地震、福島第一原発事故のニュース映像などを見て、「自分ならどんな行動をするか」を1分間で考え、発表しました。

 生徒からは、津波が来たら、「とにかく命を守るために、もっと高いところに行く」などの意見が出ました。

 そして、藤澤先生は、生徒たちに対し、「想定外のことが起きることを想定内にいれておくことが大切」と話しました。

 生徒たちは映像や当時の話を通して、震災への理解を深めていました。