12月9日(火)のニュース

上越新幹線で人身事故  約9600人に影響

 8日夜、JR熊谷駅構内を走行中の上越新幹線が、線路内にいた男性をはねる人身事故が起き、男性はその場で死亡が確認されました。

 JR東日本によりますと、上越新幹線と北陸新幹線は、事故から4時間半後に全面で運転再開しましたが、およそ9300人に影響が出たということです。

 JR東日本などによりますと、8日午後8時過ぎ、熊谷駅構内を走行中の上越新幹線たにがわ414号が、異常音を感知し停車しました。

 その後、熊谷駅ホームから線路内に男性が立ち入ったことが確認できたため、警察などが線路内を確認したところ、午後11時30分頃、設備係員が熊谷駅の北側、およそ250メートルの地点で、男性が倒れているのを発見しました。

 警察によりますと、男性は50代から70代くらいで、線路に侵入後、たにがわ414号にはねられたとみられ、その場で死亡が確認されたということです。

 警察は、男性の身元確認を急ぐとともに、当時の状況を詳しく調べています。

大宮駅でセルプ・バザールが開催

 障害がある人たちが作ったお菓子や雑貨などを販売するイベント「セルプバザールin大宮駅コンコース」が開かれています。

 このイベントは、障害がある人たちの活動を知ってもらおうと就労やスキルの向上などを支援する事業所などで構成されている「埼玉県セルプセンター協議会」が毎年、開催しています。

 イベントには、県内34の事業所が参加し、障害のある人が作ったマドレーヌなどのお菓子やパンの他、雑貨などが販売されています。

 イベントの開催を毎年楽しみにしている人もいるということで、会場には、朝から品物を買い求める人が詰めかけていました。

 イベントは大宮駅コンコース中央通路で10日まで開かれています。