川口市で11日から 拉致被害者・特定失踪者写真展
今月16日までは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」です。
これに合わせて川口市では「拉致被害者・特定失踪者写真展」が11日から開かれています。
写真展は、拉致問題を風化させないようにと川口市と「拉致問題を考える川口の会」が、毎年、この時期に開いています。
川口市出身の田口八重子さんは、1978年、22歳で北朝鮮に拉致されました。
会場には、田口さんの幼いころの写真などおよそ40点が展示されています。
こちらは、拉致されるおよそ1年前の写真です。
田口さんが、笑みを浮かべながら、長女と長男に、母の優しいまなざしを向けているのが印象的です。
また、北朝鮮による拉致の疑いがある藤田進さんら特定失踪者4人の写真や、ことし10月に行われた北朝鮮による拉致被害者家族とアメリカのトランプ大統領が面会した際の写真も展示されています。
この写真展は、川口市立中央図書館で、今月15日まで開かれています。
