5月20日(水)のニュース

日本赤十字社埼玉県支部 殉職救護員追悼式

 日中戦争と太平洋戦争で戦地に派遣され殉職した赤十字救護員の追悼式がさいたま市内で行われました。

 県内からは、676人が赤十字の救護員として戦地に派遣され、このうち32人が殉職しました。

 戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝えようと、日本赤十字社埼玉県支部が毎年開いている追悼式には、遺族や日本赤十字看護大学さいたま看護学部の学生などおよそ160人が参列し、黙とうを捧げました。

 日本赤十字社埼玉県支部の支部長を務める大野知事は、「戦禍のなかで命を落とされた多くの方々の尊い犠牲と、ご遺族の皆さまの長年にわたるご労苦のうえに今日の平穏な社会が築かれていることを私たちは決して忘れてはなりません」と追悼の言葉を述べました。

 このあと、参列者は献花を行い、殉職した救護員に哀悼の意を表するとともに、平和への祈りを捧げました。

火葬場の適切な整備など求め 清水さいたま市長が国に要望書提出

 高齢化が進み、「多死社会」を迎え首都圏の火葬場がひっ迫しているとして、首都圏の4都県の知事と5つの政令市の市長による「九都県市首脳会議」を代表して、さいたま市の清水市長が火葬場の適切な整備などを求める要望書を国に提出しました。

 20日は、さいたま市の清水市長が厚生労働省と総務省、それに防災対応を所管する内閣府に要望書を提出しました。

 要望書では、火葬場の整備を行う主体を法令上明確化したうえで都市部などの地方公共団体への国の財政支援を求めています。

 また、民間事業者が経営する火葬場について、指導監督権限を有する地方公共団体が火葬料金の設定を含め、適正な経営を確保できるよう具体的な規定を法令に設けることなどを要望しています。

幸手の市道 77歳女性がひき逃げされ死亡

 20日朝、幸手市の市道で歩行中の77歳の女性が車にはねられ死亡しました。

 警察は、現場の状況などからひき逃げ事件として捜査しています。

 20日午前6時40分ごろ、幸手市南の市道で「女性が倒れていて、意識がない」と近くに住む50代の男性から119番通報がありました。

 警察によりますと、近くに住む成田総子さん(77)が路上に倒れていて、病院に搬送されましたがおよそ6時間後に死亡が確認されました。

 警察がひき逃げ事件として捜査していたところ、現場近くの駐車場で成田さんをはねたとみられる車と特徴がよく似た車を見つけ、車の所有者などから詳しく話を聞いています。

埼玉県の景気動向指数 2か月連続で悪化

 先月の県内の景気動向指数は41.2で、前の月を1.0ポイント下回り2か月連続で悪化したことが帝国データバンク大宮支店の調査で分かりました。

 調査は先月、県内企業823社を対象にインターネットで行われ、回答率は46.4パーセントでした。

 それによりますと、先月の県内の景気動向指数は41.2で、前の月を1.0ポイント下回り2か月連続で悪化しました。

 規模別では、「大企業」が43.6、「中小企業」は40.9、「小規模企業」は41.1でいずれも悪化しています。

 先行きの見通しについては、「3か月後」「6か月後」それに「1年後」の全ての指標で前の月を下回りました。

 帝国データバンク大宮支店は、全般的な停滞感の強さは「中東情勢の悪化」としたうえで、「資材の仕入れで支障を来し納期遅れや仕事の進捗状況での悪影響が指摘される」としています。

 そして、「価格高騰による収益面への影響は幅広い業界に及んでおり、事態長期化への不安の声も多い」と指摘しています。

ボートレース戸田 選手らが清掃活動

 ボートレース戸田の選手らが20日、レース場周辺の清掃活動を行いました。

 清掃活動は、地域の美化や快適なまちづくりといった社会貢献を目的に、年2回行われています。

 20日は、日本モーターボート選手会埼玉支部に所属する選手をはじめ、レース場の従業員などおよそ170人が参加し、周辺の4つのエリアに分かれて行われました。

 選手らは、ボートレース戸田を出発すると担当エリアを回って路上に捨てられていたたばこの吸い殻やペットボトルなどのごみを拾い集めていきました。

 連日の厳しい暑さのなか、選手らは汗だくになりながら清掃活動に取り組んでいました。

行田市郷土博物館 「関ヶ原合戦図屏風」

 行田市の市の指定文化財、「関ケ原合戦図屏風」を展示した収蔵品展が、行田市郷土博物館で開かれています。

 会場では、慶長5年=1600年9月15日の関ヶ原合戦当日の場面とその前哨戦に当たる「杭瀬川の戦い」が一組の屏風に描かれた作品として5年ぶりに展示されています。

 関ヶ原の戦いでは、徳川家康率いる東軍と毛利輝元や石田三成率いる西軍のそれぞれの連合軍の動きが描かれています。

 この屏風は、市出身の政治家・湯本義憲が岐阜県知事時代の明治30年=1897年に贈られたもので、その後、1988年に市に寄贈されました。

 西軍が勝利した関ヶ原の戦いの前哨戦、「杭瀬川の戦い」では、石田三成の家臣・島左近が活躍する姿が丁寧に描かれています。

 このほか、新選組・三番隊組長の刀を作ったことで知られる刀工、鬼神丸国重が手がけた刀も初公開されています。

 この収蔵品展は、今月24日まで、行田市郷土博物館で開かれています。