クマの出没に備え 「緊急銃猟」県が初訓練
クマ被害が各地で相次ぎ、去年9月から「緊急銃猟」により自治体判断での発砲が可能となる中、飯能市で14日「緊急銃猟」の手順を確認する訓練が行われました。
14日の訓練は、住宅街を流れる飯能市内の川周辺に、クマが現れたという想定で行われ、県の職員や警察官など130人が参加しました。
訓練ではクマが人の生活圏に進入し、人身被害の恐れが強く緊急性があると判断した上で地域住民に弾丸が到達しないことなどの条件を確認しました。
そのうえで、猟友会に対し証票が渡され、発砲許可が出されクマを駆除しました。
県によりますと、昨年度のツキノワグマの出没件数は172件で過去最多だった2023年度を28件上回りました。
今月から6月にかけて冬眠明けのクマの出没が増えるということです。
このため県は観光客らに対して、出かける前にクマの出没マップの確認やクマよけの鈴の使用、見通しの悪い山林に近付かないことなどを求めています。
また、クマに遭遇した場合は大声や急な動きで刺激しないことのほか、落ち着いて静かにその場を立ち去り、安全な場所に避難した上で市町村または警察署に通報するよう呼びかけています。
