6月23日(火)のニュース

県立文書館 企画展「札所巡りの旅」

 ことしは、12年に一度、午歳に行われる秩父札所の総開帳の年です。

 総開帳の期間にあわせ、県立文書館では、秩父札所巡りの歴史を学べる企画展が開かれています。

 秩父札所34観音霊場は、西国や板東の三十三観音とあわせて、「日本百観音」を構成する霊場で、関所を超えずに巡ることができるため、江戸の人びとにも親しまれました。

 「ちちぶ三十四所順礼道案内絵図」は、札所の番付を黒丸で囲み、道を赤くし、距離も示している資料です。

 「納経帳」は、本来書き写した経文を奉納することで、その際に受取の判などをもらう帳面でしたが、江戸時代後期に、中央に本尊名を書き、朱印を押す形式が定着したと考えられています。

 江戸時代の人びとは、「道中記」に行程や宿泊先、費用などを記録していて、当時の巡礼の様子を具体的に知ることができます。

 この企画展は、さいたま市浦和区の県立文書館で9月6日まで、開かれています。

狭山市の河川敷 「ネジバナ」見頃

 狭山市を流れる入間川の河川敷で、らせん状に5ミリほどの珍しい花を咲かす「ネジバナ」が見ごろを迎えています。

 「ネジバナ」はラン科の多年草で、30センチほどの花茎に巻き付くようにピンクや白の花を咲かせます。

 1つの花の大きさが5ミリ程度と非常に小さいため、周囲の草などに埋もれがちですが、梅雨の時期に彩りを添える花として親しまれています。

 2006年以前は5本ほどしか咲いていませんでしたが、保護活動によって徐々に増え、毎年7千本の花を咲かせるといいます。

 ことしは5月に多く雨が降ったため、例年よりも高さのあるネジバナが咲いたということです。

 狭山市の河川敷に咲く「ネジバナ」は来月上旬まで楽しめます。