5月12日(火)のニュース

八潮道路陥没事故 最後の復旧工法検討委

 去年1月、八潮市の道路が陥没しトラックが転落した事故で復旧工法などを議論する有識者委員会の最後の会合が都内で開かれました。

 複線化計画などの検討について、県は段階や区間ごとに留意すべきリスクなどを「対応整理表」にまとめて進める方針を示しました。

 道路陥没事故をめぐっては、陥没現場の上に仮設の橋を設け、車両と歩道を設ける工事が完了し、先月15日に現場周辺の県道では暫定2車線での通行を再開しました。

 12日の委員会では県道の一部で供用開始したことに加え、今後、仮排水管の撤去や八潮市の雨水管の本復旧をしていくことが報告されました。

 さらに中川流域中央幹線部の複線化について、ルートや工法の選定などを検討していることなどが説明されました。

 また復旧工事や複線化の検討に関して、県は留意するリスクや対応を設計や施工などの各段階や区間ごとに「対応整理表」にまとめて進めていく方針を示しました。

富士通の営業秘密 不正取得の疑い 元子会社員を逮捕

 大手電機メーカー、「富士通」の営業秘密を不正に複製し取得したとして、富士通子会社の元社員の男が12日、不正競争防止法違反の疑いで逮捕されました。

 逮捕されたのは富士通子会社、「富士通Japan」の元社員で、さいたま市見沼区に住む高橋佑介容疑者(38)です。

 警察によりますと高橋容疑者は、去年2月から3月、当時勤務していた富士通Japanの事務所などで、富士通の管理する商談方針など26点のファイルデータを複製し、営業秘密を不正に得た疑いが持たれています。

 複製されたデータは高橋容疑者が私用のメールアドレスに送信していたと見られています。

 事件は去年12月、内部調査を行った富士通側が警察に相談し発覚しました。

 高橋容疑者は去年3月末に退職後、物流関係会社に転職しました。

 調べに対し高橋容疑者は「転職活動するにあたって自分の仕事を説明するためだった」などと容疑を認めているということです。

芸術に関心高める授業 児童がオペラ鑑賞

 川口市の小学校で12日、芸術への関心を高める授業の一環で子どもたちがオペラを鑑賞しました。

 鑑賞会は川口市立芝富士小学校の体育館で行われ、川口市立並木小学校出身のクラリネット奏者、大藤豪一郎さんが代表を務める舞台芸術カンパニー、「森のテオリア」がオペラを披露しました。

 演目はギリシャ神話を元にした作品、「王様の耳はロバの耳」です。クラリネットやファゴットなどの生演奏に合わせて、舞台上で躍動感のある演技が披露されました。

 子どもたちはコミカルな演技に笑ったり、王様はロバの耳を持つという秘密を口外してしまった床屋が追いかけられるシーンでは、歓声を上げたりするなど、プロの演奏や歌を聴く貴重な機会を楽しんでいました。

県内企業 4月の倒産件数 3か月ぶり30件台

 先月の県内企業の倒産件数は30件で、3か月ぶりに30件台となったことが帝国データバンク大宮支店の調査で分かりました。

 先月、1000万円以上の負債額を抱えて倒産した県内企業は30件で、前の年の同じ月と比べて7件減りました。

 30件台となるのは3か月ぶりです。

 負債総額は38億5400万円で、前の年の同じ月と比べて7億6900万円増加しました。

 業種別では、「建設業」が6件で最も多く、次いで「小売業」と「サービス業」がそれぞれ5件となっています。

 倒産した主な要因は、「販売不振」が26件で全体の8割以上を占めています。

 帝国データバンク大宮支店は、「中東情勢の悪化に伴う原燃料の調達難が深刻化し、企業への影響も出始めている」としたうえで、「今後大幅に減少していくことは予想しづらく、30件台半ばの件数が続くことが見込まれる」としています。