3月1日(金)のニュース

和光市議会審議停止 副市長の本会議欠席要請

 和光市の元保健福祉部長が、2012年から6年以上にわたり市民から預かったキャッシュカードで多額の現金を盗んだとして実刑判決を受けた事件で、2月22日に開会した和光市議会の3月定例会は当時の上司だった副市長の議会出席を巡り審議が停止され、空転状態となっています。

 1日、市議の有志が会見を開き、正常な議会運営のため副市長の議会の欠席を求めました。

 2月22日に開会した和光市議会の3月定例会で元保健福祉部長の当時の上司だった大島秀彦副市長に管理監督責任があるとして速やかな辞職を求める辞職勧告決議案が提出され賛成多数で可決されました。

 決議では副市長の本会議や委員会への出席を認めないとしていますが、大島副市長は本会議に出席していました。

 これに対し決議に賛成した議員が反発して審議を拒否し、議会再開の見通しはたっていません。

 1日の会見で、決議に賛成した13人の議員は正常な議会運営のため、改めて副市長の議会欠席を求めました。

 安保友博市議は「私たちは審議をするべき信念を持っているが、副市長が出席を続ければ退席する」と話しています。

 一方、柴崎光子市長は大島副市長を3月4日の本会議に出席させる考えで、議長に対し議員に本会議の出席を促す「出席催告」の検討を要請したということです。

 そのうえで「残りの会期を考えると審議スケジュールが非常に厳しくなっている。市民に影響が出ないよう、引き続き議会とコミュニケーションを取り一歩前へ進めていきたい」とコメントしています。

創業を目指す人たちへ事例発表会

 社会の課題を解決するため、新しい技術やアイデアで創業を目指す人たちに向けて、これまでの事例を発表する催しが1日さいたま市で開かれました。

 この発表会は、社会課題の解決に向けて創業を希望する人たちに、最大100万円を補助するなどの支援プログラムを実施している県産業振興公社が開きました。

 1日は、支援を受けて創業した10人が創業までの道のりや今後の展望などを発表しました。

 看護師として働く皆島悦子さんは、主にがん患者やその家族へのサポートなどの課題を解消するために、かかりつけ看護の事業を立ち上げました。

 また、児童精神科医の田中宏美さんは、弟が知的障害を伴う自閉症で両親が教育や医療に不安を抱いていたことや、現在の医療体制では十分な診療時間を確保できないことなどから、自宅でもできるオンライン形式の医療相談事業を始めたことなどを紹介しました。

 このあとアドバイザーたちが、事業の継続に必要な資金や人材確保などについて説明していました。

性的画像投稿で書類送検 辻県議が辞職

 知人女性の性的な画像をインターネット上に投稿したとして書類送検された辻浩司県議会議員が1日、議員辞職しました。

 辻県議はけさ、立石議長に辞職願を提出し、午前の本会議で辞職が許可されました。

 辻県議はおととし、知人女性が写ったわいせつな画像をインターネットサイトに投稿したとして、わいせつ電磁的記録陳列の疑いでことし1月、神奈川県警に書類送検されていました。

 辻県議は29日、取材に対し容疑を認め、進退については、「適切な時期に判断したい」と話していました。

 1日午前、テレ玉の取材に応じた、辻県議は辞職した理由について、「県議会全体への県民の信頼を失墜させてしまった。司法判断を待ち、その後、身の処し方を決めようと思っていたがこのままでは不信感が増すだけ。何度お詫びしても足りることはないが大変申し訳ないと思っています」と説明しました。

 辻県議の辞職を受け、所属する県議会会派「埼玉民主フォーラム」の田並尚明代表は、自身の進退に言及し、「私の監督不足とリーダーとしての資質が欠けていたと深く反省しています。会派のみんなと話をして私としては責任を取りたい」と話しました。

毛呂山で男性がトラックにはねられ死亡

 1日未明、毛呂山町の町道で男性がトラックにはねられ死亡しました。

 1日午前4時前、毛呂山町前久保南の町道でトラックが前方を歩いていた男性に衝突しました。男性は病院に運ばれましたが死亡が確認されました。

 警察は、トラックを運転していた熊谷市本石の会社員、水谷雄太容疑者(31)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 警察の調べに対し水谷容疑者は「私が運転するトラックで人をはねてしまったことは間違いありません」と容疑を認めているということです。

 警察は、容疑を過失運転致死に切り替えて事故の詳しい原因を調べています。

さいたま市本庁舎整備審議会 基本計画案策定

 2031年度をめどにさいたま市が進めるさいたま新都心への本庁舎移転整備について、1日、学識経験者らによる審議会が開かれ、市がまとめた基本計画案を了承しました。

 審議会は、大学教授や地元の経済団体の代表ら19人の委員で構成され、去年1月から1日まであわせて5回の会合を開き、新庁舎に備えるべき機能などを議論してきました。

 基本計画案では、DXによる効率的な働き方を目指し、オンライン会議対応の専用ブースを全フロアに設けるほか、個人の席を決めず横並びにして庁舎内を有効活用する「ユニバーサルレイアウト」の導入が盛り込まれています。

 災害対応では、本庁舎周辺の広場や公園を一体的に活用し、一時避難やボランティア、物資受け入れのためのスペースを確保するとしています。

 さいたま市本庁舎整備審議会澤井安勇会長は「機能性の確保や市民に愛されるさまざまな要素をどのように実現していくか、行政の知恵を期待したい」と話しました。

 基本計画案は、清水市長への答申と市議会の特別委員会での審議を経て市が3月中にまとめ、来年度から基本設計に着手したい考えです。

県公立高校合格発表

 県内の公立高校136校で合格発表が一斉に行われ、3万5000人余りがうれしい合格通知を手にしました。

 県立浦和高校では、午前10時に合格者の受験番号が掲示され、受験生は自分の番号を見つけると友人や保護者と抱き合ったり、写真を撮ったりして喜びを表していました。

 そして、入学手続きのための書類を受け取り、新たに始まる高校生活に期待を膨らませていました。

 県教育局によりますと、県公立高校入試の合格者は、全日制が3万3935人、定時制が1109人となっています。

 浦和高校では、4月8日に入学式が行われ、新入生が高校生活をスタートさせます。

雛の世界

 川島町の遠山記念館で、江戸時代から昭和時代までのさまざまな種類のひな人形が展示されています。

 遠山記念館は日興證券の創立者遠山元一が母親のために建てた邸宅で、館内にはひな人形をはじめとした日本人形があわせて66点展示されています。

 江戸時代中期から後期に制作された「享保雛」は60センチ以上あり大型で豪華なのが特徴です。

 一方、江戸幕府による贅沢を禁止し倹約を推奨する法令の影響で作られるようになった「芥子雛」は2、3センチほどです。

 また、素朴で丸顔が愛らしい立雛の「次郎左衛門雛」や明治天皇や皇后をひな人形に見立てた変わり雛なども見ることができます。

 遠山邸の大広間では、十畳の座敷に飾られた大きなひな壇飾りも楽しむことができます。

 人形展「雛の世界」は3月10日まで川島町の遠山記念館で開かれています。