埼玉栄高乗用車横転死亡事故 遺族が会見
おととし11月、さいたま市西区の埼玉栄高校のグラウンドで、深夜、男子生徒4人が乗ったグラウンド整備用の車が横転し、助手席の男子生徒が死亡するなどした事故。
1日、学校の運営法人などを相手におよそ1億3千万円の損害賠償を求める訴えを起こしたことについて、男子生徒の遺族が会見を行いました。
2日の会見で、遺族側の弁護士は事故当時の車内映像を再生した上で、死亡した男子生徒が「怖いから」と聞き取れる発言をしていることなどから、助手席から身を乗り出していなかったと一部メディアの報道を否定しました。
その上で、学校側の車の管理体制の不備があったとし、生徒による無断運転が常態化していて、事故のおよそ1か月前にも横転事故が発生したが、学校側は調査や再発防止策を講じていなかったなど指摘しています。
これらを踏まえて、1日死亡した男子生徒の両親が原告となり、学校側や運転していた生徒らを被告とし、およそ1億3000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
学校側は今回の提訴について、「訴状が届き次第、内容を精査して適切に対応していきたい」とコメントしています。
事故を巡っては、県警が去年11月に運転していた男子生徒を過失運転致死傷の疑いで、ことし3月にはサッカー部の男性教諭などを業務上過失致死傷の疑いでさいたま地検に書類送検しています。
