11月28日(月)のニュース

ヤングケアラー調査 約40人に1人「家族を世話」

 大人に代わり家族の世話や家事などを担う「ヤングケアラー」についてさいたま市教育委員会は28日、小中学生や高校生などを対象に今年度、実施したアンケート調査でおよそ40人に1人が、「家族の世話をしている」と回答したことを明らかにしました。

 調査はことし9月、さいたま市立の中学・高校・中等教育学校の1年生と小学校の6年生およそ2万3000人を対象にオンラインで実施し、有効回答率は87.9%でした。

 その結果、全体の2.4%にあたる508人が「世話をしている家族がいる」と回答しました。

 このうち235人が小学生だったことについて、細田真由美教育長は28日の会見で「決して少なくない数字と受け止めている」と述べました。

 今回、初めて小学生を対象に加えましたが、自分がケアラーだと認識していないケースが多く、周りが気付きにくいと指摘する声もあります。

 このことについて細田教育長は「各学級の担任などが、実態把握の入り口で大変重要な役割を果たす。教職員が支援者としての自覚をしっかり持つことが大切」との見解を示しました。

 一方、高校生をのぞく児童生徒に世話を必要としている家族をたずねたところ、「きょうだい」が55.8%で最も多く、次いで「母親」の26.2%でした。

 また、学校や大人に求めることは「特にない」が最も多かった一方、「話を聞いてほしい」「勉強を教えてほしい」との回答もありました。

 さいたま市教育委員会は、世話をしている家族がいると回答した児童や生徒に教員などが面談し、学習面の支援などを検討したいとしています。

新座市 三宅宏実さんと父親の義行さんを表彰

 ウエイトリフティングの選手として活躍した三宅宏実さんと、父親で日本ウエイトリフティング協会会長の三宅義行さんに新座市から特別功労賞などが贈られました。

 28日午前10時ごろ、三宅さん親子が新座市役所を訪れると、並木傑市長をはじめ市の職員およそ100人が拍手で出迎えました。

 新座市出身で、市の観光親善大使も務める三宅宏実さんは、夏のオリンピックに5大会連続で出場するなど、ウエイトリフティングの選手として活躍した功績が、市民に希望と勇気を与えたとして、新座市から特別功労賞が贈られました。

 また、父の義行さんは、秋の叙勲で旭日小綬章を受章するなど、ウエイトリフティングを通じて長年にわたり市のスポーツ振興に貢献したとして、市から表彰されました。

 受賞を受けて三宅宏実さんは「オリンピックに5大会出場できたのも、地元の皆さまの応援があったからで、この場を借りて挨拶に来られたことをうれしく思う」と感謝を述べました。

 また、義行さんは「今後もウエイトリフティングを通じて、スポーツの発展などを推進していきたい」と今後の抱負を語りました。

身近な物で身を守る 不審者対応訓練

 不特定多数の人が集まる場所に刃物を振り回す不審者が現れた場合に、身近な物で対応し被害を回避するための訓練が、さいたま市内で行われました。

 訓練は役所やスタジアム、公共交通機関など、多くの人が出入りしたり集まったりする場所で、居合わせた職員が不審者に対して素早い対応を取れるよう、大宮西警察署が開きました。

 訓練は、さいたま市西区役所や、大宮アルディージャ、西武バス大宮営業所の職員ら、あわせておよそ30人が参加し、区役所の窓口で不審者が刃物を振り回すという想定で行われました。

 不審者役の警察官が刃物で襲いかかると、職員たちはパイプ椅子やモップといった身近な物で身を守りながら、刺股で動きを制して取り押さえるまでの一連の動きを確認しました。

 参加者は、刃物で傷つけられない距離を保つなど、自分の命を守ることを最優先にしながら、被害を最小限に抑える方法を、実践形式で学んでいました。

白岡市で初 教育委員候補者を公募

 白岡市は、来年4月から新たに任用する教育委員の候補者を、12月1日から公募します。

 市が教育委員を公募するのは初めてです。白岡市は、教育委員4人のうち1人が来年3月末で任期が満了することを受け、新しい教育委員の候補者1人を公募で選びます。

 来年4月1日時点で25歳以上、教育、学術、文化に識見があることなどが条件で、申込書と小論文を来年1月5日までに提出します。

 市外在住者でも応募でき、任期は来年4月1日から4年間となります。

 市は書類審査、面接を経て候補者を決定し、議会に同意を求めます。

 市によりますと、県内で教育委員が公募されるのは、2010年に富士見市で実施されて以来、2例目だということです。

 市は「既成概念にとらわれることなく、広い視野と知見で、教育について考えることができる熱意ある人材を教育委員として任用したい」としています。

KDDI 日本捜索救助犬協会に寄付

 災害時に行方不明者を捜索する救助犬の育成などに役立ててもらおうと、KDDIは28日、久喜市に拠点を置く日本捜索救助犬協会に11万円を寄付しました。

 28日は、KDDI・北関東総支社の黒澤健司管理部長から、日本捜索救助犬協会の江口タミ子代表理事に、目録が手渡されました。

 協会は、久喜市を拠点に、2004年に設立され、去年は静岡県熱海市で発生した土砂災害現場での行方不明者の捜索を行うなど、全国各地で活動しています。

 KDDIでは、社会貢献プロジェクトの一環として慈善団体に寄付をする取り組みを進めていて、協会への寄付はこれで6回目です。

 寄付金は、GPS発信機など、日々の訓練に役立つ道具の購入に活用されます。

川越八幡宮 「夫婦イチョウ」色づく

 川越市の川越八幡宮で、2本が1本に結ばれた「夫婦イチョウ」が色づき、訪れた人たちを楽しませています。

 川越八幡宮には、1933年=昭和8年に現在の上皇さまが生誕されたのを記念して、雄と雌のイチョウの木が1本ずつ植えられ、やがて寄り添うようにして2本の幹がつながりました。

 固く結ばれた姿から「夫婦イチョウ」や、「縁結びイチョウ」として親しまれるようになり、良縁を願う参拝客が多く訪れます。

 また、2本のイチョウが繋がった幹の部分から、根が出てきたことから安産や子宝に恵まれるようにと、祈願する人が増えたということです。

 夫婦イチョウは、11月23日頃から色づき始め、黄色と緑のコントラストで訪れた人たちを迎えています。

 川越八幡宮の「夫婦イチョウ」は、12月上旬まで楽しむことができます。

春日部市で男性2人の遺体見つかる 親子か

 27日、春日部市の集合住宅の一室で、男性2人の遺体が見つかりました。警察は、この部屋に住んでいた親子とみて調べています。

 27日午後1時半ごろ、春日部市谷原の集合住宅で「部屋の中から異臭がする」と親族からの通報を受け、警察官が駆けつけるとブルーシートに包まれた遺体と手首に傷のある遺体が見つかりました。

 警察によりますと、ブルーシートに包まれた遺体は押し入れの中から見つかり、目立った傷はありませんでした。

 どちらも死後数日が経過しているとみられています。

 警察は2人暮らしをしていた76歳の男性と43歳の長男とみて、身元の確認を進めるとともに死亡した経緯を調べています。