7月17日(金)のニュース

女性2人承諾殺人事件 32歳男に懲役10年の判決

 同意を得て、女性2人を殺害したとして、承諾殺人などの罪に問われている32歳の男の裁判でさいたま地裁は17日、懲役10年の判決を言い渡しました。

 起訴状によりますと、無職の斎藤純被告(32)は、2015年10月、神奈川県横浜市の当時22歳の女性の自宅で同意を得たうえで女性に睡眠薬を飲ませて首を絞めるなどして殺害。

 2018年1月には、さいたま市大宮区の被告の自宅で茨城県の当時21歳の女性を同様の手口で殺害したとして、承諾殺人などの罪に問われています。

 井下田英樹裁判長は、2人を殺害した承諾殺人について、「自己の殺人願望を満たすためものであるとともに人命の価値を軽視した特異なもの」と指摘しました。

 その上で、被害者にメッセージを送っていたことについて、「殺害の承諾形成過程にも積極的に関与している」などと述べました。

 また、斎藤被告が深く後悔していなく、「罪悪感もない」などと述べたことについて、「いまだに人命の価値を軽視した自己の問題性を理解していない」とし、「承諾殺人については最も悪質な部類に属する事案であり、厳しい非難に値する」と指摘しました。

 そのうえで被告人が犯行を認めていることや、前科がないことなどを考慮し、懲役13年の求刑に対して、懲役10年を言い渡しました。

菜箸で合鍵を盗み犯行 男を窃盗などの疑いで追送検

 埼玉県や千葉県で菜箸を使って集合住宅のポストから合鍵を盗み空き巣を行っていたとして、76歳の男が17日、追送検されました。

 住居侵入、窃盗などの疑いで追送検されたのは、東京都江東区の白田芳男容疑者(76)です。

 警察によりますと、白田容疑者は去年12月上旬からことし2月下旬にかけて、さいたま市北区の集合住宅など8か所に侵入するなどし、現金およそ41万円などを盗んだ疑いが持たれています。

 白田容疑者は集合住宅のポストを物色し、合鍵を見つけると、所持していた菜箸で合鍵を盗み玄関から無人の部屋に侵入したと見られています。

 また、被害の発覚を免れるために物色した場所は元の状態にして、鍵もポストに戻していたということです。

 白田容疑者は容疑を認めていて、手口について「探偵もののテレビドラマで集合ポストや植木の下、傘立ての中に鍵を隠していたのを見て思いついた」と供述しているということです。

 被害件数は今回の8件を含め、埼玉県や千葉県で11件、総額およそ951万円にのぼると見られています。

鈴木彩艶選手にさいたま市スポーツ特別功労賞

 サッカーワールドカップで活躍したさいたま市出身の日本代表ゴールキーパー、鈴木彩艶選手に17日、清水市長からスポーツ特別功労賞が贈られました。

 市役所に入ってくる様子多くの市民に拍手で迎えられたのはサッカー日本代表の鈴木彩艶選手です。

 鈴木選手は、職員からサムライブルーをイメージした青い花束を受け取ると、集まった市民に向けて感謝を伝えました。

 このあと、市長室に移動し、清水市長がスポーツ功労賞の表彰状と記念品を鈴木選手に手渡しました。

 清水市長は、「日本の守護神として大きな夢と希望と誇りを与えてくれてありがとうございました。世界一のゴールキーパーを目指して、活躍されることをさいたま市民をあげて応援したい」と期待を込めました。

 鈴木選手はワールドカップで印象に残っているプレイを聞かれるとブラジル戦でビニシウス選手のシュートを止めたときと答えました。

 さいたま市で育ってよかったところを聞かれ、「サッカーが身近にあるところ」と答えた後、子どもたちに「ミスを恐れずどんどんチャレンジをして、ミスからたくさん学んで成長してほしい」とメッセージを送りました。

国の登録有形文化財に「石川家住宅(新道)主屋」

 国の文化審議会は入間市の「石川家住宅(新道)主屋」を新たに国の登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申しました。

 答申されたのは入間市黒須にある石川家住宅の主屋です。

 石川家は明治から昭和にかけて製糸業で栄え、生糸の出荷高で全国6位を記録したこともある旧家です。

 石川家住宅(新道)主屋は、創業者の妹である「つめ」やその家族が住んでいた住宅で、川越に続く新道に面していたため「新道の家」と呼ばれていました。

 住宅は昭和5年に建てられた瓦屋根の木造平屋建てで、和と洋が混在する和洋折衷のデザインが特徴です。

 建築当時の壁面が残されている建物は、花壇が建物と一体化し、絵画のようなたたずまいとなっています。

 また、玄関ポーチには西洋風のモザイクタイルが施され、住宅の中には洋風の応接間や伝統的な和室が並びます。

 大正ロマンの流れを汲んだ昭和初期の和洋折衷住宅として当時と変わらない姿を残しています。

 石川家住宅(新道)主屋は官報の告示後に国の登録有形文化財に登録される予定で県内では234件となる見込みです。

終業式

 県内の多くの公立小中学校などで17日1学期の終業式が行われました。

 全校児童が800人を超えるさいたま市立仲本小学校では、熱中症対策も兼ねて児童を1か所に集めず、各教室でプロジェクターを使い終業式を行いました。

 はじめに高田信太郎校長が「1学期を振り返って頑張ったことは自分でもしっかりほめてあげてください。できなかったことは何がよくなかったかを考え、通知表も振り返り、2学期の生活に生かしてください」と呼びかけました。

 続いて、児童を代表して2年の前野ひよりさんと4年の萩中海惺さんが「逆上がりが出来るようになった」ことなど1学期に頑張ったことを発表しました。

 このあと、1年1組の教室では担任から初めて通知表を手渡された子どもたちは、1学期の思い出を振り返っていました。

 仲本小学校は、18日から夏休みに入り、8月26日に2学期の始業式を迎えます。