11月16日(日)のニュース

県推計人口 5か月連続減

 先月1日時点の県の推計人口は732万2991人で、5か月連続で減少しています。

 県の統計課によりますと、先月1日時点の県の推計人口は732万2991人で、前の月に比べ383人減少しました。

 これは出生が死亡を下回る「自然減」が3187人だったのに対し、県への転入が転出を上回る「社会増」が2804人となり、5か月連続で人口が減りました。

 市町村別で人口が最も増えたのは、さいたま市で573人、次いで富士見市の89人、蕨市の85人となっています。

 一方、最も減少したのは越谷市の146人で、入間市の122人、飯能市の104人と続いています。

企画展「輝く武器・光る技」

 県内に収蔵されている古墳時代の大刀や装飾品などを通じて、当時の匠の技を伝える企画展が、行田市にある県立さきたま史跡の博物館で開かれています。

 企画展では古墳時代に、所有者の権力や身分を示す「飾り大刀」や埴輪など86点が展示されています。

 当時の為政者たちは、金属などで装飾された「飾り大刀」を携え、儀式や祭祀に臨んでいたとみられています。

 「双龍環頭大刀柄頭」は、飾り大刀の柄の部分についていた装飾品で、2頭の龍が向き合い1つの玉をくわえている姿を匠の技で表現しています。

 会場では、飾り大刀の装飾品を分けて展示するコーナーもあり、大きさやデザインの違いを見比べることができます。

 また、大刀を持ち甲冑を身につけた埴輪など、各地の古墳から出土された埴輪も展示されています。

 この企画展は、県立さきたま史跡の博物館で今月24日まで開かれています。

高校サッカー決勝

 第104回全国高校サッカー選手権埼玉県大会は16日、決勝戦が行われました。

 武南と対戦した昌平は後半終了間際、長のシュートが決勝点となり、全国大会への切符を手にしました。

 昌平の優勝は2年ぶり7回目です。

 全国大会は来月28日に開幕します。