日中国際アニメ映画祭 来年5月 所沢で開催
日本と中国はアニメを通じて交流を深めようと、来年5月、所沢市で日中国際アニメ映画祭を開催することになりました。
6日は、日中の合同記者会見が所沢市役所で開かれ、小野塚勝俊市長や主催者である角川文化振興財団の船津康次理事長のほか、中国側からは2人の関係者が出席しました。
日中国際アニメ映画祭は、多くのアニメスタジオが西武鉄道沿線にあり、ポップカルチャーの発信地としても知られる所沢市を舞台に、日本と中国の国際的な交流や若い才能の発掘を目的としています。
小野塚市長は「市民にも喜んでもらえる映画祭となるよう、市としても協力していきたい」と述べました。
また、船津理事長は「アニメという世界でも非常にポピュラーなテーマを踏まえ、中国、日本と枠をグローバルに広げた映画祭にしたい」と、アニメを通じた文化交流に期待を示しました。
映画祭は、30分から90分の長編アニメ部門と、2分から29分のショートアニメ部門に分かれて審査が行われるほか、コスプレイベントや声優などによるトークショーも検討しているということです。
映画祭は、来年5月26日から30日にかけて、ところざわサクラタウンや角川武蔵野ミュージアムなど市内各地で行われる予定です。