10月6日(月)のニュース

日中国際アニメ映画祭 来年5月 所沢で開催

 日本と中国はアニメを通じて交流を深めようと、来年5月、所沢市で日中国際アニメ映画祭を開催することになりました。

 6日は、日中の合同記者会見が所沢市役所で開かれ、小野塚勝俊市長や主催者である角川文化振興財団の船津康次理事長のほか、中国側からは2人の関係者が出席しました。

 日中国際アニメ映画祭は、多くのアニメスタジオが西武鉄道沿線にあり、ポップカルチャーの発信地としても知られる所沢市を舞台に、日本と中国の国際的な交流や若い才能の発掘を目的としています。

 小野塚市長は「市民にも喜んでもらえる映画祭となるよう、市としても協力していきたい」と述べました。

 また、船津理事長は「アニメという世界でも非常にポピュラーなテーマを踏まえ、中国、日本と枠をグローバルに広げた映画祭にしたい」と、アニメを通じた文化交流に期待を示しました。

 映画祭は、30分から90分の長編アニメ部門と、2分から29分のショートアニメ部門に分かれて審査が行われるほか、コスプレイベントや声優などによるトークショーも検討しているということです。

 映画祭は、来年5月26日から30日にかけて、ところざわサクラタウンや角川武蔵野ミュージアムなど市内各地で行われる予定です。

宮代町長選 現職の新井氏3選

 任期満了に伴う宮代町長選挙は、5日投開票が行われ、現職の新井康之氏が新人の前町議を破り3回目の当選を果たしました。

 宮代町長選挙の開票結果です。

 ▼新井康之(無所属・現)【当選】7505

 ▼金子正志(無所属・新)3810

 現職と新人の一騎打ちとなった宮代町長選挙は、新井氏が新人で前町議の金子氏を退け、3回目の当選を果たしました。

 投票率は40.55パーセントで、前回=4年前を5.03ポイント下回り過去最低となりました。

子どもたちがお月見だんごを手作り

 6日は十五夜です。

 狭山市の保育所では、子どもたちがお月見だんごを手作りしました。

 狭山市の保育所は、日本で受け継がれてきた季節の伝統行事を子どもたちにも伝えていきたいと、毎年、お月見会を開いています。

 狭山市南入曽の入曽保育所では、お月見会に向けて、年長組の園児22人が飾り付け用のお月見団子を作りました。

 園児たちは先生に教えてもらいながら、一つ一つ丁寧に丸めて60個のお月見だんごを完成させたあと、ススキやクリ、それにサトイモと一緒に飾り、秋の収穫にも感謝しました。

 このあと、十五夜に供える物の意味やパネル劇による十五夜にまつわる物語に耳を傾けるなどして、秋の伝統行事を楽しく学んでいました。

小学生が稲刈りに挑戦

 北本市で地元の小学生が、自分たちで田植えをした田んぼで、稲刈りを体験しました。

 北本市立中丸小学校は、田植えから収穫までを体験することで、コメづくりの知識や自然の恵みの大切さを児童たちに学んでもらう社会科の学習を、5年生を対象に行っています。

 6日はおよそ60人の児童が、水田を所有する原島さんから鎌の使い方を教えてもらうと、5月に自分たちで植えた稲の刈り取りに挑戦しました。

 児童たちは、稲の硬さに苦労しながらも、鎌を前後に動かしながら丁寧に刈り取りました。

 6日収穫したコメは来月以降、給食で味わうほか、調理実習などで使われる予定だということです。