全国植樹祭 開催
埼玉県では66年ぶりとなる全国植樹祭が25日、秩父ミューズパークで行われ、天皇陛下がお手植えやお手まきをされました。
天皇陛下は、25日午前、全国植樹祭の前に秩父神社を訪問され小鹿野子ども歌舞伎の舞台をご覧になられました。
その後、小鹿野子ども歌舞伎の役者が口上を披露すると陛下は「始めたきっかけはなんですか」「週に何回くらいおけいこしているのですか」と質問されたあと、「とてもすばらしい口上をどうもありがとう」と述べられました。
その後、秩父ミューズパークで開催された全国植樹祭の記念式典で陛下は「この度の大会のテーマである“人・森・川つなげ未来へ 彩の国”へにふさわしく、人々が森や川を大切にしながら、自然に親しみ健全な森林づくりや木材の利用を、さらに進める運動が埼玉の地から全国へそして未来へつながっていくことを願い、私のあいさつといたします」と述べられました。
この後、陛下は、県の木「ケヤキ」とトチノキ、花粉の少ないスギの3つの木を植えられました。
次回の全国植樹祭は、来年春に愛媛県松山市の愛媛県総合運動公園で開かれる予定です。