8月14日(水)のニュース

台風10号 お盆休み直撃 交通機関に乱れも

大型の台風10号が15日にかけて西日本に接近、上陸する見通しで、お盆休みのUターンラッシュにも影響がありそうです。

JR大宮駅では、お盆休みを満喫してきた家族連れなどが大きな荷物やおみやげを持ってホームに降り立つ姿が見られました。一方で、これからふるさとや行楽地に向かう帰省客も多く、台風の影響を心配する声も聞かれました。

台風10号の接近を受けJR西日本は山陽新幹線の運転をあす、新大阪駅と小倉駅の間で終日見合わせる「計画運休」を決めるなど交通に大きな影響が生じるおそれもあり、最新の交通情報に注意が必要です。

一方、高速道路は上り線でUターンラッシュを迎えていて、午後8時45分現在、関越道・高坂サービスエリア付近を先頭に15キロ、東北道・加須インターチェンジ付近を先頭に13キロの渋滞となっています。渋滞はこのあと午後10時ごろまで続く見通しで、15日も、Uターンラッシュが予想されています。

母親殺害の疑い 51歳の次男逮捕

杉戸町の住宅で80代の母親の首を絞めて殺害したとして、51歳の次男が14日、殺人の疑いで県警に逮捕されました。

逮捕されたのは杉戸町高野台西の会社員杉岡洋二容疑者(51)です。杉戸警察署の調べによりますと杉岡容疑者は8月8日ごろ、自宅で母親の敏子さん(85)の首を絞め、殺害した疑いが持たれています。杉岡容疑者は敏子さんと2人暮らしで、きのう午後、「母親を殺してしまった」と通報し、警察が任意で事情を聴いていました。

敏子さんは、1階の居間でうつぶせの状態で死亡していて、死後数日経っていたということです。調べに対して、杉岡容疑者は容疑を認めていて、警察は、犯行の動機やいきさつなどを詳しく調べています。

県の推計人口 4か月連続で増加

県の推計人口は先月=7月1日現在で733万6000人余りとなり、4か月連続で増加し、過去最多を更新しました。これは、2015年10月1日現在の国勢調査をもとに、住民基本台帳人口における自然増減と社会増減から推計したものです。

それによりますと、7月1日現在の県の推計人口は、前の月と比べて910人増えて733万6254人となり、4か月連続で増加し、過去最多を更新しました。出生者と死亡者を比べた「自然増減」は799人の減少、県外からの転入と県外への転出を比べる「社会増減」は、1709人の増加となっています。

市町村別にみると、6月中、人口が最も増えたのは、さいたま市で前の月より766人、次いで川口市が169人と続きます。県では、65歳以上の高齢者人口が2040年ごろまで増加すると予測され、今後、全国トップクラスのスピードで、高齢化が進むとみられていて、8月25日に投開票が行われる知事選の大きな争点にもなっています。

スーパーキッズフェスタ

「遊び」と「学び」を同時に体験できるイベントです。さいたまスーパーアリーナでは、夏休み中の子どもたちを対象にした「スーパーキッズフェスタ」が行われました。

このイベントは子どもたちの関心・興味があることを楽しく体験しながら学んでもらおうと行われているもので、去年は、2日間で2万人以上が来場しました。会場には、夏休みの自由研究にもなるタイルを使ったネームプレートなどの「ものづくり体験」やワークショップのブースが設けられています。黒装束を身にまとった子どもたち、手裏剣や吹き矢を使って忍者の体験ができる珍しいコーナーです。

また、来年開催の東京オリンピック・パラリンピックで、さいたまスーパーアリーナがバスケットボールの競技会場であることを知ってもらうとともに、パラスポーツに親しんでもらおうと「車いすバスケット」の体験コーナーが設けられました。講師を勤めた車いすバスケチーム「埼玉ライオンズ」の選手たちの指導を受けながら子どもたちは競技用の車いすに乗り、シュートの練習やミニゲームを楽しんでいました。

車いすバスケを体験した子どもたちはーこのほか、市消防局のブースでは地震を体験したり、火災現場で活動するはしご車やポンプ車の前で写真を撮ったりして子どもたちは普段はできない体験を楽しんでいました。このイベントは、あすもさいたまスーパーアリーナで開かれています。

「えいご村キャンプ」最終日 英語劇を発表

3日間にわたる英語を学ぶ合宿を通じて子どもたちが創作した「英語劇」の発表会が嵐山町で開かれました。

「えいご村キャンプ」は、「聞く」「話す」「考える」のスキルを磨き、英語に親しんでもらうことを目的に行われています。今回は、関東地方の小・中学生を中心に、およそ50人が参加し、おとといから嵐山町内で合宿、ボイスヨガなどを行いながら英会話能力の向上に取り組んできました。

最終日の15日は、4つのグループごとに「英語劇」を披露しました。合宿で学んだ日常会話やマナーに関するフレーズを使いながら、朝食の場面を想定したもの、インタビューを想定したものなど、各グループが発表を行っていきます。そして、すべてのグループの発表が終わると、参加者全員でダンスを踊り、1人1人に修了証が手渡されました。

サッカーフェスティバル

高校サッカーの強豪チームが一堂に会し、リーグ戦を通じて切磋琢磨し、競い合う「サッカーフェスティバル」がきょうから坂戸市内で開かれています。

この大会は、サッカー界の発展に貢献することを目的に、東京国際大学の主催で毎年行われていて、ことしで12回目を迎えます。今回は、関東・東北地方の強豪校やJリーグのユースチーム合わせて14チームが参加、2つのリーグに分かれて前・後半それぞれ25分で試合を行い優勝を競います。

また、試合を支える人が大勢いることを感じてもらおうと、東京国際大学のサッカー部員が審判や受付を務め、大会の進行・運営にあたります。選手たちは、人工芝グラウンド3基、照明塔、観客席など環境の整った中、普段は対戦する機会の少ない他の地域のチームと白熱した戦いを繰り広げていました。「サッカーフェスティバル」は、東京国際大学の坂戸キャンパスで、あさってまで開かれています。

企画展 戦時代用としての陶器

戦時中、貴重な金属の代用品として使われていた「陶器」陶製の生活用品や兵器を集めた企画展が、ふじみ野市内で開かれています。

1937年、日本は中国との戦争に突入、社会・国民には戦争に協力する機運が高まり始めます。陶製の「ガスコンロ」、余分な物資を使わないようバーナーの部分だけで作られ、熱で割れないように素焼きの段階で耐熱性を持つ樹脂を浸みこませ強度を高めています。戦時中は、「ぜいたくは敵だ」の掛け声のもと、食器は、派手なものはなくなり、二本線のみのシンプルなデザインのものに。「国民食器」と呼ばれていました。

そして、太平洋戦争末期になると、金属不足も深刻化、戦うための兵器も陶器で製造されるようになります。現在のふじみ野市内にあった弾薬工場で作られた陶製の手榴弾や地雷、陶器のため金属探知機にかからないことからアメリカ軍の脅威になるとされていました。戦後、平和が訪れると使われなかった陶製の地雷はゆたんぽとして使われることになりました。

この企画展は9月1日まで開かれていて、8月24日には戦時中に市内の火薬工場に動員された学生たちの話を交えた講演会も行われます。