イベントレポート

今年で開局45周年を迎えたテレ玉は、同じく創刊45周年の月刊ムーがコラボし、「サイタ魔」のミステリーを語るイベント「慄け!サイタ魔会」を12月7日(土)に西新宿ナルゲキで開催しました。

テレ玉は45周年企画として、2024年に同じく45周年を迎える企業や作品とのコラボレーションを企画し、これまでアニメ「キン肉マン」や、ドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」などを放送。月刊ムーも同じく45周年を迎えたことからコラボレーションを持ちかけ、地域密着の地元放送局と、スーパーミステリーマガジンの異色のタッグが実現しました。

イベントのMCはお笑いコンビ・ママタルト(檜原洋平・大鶴肥満)が務め、ゲストには月刊ムー編集長・三上丈晴、“ムー民”として知られる埼玉県在住の俳優・原田龍二、ムー好きの声優・東城咲耶子、飛び込み参加のお笑い芸人の奥村うどん(オンリー2)が登場し、それぞれが埼玉にゆかりのあるミステリーを語りました。

原田龍二は自身のYouTubeチャンネル「ニンゲンTV」でも配信している映像をもとに、廃屋での心霊体験や一枚の写真をめぐって起きたミステリー体験を紹介。「何かに憑依されていたのではないか」「魔物のエネルギーに導かれたんじゃないか」という至極のミステリー話で会場を慄(おのの)かせました。埼玉の心霊スポットをロードバイクで巡るのが趣味だという東城咲耶子は、廃村や廃集落の人が暮らしていた痕跡を感じるのが好きだと話し、過去訪れた場所の写真を紹介。ミステリー好きの間では有名だという秩父の吊り橋を紹介すると、約190kgの巨漢・ママタルトの大鶴肥満が「俺だったら全部踏み抜きます」とボケ返し一気に会場の空気を和ませました。

埼玉を「魔界」と呼ぶオカルト界の重鎮・三上丈晴は、埼玉の行田市にあるさきたま古墳群をテーマにトークを展開。9つある古墳の配置が北斗七星を模しているという説を紹介し、さらに歴史を紐解きながら吉見百穴との関係、さらにかつて埼玉には古代王朝があったのではないか…というロマンあふれる(!?)話題で会場を魅了しました。
教科書には載っていない、謎多き「サイタ魔」。慄くトーク内容だけでなく、終始笑いも起きていたイベントからはどこか埼玉愛も感じられました。
放送内容

東京のオマケ、北関東の末っ子のような「サイタマ」だが、古墳時代から、まつろわぬ民が勢力下としていた伝統的「秘境」である。 創刊45周年のムーと、開局45周年のテレビ埼玉が協力し、眠れる「サイタマ」の底力を呼び起こすトークイベントである。
翔ばない、ダサくもない、不思議なサイタマをお届け!
出演


