11月20日(日)のニュース

上尾シティハーフマラソン

 上尾シティハーフマラソンが3年ぶりに開かれ、市民ランナーたちが秋色に染まる市内を駆け抜けました。

 上尾シティハーフマラソンは市制施行30周年を記念して1988年から始まりました。大会はコロナ禍の影響で3年ぶりに開催され、今回、35回目を迎えました。

 20日は、ハーフ、3キロ、5キロのレースが行われ、合わせて6千人を超える市民ランナーたちが、上尾運動公園陸上競技場をスタートし、市内をめぐるコースを走りました。

 ハーフマラソンには招待選手として、元県職員で「公務員ランナー」として名を馳せたプロランナーの川内優輝選手が参加し、参加者とともに秋色に染まった街並みを駆け抜けました。

 レースの模様は、12月11日にテレ玉で放送します。

交通安全・環境フェア

 遊びや体験を通して子どもたちに交通安全や環境について考えてもらう催しがさいたま市内で開かれました。

 「交通安全・環境フェア」は、様々な職業の車に触れて交通安全や環境について考え、将来の職業の選択肢を増やしてもらおうと県トラック協会が開いているもので、多くの親子連れが訪れました。

 免震体験車のコーナーでは、27年前に起きたマグニチュード7.3の阪神淡路大震災を再現した揺れを体験した後、地震の揺れを逃がす免震ゴムがある場合、大きな揺れをほとんど感じなくなることを体感しました。

 このほか、この催しの人気コーナーパトカーの乗車体験や、環境を破壊する怪獣を射的で倒すブースなどが設けられ、子どもたちが、遊びを通じてさまざまな職業にふれていました。

コロナ感染まとめ

 県内で20日、新たに4073人の新型コロナウイルスの感染と4人の死亡が確認されました。

 19日時点での県内の感染状況です。

 【県内の状況】新型コロナの入院患者は前の日より31人多い965人で、宿泊施設で療養している患者は10人多い589人でした。

 【感染者数の推移】19日の新たな感染者は4741人で、先週の木曜日を662人上回りました。前の週の同じ曜日を上回るのは7日連続です。また、直近1週間の平均は4333人で、増加傾向が続いています。

 【重症者の推移】19日時点の重症患者は前の日より5人多い19人でした。

 【病床占有率の推移】県は、すぐに受け入れが可能な新型コロナ専用の病床を1094床、重症患者用の病床を61床確保しています。

 19日時点の病床使用率は73.4%、重症患者用の病床使用率は31.1%でした。

 【実効再生産数】1人の感染者が何人に感染を広げるかを示す「実効再生産数」は1.055で、25日連続で「1」を超えています。