4月8日(木)のニュース

埼玉県の「まん延防止等重点措置」9日の適用は見送り

政府は東京都に対する「まん延防止等重点措置」の適用を9日正式決定しますが、埼玉県については9日の適用決定は見送る方向となったことが分かりました

新型コロナ 県内で8日154人感染と3人死亡

新型コロナウイルスについて県内で8日、154人の感染と3人の死亡が確認されました。

川口市内の特別養護老人ホームでは、クラスターが発生したことも分かっています。

死亡した3人は70代から90代の男女で、県内の死者はあわせて714人となりました。

新たに感染が分かった154人のうち、30代の教職員の女性と10代の女性5人は、県外の同じ学校の関係者で県内の医療機関を受診し、陽性が判明したということです。

川口市によりますと、川口市西新井宿の特別養護老人ホーム「川口かがやきの里」で、おとといまでに職員の女性2人と60代から80代の入居者男女4人のあわせて6人の感染が判明し、市はクラスターと認定しています。

県内の小中学校で新学期始まる

県内すべての公立の小・中学校で8日、始業式が行われ、新学期がスタートしました。

このうち、さいたま市大宮区の大宮小学校では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため児童は体育館には集まらず、それぞれの教室でテレビを通じて始業式が行われました。

石井寛校長は「何をするにも『やろう』という強い気持ちが大切。

先生や地域の人、そして、学校の友達と関わりを持つことを大切にしてほしい」と言葉を贈りました。

このあと、4年4組では、担任の先生が教室に入り「きょうからみなさんは下級生から上級生になります。

上級生の自覚を持って新しいことにチャレンジしていく姿を楽しみにしています」と期待を寄せました。

そして、児童たちは新しいクラスメイトたちに向けて自己紹介などを書き、親交を深めていました。

初登校見守り隊 通学路に警察官ら配備

8日からの新学期スタートと、15日までの春の全国交通安全運動に合わせて、所沢市内の通学路では、地元警察などによる登校の見守り活動が行われました。

所沢市の所沢小学校周辺で行われた、新学期初登校の見守り活動は、地域のボランティアや教職員のほか、地元警察官も参加しました。

午前8時過ぎに通学班ごとに集団登校してきた児童たちに対し、警察官らが「おはよう」と声をかけると、児童たちは大きな声で、「おはようございます」と挨拶していました。

所沢警察署によりますと、管内では去年1年間に770件の人身事故が発生していて、前の年と比べると、250件減少しています。

しかし、所沢警察署交通課の担当者は、4月から6月は新入学生など、子どもたちの活動範囲が変わることもあって、小学生が交通事故に巻き込まれるケースが増える時期だとしたうえで、「ドライバーには歩行者優先ということを改めて確認してもらい、今後もスクールゾーンや横断歩道などを中心に交通指導にあたっていく」と話しています。

真新しいランドセルで さいたま市の小学校で入学式

県内の多くの公立小学校で8日、入学式も行われ、新1年生の児童たちが初めての学校生活をスタートさせました。

さいたま市立大宮東小学校では、4クラス131人の児童が8日入学しました。

入学式は3密を避けるため、新入学児童とその保護者1人に限り、体育館で行われました。

式では豊島登校長が「自分のことは自分でする、みんなと仲良くする、先生の話をしっかり聞く、この3つを心にとめて、毎日楽しい生活を送りましょう」と、新1年生に歓迎の言葉を送りました。

このあと、児童たちはそれぞれのクラスに分かれて、学級活動を行いました。

担任の先生から初めて名前を呼ばれた児童たちは、手を挙げて元気よく返事をしていました。

2025年度までにオンライン化目指す さいたま

さいたま市の清水市長は、8日の定例会見の中で行政の手続きのオンライン化など、今後のDX推進に関する方向性を発表しました。

さいたま市は行政手続きおよそ6000件のうち、法律などにより義務づけられている手続き以外の95パーセントを2025年度までにオンライン化すると発表しました。

このうち、制度面で制約の少ないおよそ200件の手続きについては、今年度末までにオンライン化するとしています。

さいたま市では去年11月に「DX推進本部」を設置し、行政のオンライン化を進めていて4月1日から3200件ほどの行政手続きで、押印を廃止しています。

清水市長は「高齢者などのオンラインに慣れていない人たちにも配慮しながら質を維持して、市民サービスのオンライン化を行っていきたい」と話しています。

大野知事「“選択肢の1つ”変わらず」

東京都の小池知事が政府に対し、まん延防止等重点措置を要請したのを受け、大野知事は、記者団の取材に応じました。

措置についてはきのうと同じく「選択肢の1つ」と述べた一方、都内の感染状況に警戒感を示しました。

大野知事「まん延防止等重点措置は引き続き、選択肢の1つとして検討するという段階には変わりないが、決して状況を楽観視しているわけではなく我々としては都の状況を懸念している」、また、大野知事は今週に入って西村経済再生担当大臣と数回にわたって連絡を取り、県内の状況を報告しながら対応を検討していることを明らかにしました。

県は近日中に専門家会議を開き、今後の方向性について意見を求めることにしています。

“わいせつ教員 教壇に戻すな”大野知事が要望

大野知事は8日、萩生田文部科学大臣とウェブ上で会談し、わいせつ行為をした教員を2度と教壇に立たせないために法改正するよう要望しました。

県内では昨年度、教員7人が児童や生徒へのわいせつ行為で懲戒免職処分となりました。

このほか、2人が過去のわいせつ行為による免職の処分歴を隠して採用され、県内の学校に勤務していたとして懲戒免職となっています。

現在、懲戒免職となっても、3年が経てば再取得が可能な免許状について、文科省は再取得できなくなるための法改正を検討していましたが、刑法との整合性などの課題から、今国会への法案提出を見送っています。

このため、県の要望書では、わいせつ行為をした教員が2度と教壇に立たないよう教育職員免許法の改正を行うことのほか、採用時に性犯罪歴がないこという証明書を示すなど必要な環境整備を求めています。

埼玉上尾メディックスがVcup優勝を報告

今年2月から1か月間に渡って行われたV1女子バレーボールのVカップで、初優勝を果たした上尾市を本拠地とする埼玉上尾メディックスが、8日、市長に結果を報告しました。

V1女子の埼玉上尾メディックスは、今年2月から開かれた「Vカップ」で、V1に所属する12チームを2グループに分けた6チームでの総当たり戦を全勝で勝ち上がり、その後の準決勝、決勝を制して見事優勝を果たしました。

アントニオマルコスレルバッキ監督は「チームにとってとても名誉なこと。

市やチームを運営する病院のサポートで優勝という成績を残すことができたが、一番は選手たちが毎日汗を流して努力した成果です」と選手たちを労いました。

また、キャプテンの山岸あかね選手は「リーグ戦で5位だった悔しさをこの大会で晴らそうと思っていたので良かった」と振り返り、「来シーズンはリーグ戦優勝を目指し、活躍しているところを見せたい」と意気込みを話しました。

報告を受けた上尾市の畠山稔市長は「堂々たる優勝で上尾の名を全国に轟かせたことは市の誇りです。

コロナ禍で自粛が求められるなか、市民に勇気と希望を与えたことを感謝します」と話し、記念品などを手渡しました。

女性に強制わいせつ未遂 羽生署の巡査部長を逮捕

警察の業務を通じて知った20代の女性にわいせつな行為をしようとしたとして、羽生警察署地域課の30代の男性巡査部長が強制わいせつ未遂の疑いで県警に逮捕されました。

逮捕されたのは、羽生警察署地域課の巡査部長 池田高秀容疑者(33)です。

県警の調べによりますと、池田容疑者は、今月4日駐在所での業務を通じて知った20代の女性を脅して、羽生市内の商業施設の駐車場に呼び出し、車内でわいせつな行為をしようとした疑いが持たれています。

被害女性が110番通報し、防犯カメラの映像の捜査などから池田容疑者が浮上しました。

事件当日、池田容疑者は非番でした。

池田容疑者は「金を要求した」などと話す一方で、「間違っています。今は言いません」と逮捕容疑を否認しているということです。

警察は、犯行の動機や経緯について調べを進めています。

県警監察官室の荻野長武首席監察官は「職員が逮捕されたことは大変遺憾。今後の捜査結果を踏まえて厳正に対処する」とのコメントを出しています。