3月9日(月)のニュース

所沢ドラム缶死体遺棄事件 被告に懲役12年の判決

 2011年、所沢市のアパートで妻を殺害し、ドラム缶の中に遺体を遺棄したとして、殺人などの罪に問われている51歳の男の裁判員裁判で、さいたま地裁は9日、懲役12年の判決を言い渡しました。

 起訴状などによりますと、保谷仁被告(51)は、2011年7月所沢市内の自宅アパートで、妻の美治さん(当時39)の頭をバールで殴って殺害し、遺体をドラム缶に入れて市内のトランクルームに放置したとして、殺人と死体遺棄などの罪に問われていました。

 9日の判決で、さいたま地裁の小池健治裁判長は「被告人は被害者の後頭部を重い金属製のバールで2回振り下ろした。悪質性が高く攻撃の意図は強固」と指摘しました。

 また、保谷被告が美治さんを殺害後、長期間にわたりドラム缶の中に遺体を遺棄したことについて、「被害者の死を悼まず臭いを処理した。妻への尊厳を踏みにじった」などとし、懲役15年、罰金30万円の求刑に対し、懲役12年の判決を言い渡しました。

川口市長選で買収か ビルメンテナンス会社代表逮捕

 先月投開票が行われた川口市長選挙で支援する候補者への投票の報酬として、自身が経営する会社の従業員に現金を渡したとして、ビルメンテンナス会社の社長の男が逮捕されました。

 公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、ビルメンテナンス会社「クリーン工房」の社長で東京都港区台場の川鍋大二容疑者(78)です。

 川鍋容疑者は、先月1日に投開票が行われた川口市長選挙で、支援する候補者を当選させる目的で、ことし1月28日、川口支店のパート従業員の40代から70代の男女17人に対し、投票の報酬として、現金合わせて3万4000円を渡した疑いが持たれています。

 県警への情報提供をもとに現金を受け取った従業員や会社関係者の話などから犯行を特定したということです。

 警察の調べに対し、川鍋容疑者は、「現金2000円を差し上げたが、会社の規定に定められたものだった」と、容疑を一部否認しているということです。

県議補選で初当選 西澤氏が辞職届提出

 8日投開票が行われた県議会議員南2区の補欠選挙で初当選した無所属の西澤理氏が、辞職届を提出したことが県議会事務局への取材で分かりました。

 県議会事務局によりますと、9日午後3時ごろ、西澤氏の代理人を通じて提出された議員辞職の届け出が受理されたということです。

 西澤氏は、当初、国民民主党の公認候補として出馬したものの、公認判断に関わる「特定の事実」を申告していなかったとして県連が、7日除籍処分と公認の取り消しを発表していました。

 西澤氏は、9日自身のXで、「今回の当選は、国民民主党からの公認取り消しが十分に伝わらない中で、党に対する期待を、自身に重ねてもらったものが多い。このまま議員として活動することは適切ではないと考え、即日、議員辞職することを決意した」と投稿していました。

 西澤氏の辞職は、9日、正式に議会で諮られる予定で、今後、選挙会による決定などを経て、今回の選挙で次点の古川圭吾氏が繰り上げ当選となる見通しです。

県議会八潮特別委 原因究明委の報告書など巡り議論

 八潮市で起きた道路陥没事故を受けて、事故の調査を行う県議会の特別委員会が開かれ、原因究明委員会が先月取りまとめた報告書の内容などについて議論が交わされました。

 委員会では、県下水道局の職員が今月から県と民間事業者などが協力して下水道管の点検方法の共同研究のスケジュールや先月の原因究明委員会の最終報告などについて説明しました。

 委員からは、陥没現場にある下水道管内部の腐食や損傷に関する調査について、「報告書にはほかの調査機器を用いて再調査を行うべきだったと記載があるが、再調査をしなかったのはなぜか」などと質問が相次ぎました。

 これに対し、県は、「再調査を徹底するという基準がなかった。今後はこうしたことがないように基準面の改善を行っていきたい」と答えました。

 また、ことし1月と先月に行われた公認心理師による個別相談会について、委員から参加人数が6人だったことへの評価を問われると、県の担当者はポスティングして周知したが思ったより参加者が少なかったと説明していました。

深谷市の中学校 地域消防団による「防災学習」

 東日本大震災から15年となるあさって11日を前に、深谷市の中学校で、生徒が地域の消防団から防災について学ぶ授業が開かれました。

 授業は、災害が起きたときに地域の人たちと協力して活動できるよう、必要な知識や技術を身につけることを目的に開かれました。

 9日は、深谷市立豊里中学校の3年生が消防団などの協力のもと、消火活動や土のう作りなど実際の災害を想定した訓練を行いました。

 水消火器の訓練では、消防団員から使い方を教わったあと、火の的に目がけて水を当てました。

 また、耐火服とヘルメットを身につけて消防用のホースによる放水にも挑戦しました。

 生徒たちは、訓練を通じて災害への備えの大切さを学んでいました。

中学生がデザイン 交通安全の路面ステッカー設置

 入間市の中学生がデザインした交通安全を呼びかけるステッカーが9日、通学路に掲示されました。

 入間市立西武中学校の通学路で行われたのは、生徒がデザインした交通安全路面ステッカーの貼り付けです。

 入間市では西武地区の中学校2校が去年4月に統合したことから、自転車通学に切り替えた生徒が増え、通学路の安全確保が課題となっていました。

 このため、通学する生徒自身が美術の時間を活用するなどし、デザインや標語を考え路面ステッカーを作成しました。

 生徒達は「スピード落とせ、左側通行」と書かれたステッカーを位置を合わせてハンマーで叩くなどし、自分たちの手で丁寧に貼っていきました。

 最後に杉島理一郎市長が、「みんなが安全に学校に通えるようにお互いに声を掛け合ってお互いに注意をしあってぜひ安全な登校をしてくれたらうれしいと思います」と生徒達に声をかけました。