10月24日(金)のニュース

滑川町 ラーメン店の店長襲われ現金奪われる

 23日夜、滑川町のラーメン店の敷地内で、男が店長の男性に、刃物を突きつけて脅し、現金およそ70万円を奪い逃走しました。

 警察は、強盗事件として、逃げた男の行方を追っています。

 警察によりますと、23日午後9時40分ごろ、滑川町羽尾の「熊本ラーメン育元滑川本店」の敷地内で、閉店作業を終え帰宅しようとした36歳の男性店長に、男が背後から暴行をし、刃物を突きつけて「金を出せ」と脅して、現金およそ70万円を奪い、逃走したということです。

 男性は顔などにけがをしましたが、意識もあり会話も出来て、軽傷だということです。

 男は、30代から40代くらいの身長170センチほどの小太りで、黒いパーカーに、黒いズボンをはき、黒のマスクをしていました。

 警察は、強盗事件として、逃げた男の行方などを捜査しています。

県内5885社が1年以内に倒産のおそれ

 1年以内に倒産するおそれが高いとされる県内企業は、5800社余りにのぼり、半年前と比べると100社以上増えたことが帝国データバンク大宮支店の調査で分かりました。

 調査は、県内企業6万3376社を対象に、今後1年以内に倒産するおそれを信用調査などをもとに10段階のグレードで分析しました。

 ことし6月の時点でグレードが8から10と倒産リスクが高いとされた企業は5885社で、半年前の去年12月時点と比べて121社増えました。

 帝国データバンク大宮支店は、「米国との相互関税15パーセントの影響、物価高、人手不足など当面は企業を取り巻く経営環境が好転する兆しは乏しい」と指摘しています。

 そのうえで、「経済的な窮境状態に至る前の早期段階で事業再生支援スキームや外部専門家を活用し、変化に対応することが重要」としています。