県教育委員会 男性職員ら2人を懲戒免職
県教育委員会は、男子生徒と温泉施設に行き太ももや尻などをマッサージしたほか、SNSを使ってわいせつな言葉を送った男性職員などあわせて2人を24日付けで懲戒免職処分としました。
県教育局によりますと、南部地区の県立高校に勤務する主任実習助手の52歳男性は、去年8月25日からことし3月23日にかけて、検定試験の指導をしていた男子生徒と温泉施設に行き、施設内の個室で太ももや尻などをマッサージしたということです。
教育局の調べに対し男性職員は、男子生徒の検定の合格祝いやリフレッシュのために温泉施設に行き、普通のマッサージを行ったということですが教育局は、教育活動外の私的な空間や閉鎖的な空間で生徒に接触したことなどを総合的に鑑み、懲戒免職処分としたということです。
また、県立飯能高校に勤務する依怙亮太教諭(34)は、ことし5月20日、JR東飯能駅構内の昇りエスカレーターで、2段前にいた女性のスカートの中を自身のスマートフォンで動画撮影したということです。
日吉亨教育長は「県全体で不祥事根絶に取り組んでいる中教職員の不祥事が相次ぎ、被害にあわれた方、県民の皆さまに深くお詫び申し上げます」とコメントしています。