よしの満開日和 -テレ玉アナウンサー 塩原 桜のブログ-

アナウンサーブログ

2020.10.19

10月5日から9日までの5日間、ニュース545、ニュース930plusでは、シリーズ「コロナ禍の大学」をお伝えしました。

シリーズ3回目の7日(水)は、コロナ禍での実習や研究について。

先月から一部の対面授業や実習を再開したばかりの深谷市にある埼玉工業大学を取材しました。

 

大学院生を含め約2200人の学生が通う深谷市の埼玉工業大学では、5月から前期が始まったものの授業は全てオンライン。学生たちは登校しないまま半年を過ごしました。

しかし、工学部の専門科目などは実習や実技など、実際に機械に触らないと学べない内容も多く、1カ月間の集中講義で対面授業を実施。

接触時間を極力減らすために、機械の操作についての説明や座学は動画を使って事前に受講してから実習に臨みます。

 

金属の削り出しなど、大きな機械を使うことが多い工場実習。

命にかかわることもあるため、安全性の確保も重要です。

 

コロナ対策と実習の安全性の確保。難しい状況に、学校側も頭を悩ませながら実習を実施しました。

 

取材に行った日も、学生たちからは「学校に来られてよかった」「実習を楽しみにしていたので、再会できてよかった」と、安堵の声が聞かれました。

 

また、新型コロナ対策で、実習班の人数を従来の半分ほどにしたところ、学生からは教授や担当講師に対する学生の数が少なくなり、より詳しく教えてもらえることがコロナ禍の実習の利点という意見も上がりました。

 

 

この期間登校できていなかった研究室の学生たちも苦悩の日々を送っていました。

 

取材した情報システム学科の山﨑研究室では、ITやAIの技術を医学・医療に応用する研究を中心に行っていました。

 

研究に使うのは民間の医療機関や大学病院から提供された多くの医用画像。

そのため、「画像の持ち出しができない」「家庭用パソコンでは画像解析ができない」家で研究を進めにくい事情がありました。

学会は中止、研究に必要な機器が学校にしかない、合同研究が進まない……
様々な悩みを抱えながらも、できることをこつこつと続けていた学生たち。

以前よりも日数は限られてはいるものの、研究室に来ることができるようになり、少しずつ気持ちが上向いてきたそうです。

 

 

多くの学生や先生方の話を聞き、手探りの中でも前向きに様々な取り組みを行っていることがわかりました。

シリーズ「コロナ禍の大学」ではこの他にも芸術分野の大学や、一人暮らしの学生たち、また、コロナ禍の4月に就任したばかりの城西大学の学長をお招きしてのインタビューなど、5日間にわたり大学生活の今を取材しました。

 

見逃してしまった方は、下記URLからアーカイブを見ることができますので、ぜひご覧ください。
 

 

 

https://www.teletama.jp/news_info/202010sp/index.html