
「ふるさとの音」は何?……おそらく、埼玉県秩父地方の人たちは即座に「夜祭の太鼓かな」と答えるだろう。
秩父夜祭。日本三大曳山祭のひとつで、2日間で30万人以上の人出がある。クライマックスは最終日のだんご坂だ。
急坂。およそ20tの6台の山車を引き上げるために、渾身の力を振り絞った大太鼓の音が鳴り響く。
その音は古くから、「秩父人」の胸に深く刻み込まれてきた。打ち手たちにとっては、そこで打つことは最高の名誉だ。
番組では、秩父夜祭の「太鼓」にスポットを当て、新旧2人の打ち手に一年を通じて密着。
だんご坂の舞台に向けた精進、想い、そして「その時」の表情を感動的に描く。