

埼玉県無形民族文化財に指定されている小鹿野町の「飯田八幡例大祭 鉄砲まつり」
その歴史は江戸から続くとされているが、過去の祭りについて記録した書物などは残されておらず、起源は不明とされている。
小鹿野町の中心部から西へ5キロ離れた“上飯田地区”で毎年12月に行われるこの祭りでは、銃砲が鳴り響くなか神馬が社殿への石段を駆け上がる「お立ち神事」、町に八幡様を伝えた播磨一族による神輿渡御「川瀬神事」などの神事が行われる。
また、「つけまつり」として小鹿野町の代表的な伝統文化である歌舞伎の上演も行われる。
県外から多くの参観者を集める祭りだが、
近年、高齢化問題や過疎問題などで祭りに携わる人の数が減少、
祭りを執り行う人の負担も小さくない。
それでも祭りを続ける人たちの想いとは…。

